2016.2.5FRI in 山口県セミナーパーク 教育改革実践家 藤原和博 氏 正解のない時代の学び方 ―[よのなか]と向き合う力を育むアクティブ・ラーニング― ごあいさつ 平成27年度やまぐち教育フォーラムを開催いたします。 当センターや県内学校・教員が取り組んだ研究や実践に関する様々な発表のほか、コミュニティ・スクール、困難 を抱える子ども・家庭への支援、ICT活用、学力向上に関する四つのテーマについての分科会を行います。 また、教育改革実践家の藤原和博氏を招いての講演を行います。21世紀を生き抜くために必要とされるアクティ ブ・ラーニングの取組について、学校現場での豊富な御経験を基にした実践的なお話をいただきます。 このフォーラムが、本県教育の一層の充実に資するとともに、皆様の日々の教育実践のお役に立てば幸いです。 お忙しい時期とは存じますが、皆様の御参加を心からお待ちしております。 やまぐち総合教育支援センター 所長 三 吉 英 太 9:00 9:15 9:25 受付 開会行事 【 】…主な対象校種 9:35 数学的な思考力・表現力を高める中学校数学科の指導に関する研究 -既習事項を整理しながら思考を可視化し、協働的に学ぶ学習活動を通して- 【中】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 音声言語による表現力を育成する小学校国語科の指導に関する研究 -タブレット型情報端末の即時性・共有性及び保存性を生かした自己評価活 動を通して- 下関市立向洋中学校 教諭 活田 宏之 下関市立垢田小学校 教諭 吉谷 亮 【小】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 中学生におけるレジリエンスを高める指導に関する研究 -自分と向き合う体験重視型プログラムの実践を通して- 【中】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 発表Ⅰ コミュニケーションへの積極的な態度を育成する外国語活動の指導に関する研究 -自己を振り返るコミュニケーションスキルアップリストの活用を通して- 【小】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 商業科の科目「商品開発」における問題解決力を高める指導に関する研究 -企業と連携・協働して作成した教材によるケーススタディを通して- 【高】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 特別支援学校高等部生徒の働く意欲を培う職業教育の充実に関する研究 -地域と連携した作業学習と販売実習を通して- 【特】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 美祢市立川東小学校 教諭 関本 幸司 山口県立西京高等学校 教諭 出水 一弘 山口県立防府総合支援学校 教諭 竹重 照美 教材教具、ICT機器、デジタル教科書等見学 10:05 10:20 通級による指導を受けている児童の自己調整力を高める研究 -自己の目標を設定し、行動を振り返る小集団活動を通して- 【小特】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 数学的な思考力・表現力を育成する小学校算数科の指導に関する研究 -多様な表現様式を関連付けながら、考えを伝え合う活動を通して- 【小】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 体験型教育旅行in鹿野 -民泊や農業体験等を通して、生徒の豊かな人間性や社会性を育む取組- 発表Ⅱ 光市立光井小学校 教諭 松本 妙子 宇部市立黒石小学校 教諭 田中 哉佳 【中】 中学生ふるさと民泊学習推進事業 長門市立菱海中学校 校長 中原 純二 教諭 石村 二郎 思いやりの心をもち、人との関わりを大切にする児童を育てる道徳教育の研究 -「私たちの道徳」の活用モデルづくりとその実践を通して- 防府市立大道小学校 教諭 福江 由美 【小】 やまぐち総合教育支援センター長期研修 環境改善技術研究 -持続可能な社会の構築に貢献できる資質・能力の育成に向けて- 【高】 国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業(ESD) キャリア教育の視点に立った知的障害のある生徒への支援 -キャリアプランニング能力の向上を目指した授業実践を通して- 【小中特】 特別支援教育長期研修教員派遣(山口大学) 10:50 山口市立阿東東中学校 教諭 吉村 雅子 教材教具、ICT機器、デジタル教科書等見学 山口県立宇部工業高等学校 教頭 松本 理 山口県立岩国総合支援学校 教諭 岩本 かおり 11:05 山口市立白石中学校 博物館の教育資源を学校や地域へ 教頭 白石 和美 -博物館学校地域連携教育支援事業の実践より- 下関市立向洋中学校 【幼小中高特】 博物館長期研修 教諭 落合 一郎 教員一人ひとりの授業力を高める校内研修の在り方に関する研究 発表Ⅲ -研修主任によるマネジメントを中心として- 【小中高特】 平成25・26・27年度やまぐち総合教育支援センター共同研究(本発表) 通常の学級における子どもの特性に配慮した学級づくり・授業づくりに関する研究 -合理的配慮の視点を踏まえて- 【小中高特】 平成27年度やまぐち総合教育支援センター単独研究(本発表) 下関市立桜山小学校 教諭 藤本 眞也 周南市立秋月小学校 教諭 松田 高広 教育支援部 光市立三井小学校 山陽小野田市立埴生小学校 山陽小野田市立埴生中学校 長門市立三隅中学校 ふれあい教育センター 子どもと親のサポートセンター 教材教具、ICT機器、デジタル教科書等見学 11:45 昼食 12:45 第1分科会 「コミスクで学校はどう変わる?