ハオチー好吃(美味しい)♪大連高級官僚の避暑地と庶民の市場私が行ってみたかった星海広場は思ったより距離があり、夕方の渋滞にはまると往復だけで時間がかかる、ということで予定を変更。市街地を離れ、きれいに整備された道路を走っていくと、大きな門があり警官らしき人が出入りをチェックしている。Ｃさんが何か言うと通してくれた。ここは政府高官が秘密裏に会談する時などに良く利用する場所らしい。中にはゴルフコースもあり、相手の社会的ランクに応じて使う立派な建物がいくつかあるという。「今日は誰も来てないでしょうけどね・・」とＣさんが言いながらドライブしていると、大きな建物の前に高級車がズラッと並んでいた。どうやら、誰かが使っているみたいだった。政府高官には関心がないので、そのまま海岸へ向かう。大きな石碑に『棒錘島』という文字がある。毛沢東さんが書いたものだ☆ 棒錘とは洗濯に使う棒のことらしいが、韓国と同じように中国も洗濯物を叩いていたんだろうか？私がいた場所から見ても棒のようには見えなかったので、見るポイントがあるんだろうと思う。毛沢東さんの字中国の偉い人はみんな習字をしたんだろうか？中国内陸部に生まれ育った人は一生海を見ずに死ぬことも多いそうだ。そんな中国人たちにとって、ここが夏の避暑地として大人気なのが分かる！棒錘島左側の小さい島だが、ここから見ても洗濯棒には見えない。肉眼で見たより写真の方が明るくはっきり写っているが、目の前に大きく広がる水平線と小さな島の風景は、見る人を引き付ける魅力があると思う♥ そういえば、大連へ来て初めて間近に海を見た！その後、Ｃさんが 2 つのプランを提示してくれた。 1. このまま海岸線のドライブを続ける。ただし、風景は同じような感じで続くらしい。 2, 大連駅へ戻り、地下街散策をする。暗い海岸線ドライブも地下街もあまり魅力を感じない。私の結論は両方却下！（性格悪い？）それより、高いところから大連市内を見ることができるところへ行きたい！と要求。テレビ塔へ向かうことにし、夕食をどこで食べるかをＣさんが考えながらドライブする。初めての街だから自分がどこにいるか気になって仕方がない・・しばらくして、急にＣさんが「庶民の市場に関心がありますか？」と訊くので、「もちろん！」と答え、連れて行ってもらった。狭い路地の両側に小さな店が連なる市場だ。入口で車を停め「ゆっくり見学しながら歩いてきてください。私は向こうで待っています。」と言う。急いで車から降りようとすると、「人にカメラを向けないでくださいね。」と念押しされた。日本の観光地で見かける中国人は、周りの迷惑など一切考えずにベストポイントを独り占めして何分もポーズを決めて写真を撮るのに、自分たちが撮られることには神経質なの？ホントに不思議だ！肉屋さん干し柿のように吊るしてあるのが肉かな？店に近づき過ぎると、呼び込みにあうから写真を撮れない。客が店員と話している隙を狙って、商品をサッと写す♪ シャッター音を OFF にしているし、フラッシュを使わないので意外と意識されずに済む。豚足、蒸しパン、海老やカニ、貝類などの海産物、果物などが売られている。果物屋さん水菓は果物の意味だけど、手前の方に並んでいるビニール詰めのものは何だろう？干した果物？不思議なものを売っている店があった！見た目はパンのような感じだが、紐のようにも見える・・袋に詰めて量り売りしていた。アレは何だろう？どんな味なのか気になる！不思議な食べ物コレは英国のヨークシャープディングと同じような存在だと思う。それ自体には、ほとんど味がなく他の料理のソースを付けて食べるんじゃないかな・・大連は海に面した街なので海産物が豊富だ☆ 中でも海老の種類が多く、良く分からない種類の海老も多かった。むき海老が多かったのも特徴的だ！海産物屋さん意外と魚は少ない。この店は海老が多かった！中国の重さの単位は斤で、値札には斤当たりいくらかが書いてある。 1 斤は 500ｇだ。私には 500g がどれくらいなのかが、よく分からない・・若い女性が海産物の店で袋を受け取っていた。今夜のメニューは何だろう？中国では女性も男性と同じようにフルタイムで働くから大変だ！海上空子海産物屋さんこの店は貝類が多い！どう調理して食べるのかな？