「憧れの職業に就いて」 妙義保育園 佐藤 麻由 学生時代に保育園での実習を行い、保育士の仕事を体験しました。いつも笑 顔で子供と向き合い保育する先生方の姿を見て、私は改めて保育士になりたい と思うようになりました。 私は、今、二人の先生方と一緒に2歳児の担任をしています。実際に保育士 として働き始めると、子供の命を預かっているという責任を強く実感するよう になりました。また、最初は、子供との関わり方に戸惑うこともたくさんあり、 今でも子供との信頼関係の築き方や関わり方に悩み、日々、反省の毎日です。 2歳児クラスで生活して半年以上が過ぎました。少しずつ子供との関係を築け るように努力しながらも、子供の気持ちに寄り添うことが難しく、私の課題と なっています。 そんな勉強の毎日ですが、4月の子供たちの姿と比べ、子供一人ひとりが伸 び伸びとしてきて、自分の思いを保育士や友達に伝えられるように成長してき ており、子供たちの成長をそばで支えられることに喜びと仕事のやりがいを感 じています。 保育士として働いて思ったのは、思い通りにいかないことが自分の財産にな っていくのだということです。子供との関わり方は、試行錯誤の繰り返しです。 今日うまくいった関わりが、明日通用しないこともあり、言葉の掛け方一つを とっても、子供の姿や発達によって様々です。私は、特に柔軟な考え方が苦手 で、子供との関わりも偏ってしまいがちです。クラスの先生方の関わり方を見 て、まねをしたりアドバイスを受けたりすることで、子供の気持ちに気付くこ とができ、また、別の方向からの関わり方を知ることで自分の保育の引き出し を増やしています。まだまだ慣れないことはたくさんありますが、悩んだり反 省したりを繰り返しながら、子供の気持ちに寄り添える保育士になっていきた いです。
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