私は、本科を卒業後すぐに今の会社に就職しました。この会社では、デンチャー部 門(入れ歯を製作する)とクラウン部門(被せ物を製作する)の二つの部門に分かれ ており、私は当初の希望通り、デンチャー部門に配属されました。 現在、私は、入れ歯を製作する過程の最初のステップとなる咬みあわせを記録する 装置の製作を担当しています。比較的簡単に製作できますが、入れ歯の製作では重要 な役割を果たす装置です。 私の勤務している歯科技工所は、規模も大きく、たくさんの歯科医院から仕事の依 頼がありますが、一つとして同じ症例はありません。それぞれの患者さんによって、 様々な治療方法があり、仕事の奥深さ、患者さんの健康的な生活に関わることへの喜 びと達成感を日々感じています。 これからも歯科技工士を続けていきたいと思っています。 本高有城さん 平成 26 年 3 月 本科卒業 株式会社 浅井歯科技研 勤務 私の目標は有床義歯の製作を専門とする歯科技工士になることでした。当初は完成 まで一人で有床義歯の製作をしたいと思っていましたが、製作工程を一つ一つしっか りマスターできる分業制のこの会社に入社を決めました。 入社してからは、新しく覚えなければならないことばかりで、失敗することも多く、 上司に厳しく注意されることもあり、辛い時もありました。しかし、このままでは、 一人前の歯科技工士にはなれないと思うようになり、なぜ、注意されたのか、どう改 善すべきかを考えるようになりました。 一人前の歯科技工士として認められ、自らの目標を達成するため、今までの甘い考 えは捨てて頑張っています。 山田慈英さん 平成 27 年 3 月 本科卒業 グランド・ラボ株式会社 勤務 私は、専門学校卒業後もともとやりたかった矯正歯科専門の歯科技工所に就職しま した。矯正歯科についてはほとんど何も分からなかった私がやっていけるのかとても 不安でした。 まだまだミスばかりですが、先輩に丁寧に教えていただけるおかげで少しずつ分か るようになってきました。歯科医院ではないので直接患者様の顔を見ることはできま せんが自分が製作した矯正装置が納品棚に並んでいるのを見るととても嬉しくなり、 やりがいを感じます。 今の目標は、先輩の力をかりなくても一人で矯正装置の製作ができるようになるこ とです。目標を達成するために、これからもこの会社で頑張っていきたいです。 小川奈那さん 平成 27 年 3 月 本科卒業 株式会社アバンテック 勤務 私は歯科技工専門学校専修科課程を修了後、愛知学院大学歯学部附属病院の歯科技 工部に就職しました。多種多様な症例に専修科で学んだ知識と技術を活かして取り組 んでいます。患者様の笑顔の為、私も日々研鑽をつみ最良の結果が得られるように努 力していきたいです。 現在、高齢化社会に伴って歯科界における補綴装置の需要が高まっています。それ に対して、供給する側の歯科技工士の不足が危惧されています。また、CAD/CAM を 利用した新しい加工技術など日々進化しています。まだまだ未熟な新人歯科技工士の 私ですが、若手技工士として歯科技工界を支える一員となれるよう日々知識を深め、 技術を磨いています。 鈴村諒太さん 平成 27 年 3 月 専修科卒業 愛知学院大学歯学部附属病院 勤務 私は専修科を卒業後、愛知学院大学歯学部附属病院の歯科技工部に就職し、事務員 兼歯科技工士として働いています。 学生時代にお世話になった先生方と同じ職場でお仕事をさせて頂けるのは、とても 光栄なことであると同時に緊張感もあり、充実した毎日です。 附属病院には、毎日たくさんの患者様が来院されます。さらに勉強に励み、歯科技 工部の一員として患者様一人一人に質の良い技工装置を提供できるよう日々努力して いきたいです。 林 志穂さん 平成 27 年 3 月 専修科卒業 愛知学院大学歯学部附属病院 勤務
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