「私のやりがい」 家庭支援課家庭支援係 髙山 ゆり 私が配属された家庭支援課は、子育てに不安を抱える保護者の相談や養育に 関する相談を受ける仕事をしています。現代は、家族の形も様々であり、家族 の背景や子供の育ちの過程も多様化しており、すぐに解決できる相談ばかりで はありません。相談業務は、すぐに成果が見えるものではありませんが、相談 された方の笑顔を見ると励みになります。 相談業務は、内容によって必要な支援や関係する支援者を紹介したり、教育 や福祉の支援者も交えての話し合いをしたりなど連携しながら進めていくこと が多くあります。私たちは、市民の皆様の話に耳を傾けてニーズを把握し、つ なぎ役や調整役をすることも大切な役割だと感じています。市民の方と二度目 に話ができたときや、支援者と良好な関係ができ、また、別の相談が気軽にで きるよう顔と顔がつながったときに、やりがいを感じます。 そのためには、自分の課・担当のみでなく、他の部署の業務や市が提供でき るサービスや動向を知っておくことが必要であり、今後身に付けたいと思いま す。分からないときには、分からないと答えるだけでなく、確認して市民の方 に伝えるなどの配慮のある行動を取れる職員を目指したいと思います。 最後に、私が今、前向きに仕事に向かえるのは、職場のチームワークの良さ ではないかと思います。家庭支援課は、行政職のほか、保健師や社会福祉士、 教育相談員や家庭児童相談員と様々な職種の職員がいます。職員間で情報を共 有したり、上司に相談したりしやすい環境にあり、複数で業務にあたる機会も あります。 一人で抱えていると行き詰まりそうなことも、相談することができ、同じ目 標に向かって取り組む先輩上司や仲間がいることがやりがいにつながっている と思います。
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