地域資源を最大限に活用し

地域資源を最大限に活用し、産業の活性化と交流の拡大を図ります
政策 5
所 管
◆目 標
150000 経済部
関 連
関 連
○豊富な農産物を中心とした販売・加工・情報発信や観光とが結びつき、各産業の連携が進み、確かな暮らしと豊かさが
実感できる状態。
-
-
◆ミッション
第1次、第2次、第3次の各産業の活性化及び新たな第6次産業の育成・支援を図ることを通じ、産業の競争力を高める
とともに、雇用の場を確保し、市民の生活基盤を整える。また、様々な交流を拡大し、活発化することにより、地域の活
力を高める。
○シティプロモーションを実施して、市民が小諸を誇りに思い、市外の多くの人が「小諸」の名前を認知して訪れたいと
思い、実際に小諸に来て小諸の自然、歴史、風土、文化に触れ、小諸市民との交流が活発になっている状態。
○働きたいと思ったときに働ける職場がある状態。自ら起業したいと思ったときに起業しやすい環境にある状態。
◆SWOT分析
プラス面
資源分析(内的要因)
強み(S)
・特色ある温泉
・標高2千mの高原まで車で30分で行け
るロケーション
・体験農業等における実績の蓄積
・豊富な農産物(高原野菜、果樹栽培等)
・豊富な観光資源
・少ない自然災害
・学校給食における地産地消の拡大
・中心市街地の活性化に取り組む市民・団
体の存在
・歴史的な景観の存在
弱み(W)
・大手企業に依存した産業構造
・観光地の通過型化
・農業従事者の高齢化
・農業後継者の不足
・商店・商店街の崩壊
マイナス面 ・中心市街地の高齢化率の高さ
・空き店舗の増加
・姉妹都市交流活動のマンネリ化
・情報発信力の弱さ
環境分析(外的要因)
機会(O)
・産学官の連携(信州大学ほか)
・都市との交流人口の増加
・当市を舞台とした映画アニメの放映
・第6次産業の推進と拠点整備への期待感
・団体旅行から個人旅行への変化
・本物志向
・女性の社会進出
・中心市街地への都市機能の集約化(コンパクト
シティ)という社会的要請や国の方針
脅威(T)
・TPP
・円高
・企業の海外進出
・郊外大型店の存在
・モータリゼーションの継続
・他市町村の類似した動き
・少子高齢化
・人口減少
・佐久平中心の商圏
・長引く景気低迷
◆方 針
◎地域資源を活用した第6次産業の育成・支援を図る。
小諸市には豊富な農産物や果樹栽培がある。他方で、大手企業に依存した産業構造、農業従事者の高齢化、農業後継者
不足の現状があり、生産から加工・販売までを一貫した産業の育成が必要となっている。
そのため、各産業間の連携を強めた6次産業化の育成・支援により特色ある産業振興を図る。
◆平成25年度重点方針と目標
○六次産業化関連の農業振興施策の推進
・6次産業化取組み事業者の支援
・6次産業化推進ネットワーク会員の拡大
・6次産業化商品や市内農産物等の販路拡大
○シティプロモーションを継続的に推進する
・積極的情報発信(ホームページの充実、効果的なイベント実施)
・観光交流人口の増加
・移住交流人口の増加
・小諸市ブランドの創出(高地トレーニング)
・市町等との広域連携
○新たな地域雇用・定住人口・税収確保のため企業誘致及び企業支援を図る
・土地開発公社経営健全化計画の策定
・新規企業の誘致
・既存企業支援
・各種助成制度の活用
◆目標の実現に向けた今後の取り組み
○多様な分野で魅力ある資源が数多く存在するが、情報の発信や連携が不十分であった。
・農地流動化及び六次産業化の促進(中間管理機構との業務委託締結、販路開拓、新規直売所の開設、既存直売 所の活性化等)
・新規就農者の確保 ・グリーンツーリズムの充実(林間学校合宿の誘致)
○ホームページ等多面的な手法による情報発信の充実・強化に乏しく誘客が遅れた。
・セミナー参加と移住者の確保 ・地域おこし協力隊員の活用 ・庁内連携の強化
・近隣市町との広域観光連携の推進(共同ポスターの作成、イベント実施)
・交流人口の増(スポーツ合宿、滞在時間の増、観光客の増)
○土地開発公社保有地及び民間所有地の売却を進め、企業誘致に努める。また、起業支援に努める。
・工場団地の新規造成 ・完成土地の売却(工業団地、住宅団地)
・大型商業施設の誘致
・助成制度等の各種活性化取組み内容の見直し。
・事業及び助成メニューの見直し ・中小既設企業への訪問相談の実施
■人材育成 職員が年度目標を設けスキルアップを図る。
◎シティプロモーションを推進し交流人口・移住人口の増加を図り、地域の活力を高める。
少子高齢化という時代を迎え、コンパクトシティの形成による活性化が注目され、社会的要請が高まりを見せている。
また、グリーンツーリズムに代表される都市と農村の交流に対するニーズが高まっている。
以上を踏まえ、住む人にとって便利でやさしいまちや、恵まれた自然・風土の中で癒しを感じられる地域を形成するこ
とを通じて、交流人口・定住人口の増加を図り、人口減少社会にあっても活力を失わないまちづくりを進める。
◎地域の特性を生かした企業誘致の推進と、起業に対する支援を行う。
小諸市には、首都圏から近く自然災害が少ないという強みがある。この強みを生かし、リスク分散を求めている企業を
呼び込むと共に起業家を育成する。
政策5- 1