コミスクで何ができ コミスクでできるあんなこと、こんなこと る?」そんな疑問はありませんか?困ったときこそ、 -どう生かす?地域・家庭・学校のチカラ!- 学校を救ってくれるのは地域や家庭の「チカラ」なの ○講義「今、コミスクは?」(15分) ○協議「コミスクでできるあんなこと、こんなこと」(40分) ○講義「どう生かす?地域・家庭・学校のチカラ!」(35分) ≪講師≫ 山口大学教育学部 教授 池田廣司 では・・・。地域・家庭・学校、それぞれの「チカラ」 を生かし、みんなが元気になるためにできること、一 緒に考えてみませんか。 第2分科会 困難を抱える子ども・家庭への支援 -システム理論による事例の捉え方- 児童生徒の抱える課題は、個人の問題だけでなく、 家庭環境や生育環境等が複雑に絡み合っている ケースが少なくありません。スクールソーシャルワー カー(SSW)と一緒に困難事例への対応を演習し、 児童生徒や家庭への支援、関係機関との連携の 在り方について考えてみませんか。 ○講義(30分) ○「ブレインストーミング」を用いた演習(60分) ≪講師≫ SSW 岩金俊充 SSW 友景未来 第3分科会 「教育☓ICT☓子ども」で拓く未来の教室 分科会 -新たな授業デザインを体験する- ○ネットインタビュー ○3ブースに分かれての体験授業 A:授業がかわるICT活用 B:アクティブラーニングにおけるICT活用 C:遠隔地教育・複式授業でいかすICT活用 県下でいち早くタブレット端末を導入した学校に、導 入時の苦労や成果をインターネットビデオ通話を利 用してインタビューします。また、各校種で「今、求 められる授業」について模擬体験をします。新たな 時代の教育について共に考えてみませんか。 第4分科会 学力向上に向けた効果的なアプローチ -課題解決型サテライト研修実践校の多様 な取組- 授業研究を核にした校内研修の充実、教員の協 働性を高め授業改善をめざす組織的な取組、一 人ひとりの学びを促す学習環境づくりと授業づくり、 プロジェクトグループを中心とした指導体制づくり ○説明「課題解決型サテライト研修の概要と成果」(15分) 等、課題解決型サテライト研修実践校の取組を ○4ブースに分かれての事例発表(30分×2回) 基に、学校の実情に合った学力向上に向けたア A:山口市立大歳小学校 B:下関市立清末小学校 プローチについて一緒に考えてみませんか。 C:田布施町立田布施中学校 D:長門市立深川中学校 教材教具、ICT機器、デジタル教科書等見学 14:15 14:30 講演 16:30 16:40 閉会行事 正解のない時代の学び方 ―[よのなか]と向き合う力を育むアクティブ・ラーニング― 講師 : 教育改革実践家 藤原和博 氏 【講演】 正解のない時代の学び方 ―[よのなか]と向き合う力を育む (C)IHA アクティブ・ラーニング― 教育改革実践家 藤原和博 氏 コミュニティ・スクール設置率100%をめざす山口県。 世の中とつながった学校で、子どもたちはいったい何を学ぶのか。どう学ぶのか。 正解のない問いと向き合う子どもたちのために、今、私たち教師がすべきことは? 一流ビジネスマンから民間人校長を経て、最先端の学校と価値の高い授業を 提案・実践し続けている、藤原和博さんとともに考えます。 プロフィール 1955年東京生まれ。78年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルートに入社。93年からヨーロッパ駐在。96年同社フェロー となる。03年から5年間、都内では義務教育初の民間人校長として杉並区立和田中学校校長を務める。キャリア教育の本質を問 う[よのなか]科が『ベネッセ賞』、新しい地域活性化手段として「和田中地域本部」が『博報賞』、給食や農業体験を核とした和田 中の「食育」と「読書活動」が『文部科学大臣賞』をダブル受賞し一挙四冠に。「私立を超えた公立校」を標榜して「45分週32 コマ授業」を実践。進学塾と連携した夜間塾「夜スペ」が話題に。08年から大阪府特別顧問。14年から武雄市特別顧問となり、 反転授業を取り入れた官民一体型学校をプロデュース。教育改革の先頭でアクティブ・ラーニングの実践に取り組んでいる。 主な著書等 『たった一度の人生を変える勉強をしよう』朝日新聞出版 『藤原和博の「創造的」学校マネジメント講座 「マネジメント」で学校と地域を動かし活かす』教育開発研究所 『今、話したい「学校」のこと 15歳からの複眼思考』ポプラ社 『坂の上の坂 55歳までにやっておきたい55のこと』ポプラ社 『つなげる力』文藝春秋 『新しい道徳』筑摩書房 『ビミョーな未来をどう生きるか』筑摩書房 ほか多数 参加申込方法 学校・園・教育機関 ○市町立幼稚園・小学校・ 中学校・高等学校 ○県立中学校・中等教育学校・ 高等学校・特別支援学校 ○私立幼稚園・中学校・高等学校 ○国立大学法人附属学校 ○県教育庁・市町教育委員会 ○その他の教育機関 各学校・園・教育機関ごとに参加者を取りまとめてお申込みください。 参加申込先 関係市町教育委員会 やまぐち教育フォーラム受付係 FAX 083-987-0209 (FAX送信票は不要です) やまぐち教育フォーラム受付係 ①FAXによるお申込み FAX 083-987-0209 (FAX送信票は不要です) ②ウェブによるお申込み URL http://www.ysn21.jp/ 申込締切日 各市町教育委員会の設定日 延長しています。 平成28年1月21日(木) 延長しています。 【お問い合わせ先】 やまぐち総合教育支援センター教育支援部 TEL 083-987-1190
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