~相次ぐ体の不調…その原因、 “冷え”かも!~ ★こんな症状がある人は要注意! ☑してみてください。 □いつも疲れやすい □肩こりがひどい □顔色が悪い □寒がりでかぜをひきやすい □むくみやすい □イライラしがち ★“冷え”って何?! 血行が滞り、体の不調を引き起こす原因!! 私たちの体を維持しているエネルギーの大もとは食べ物ですが、一 日の熱量の約 6 割は筋肉で作られ、内臓機能がうまく働くために約 37℃の体温を保っています。 熱は血流で体の隅々まで運ばれますが、暑い時は末梢血管を開き、汗 をかいて放熱し、寒い時は末梢血管を縮めて、鳥肌を立てて保温する、 というように、主に自律神経が体温を調節しています。 しかし、無理なダイエットや運動不足で発熱量が減ったり、ストレス による自律神経のアンバランスで血流調節がうまくいかなくなったりす ると、冷えだけでなく、心身に色々な不調が起こってしまうのです。 血流は、体の隅々まで栄養を与える重要なものです。血液の巡りが滞り、体が冷えると、疲れがと れない、イライラや不眠など、心身の不調をたくさん引き起こします。肥満、肌あれ、目の下のくま、 髪の毛につやがなくなるなど etc.…。冷えは、健康生活の大敵です。 ★冷え取り修行 起床~準備編 ①朝は同じ時間に起きる 毎日同じ時間に寝るのは難しいですが、朝一定の時間に起きることで睡眠パターンができ、その 生活リズムに体が慣れてきます。 睡眠パターンを崩さないためにも、 休日も同じ時間に起きよう。 朝寝坊も 1~2 時間以内にとどめてね! ②ベッドの中で伸びをする 朝、目覚めたら背伸びをする習慣をつけよう。息を 吸い込むながら両手を上げ、 指先や足先を伸ばそう。 体が伸び切ったら脱力し、息を吐くだけで OK! これを 10 回ほど繰り返すと、だんだん体がポカポ カしてきます。 朝一番で血の巡りをよくすることで、 1 日の冷え具合が違ってきます。 ③お腹をカバーして、手足まで温かく 肌ざわりがよく、吸水性の高い素材の下着をつけよう。シルク、綿、麻などの天然素材のものが お勧めです。また、お腹を温めると足や手先の冷えも感じにくくなるので、長め丈の下着でしっ かりとガードしよう。 ★冷え取り修行 登校~学校編 ①歩く機会を増やして代謝 UP 運動は血のめぐりや新陳代謝をよくし、体温を上げる効果があります。 体育の授業がない日は、歩く時間を増やしていこう。背すじを伸ばし、 腕を大きく振って、普段より歩幅を広くすることを意識しよう。 かかとで着地し、つま先でけり出すことも心がけてね! ②冷えた手をほぐして血流 UP 「気づいたら手がびっくりするほど冷たい…」という経験はありませんか? 体の末端である手 は、血行が悪くなりやすい部分。特に冬は、指がかじかんで動かしづらいこともありますね。そ んな時は、指先から手のひらまでをもみほぐすと、血流がよくなって冷えが緩和されます。手の ひらを伸ばしたり、手首を回したりすることでも手や腕全体の血行が UP。 ❖腕を前に伸ばし、指先を反対側の手で後ろに引っ張る ❖両手を前に伸ばし、手の甲と手のひらをひっくり返すように、腕の付け根から捻る ★冷え取り修行 下校~帰宅後編 ①温め食材を意識的に食べる ネギやショウガ、ニンニクなどが冷えを取る温め食材です。すべてではないですが、 “寒い地方の 食べ物” “冬の旬の食べ物”が温め食材の目安です。 ②ぬるめのお湯で 20~30 分半身浴 38~40℃のお湯で下半身を中心に温めましょう。 上半身は冷えないように、肩からタオルをかけてお きましょう。入浴中にツボ押しやマッサージをする と、より血流が UP します。 入浴できない時は、40~42℃のお湯で 30 分程度 の足湯を! 下半身全体が温められます。 ③入浴後はすぐに服を着て、髪を乾かす お風呂で温まっても湯冷めしたら台無しです。お風 呂から出たら、体の水分を素早くふき取ってすぐに 服を着る! また、ぬれた髪も自然乾燥だと熱が逃 げてしまうので、タオルで水分をしっかり取り、ドライヤーできちんと乾かそう。
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