朝霞市農業委員会の委員の応募状況 応募する者 経歴 氏 名 年齢 性別 職 業 職名・役職等 福島 聡司 41 男 平成25年司法書士試験 に合格し、平成26年8月 から埼玉県川越市で個人 事業所開業。 農家の相続案件を扱う中 で、農地問題に取り組む 必要性を感じ、平成27年 6月に立ち上げられた関 司法書士 東甲信越の司法書士有 志による農業法務勉強会 メンバーとして活躍中。 平成27年12月農業に関 わるべく行政書士登録 平成28年1月AFP登録 宅地建物取引主任者・FP 技能士2級資格を保有。 農業経営の状況 認定農業者 等としての認 営農類型 耕作面積 定の有無 無 無 応募の理由 現在、埼玉県川越市で開業司法書士として農家による農地の相続や、相続対策としてのアパート経営のローン契約に関わっており ます。そのなかで、農業の本質とは離れた多くの農家の方が抱える矛盾と現実に接してきました。後継者はいないが、父祖伝来の 土地を引き継いでゆかねばならない。しかし、手間のかからない稲作は金にならない。そんな固定資産税のぶんだけ重荷な耕作放 棄地。或いは、逆に一定の資産価値が見込まれるため、相続税の節税対策の目論見で、ハウスメーカーにのせられ、早晩成り立た なくなるであろう雨後の筍のように最近乱立てしている郊外型アパート経営に手を染める農家でした。 このような状況になにかできることはないだろうか?と昨夏、関東甲信越の司法書士有志による農業法務勉強会の立上げに参加 し、各地の行政の取組や法律関係職としてどう関わってゆくべきかの勉強をはじめました。その中で見えてきたのは、北関東甲信越 に比べ、埼玉県西南部の行政の農業に対する温度が、国が進める大規模農業化や6次産業化のそれとは大きく乖離している現状 でした。実際にある自治体からは「国は夢のようなことをいってるけれども・・・」と笑われたこともあります。それで良いのでしょうか? 該当しない 今回の法改正によって、それまでの農業委員資格から居住者要件が撤廃されました。私は、これをある種の社会的コンセンサスの 現れ、と考えます。これまでの、地元に根付いたプロによる経験の伝承だけではなく、様々な視点や立場のスペシャリストによって、 農業は産業としてもまれるべき時代に入ったといえるのではないでしょうか。そして今、歴史的に土地と最も関わりの深い法律関係 職である司法書士として、首都圏農業の新しい可能性に貢献したいと思いこの度応募を決意しました。 住宅地として発展する街と、東京200キロ圏あたりで起こっている新しい時代の農業を、またはそれらに対するアンチテーゼとして の家内制手工業的こだわり農業の共存を、ここ朝霞市から発信することができたら、どれほど素晴らしいことかと強く思う次第であり ます。
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