-1- 水耕栽培 1.培養液の処方例 処方例 成 分 濃 度 (me/ ) ç 窒素 リン

水耕栽培
1.培養液の処方例
処方例
成
窒素
園芸試験場標準
分
濃
リン酸
度
( m e /• )
カリウム
カルシウム
マグネシウム
対象作物
16
4
8
8
4
各
7
2
4
3
2
トマト
〃
13
3
6
7
4
キュウリ
〃
8
2
4
4
2
ミツバ
神奈川園試処方
10
4
6
10
4
トマト
大塚化学A処方
18.5
5.1
7.6
8.2
3.7
一
般
大塚化学B処方
16.4
3.9
8.0
7.8
4.0
一
般
山崎処方
種
2.培養液に使用される肥料
窒素肥料
硝酸カリウム,硝酸カルシウム,硝酸アンモニウム,第一リン酸アンモニウム
リン酸肥料
第一リン酸アンモニウム,第一リン酸カリウム
カリ肥料
硝酸カリ,リン酸カリウム
石灰肥料
硝酸カルシウム,塩化カルシウム
苦土肥料
硫酸マグネシウム
水耕専用肥料
大塚ハウス肥料1−8号
ミネラップAB号液
3.大塚ハウス肥料の成分組成
大塚ハウス1号:窒素全量10.0%,リン酸8.0%,カリ24.0%,苦土5.0%,マンガン0.1%,
ホウ素0.1%,鉄0.18%
大塚ハウス2号:硝酸カルシウム;窒素11.0%,石灰23.0%
大塚ハウス3号:硝酸カリウム ;窒素13.0%,カリ46.0%
大塚ハウス5号:窒素6.0%,カリ9.0%,マンガン2.0%,ホウ素2.0%,鉄5.7%,銅0.04%
亜鉛0.08%,モリブデン0.04%
大塚ハウス6号:硫酸マグネシウム;苦土16.0%
大塚ハウス7号:第一リン酸アンモニウム;窒素11.0%,リン酸60.0%
大塚ハウス8号:窒素10.0%,リン酸9.0%,カリ40.0%
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培養液の処方と標準培養液の成分組成
1 . 培 養 液 の 処 方 ( 標 準 濃 度 培 養 液 1 , 0 0 0• に 対 す る 使 用 量 )
肥料名
A処方
B処方
大塚ハウス1号
1,500g
−
2号
1,000g
950g
3号
−
810g
5号
−
50g
6号
−
500g
7号
−
155g
8号
−
−
C処方
1,500g
800g
200g
2 . 標 準 培 養 液 の 濃 度 ( m e /• )
成分
A処方
B処方
C処方
窒素
18.6
16.4
18.4
リン酸
5.1
3.9
5.8
カリ
7.6
8.0
9.3
カルシウム
8.2
7.8
6.6
マグネシウム
3.7
4.0
3.7
培養液の調製方法
1 . A 処 方 : 1 号 1 . 5 K g を バ ケ ツ に 入 れ 水 を 加 え て 溶 解 し , あ ら か じ め 1 , 0 0 0• の 培 養 液
タンクに1/2∼2/3の水をいれた中に加えよく撹拌する.次ぎにバケツを2∼3回水洗
し,2号1.0Kgをバケツに入れ水を加えて溶解し,培養液タンクに添加後,水を加え
1,000 • と し て さ ら に よ く 混 合 す る .
2.B処方:2号950g,3号810g,5号50g,6号500g,7号を155g別々にバケツでよ
く 溶 か し て , あ ら か じ め 1 0 0 0• タ ン ク に 水 を 1 / 2 ∼ 2 / 3 い れ た 中 に 添 加 す る . 撹 拌 は 添
加 ご と に よ く 行 い 最 後 に 水 を 加 え て 1 0 0 0• と し 十 分 に 混 合 す る .
他の方法として,2号のみ別のバケツとして3号,5号,6号,7号を同一バケツに
溶解して添加する方式,もしくは2号,3号を同一バケツ5号,6号,7号を同一バ
ケツに溶解して,添加することもできる.
3.濃厚原液調製方法
N F T 水 耕 , ロ ッ ク ウ ー ル 耕 等 々 に 使 用 さ れ て い る 方 法 で , 2 0 0 ∼ 3 0 0• の タ ン ク 2
基を使用し,原液を調製して数日または長期間使用する方法.
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