平成２８年１月一般社団法人日本船舶品質管理協会窒素酸化物（NOx）３次規制の導入等に関するセミナー開催のご案内近年、人体への悪影響や酸性雨等を引き起こす原因となる窒素酸化物（NOx）等の大気汚染物質の排出が世界的な問題となっております。このような状況の下で、IMO（国際海事機関）では海洋汚染防止条約（MARPOL 条約）附属書Ⅵ「船舶による大気汚染防止のための規則」の中で、船舶から排出される NOx について段階的に規制を行ってきました。２００５年（平成１７年）からの１次規制に続き、２０１１年（平成２３年）１月からは２次規制が実施されていますが、さらに２０１６年（平成２８年）１月からは北米大陸周辺等、一部の地域で３次規制が実施されることになりました。３次規制は NOx 値を最初の１次規制値からさらに 80％削減するものであり、これまでに行われてきた機関自体の僅かな改良だけでは対応できないため、わが国では NOx 削減のための技術開発に官民挙げて取り組んできました。その結果、３次規制は達成可能であることが実証され、わが国では昨年９月に海洋汚染防止法の関係法令等を改正・施行し、３次規制に対応しています。そこで当会では、日本財団の助成事業の一環として、当会の会員をはじめ、海運、造船、舶用工業及びすべての海事関係者を対象として下記のとおりセミナーを開催し、わが国における NOx ３次規制の導入と、内燃機関メーカーによる対応の状況についてご紹介することとしました。また併せて、船舶設備規程等、船舶検査関係法令の改正の今後の動き等についても国土交通省から解説していただきます。出席をご希望される方は別紙「参加申込書」にご記入のうえ、事務局あてファックス又はメールでお申し込み下さい。（参加定員は各会場とも１００名です。お申込みが定員を超える場合は、１社当たりの人数を調整させていただくことがありますので御了承ください。）記１．日時及び場所：（１）第１回目(広島会場) 日時：平成２８年２月２日(火) １３：３０～１６：００（開場１３：００）場所：ホテルグランヴィア広島（ＪＲ広島駅新幹線口徒歩１分）（２）第２回目(東京会場) 日時：平成２８年２月８日(月) １３：３０～１６：００（開場１３：００）場所：東海大学校友会館（東京都千代田区霞が関 3-2-5 霞が関ビル 35 階）２．プログラム：別紙をご参照ください。３．参加費：無料４．事務局：一般社団法人日本船舶品質管理協会（担当：上席技師長村(おさむら)）〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町 1 丁目 9 番地第７東ビル９階 TEL：０３－３２５３－６２０１ FAX：０３－３２５３－６２０４ E-mail： [email protected]