関西大学総合情報学部 授業計画 2015 基礎数学(解析) (春学期 2単位) 伊達 悦朗 Mathematics (Calculus) ■授業概要 ■授業時間外学習 微分積分学は、17世紀にニュートン、ライプニッ 教科書の演習問題を解いてみること。あわせて予 ツ等により創始されて以来、現在では数学にとどま 習も行うこと。 らずあらゆる科学の分野において重要な位置を占め ている。大学の課程での微分積分学は19世紀中頃迄 ■成績評価の方法 に完成された学問である。高校においてもその一端 定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評 は学んできていると思うので、その続きのつもりで 価する。 聴講して頂ければと思う。テーラーの定理、あるい 定期試験(70%) 、小テスト(30%) は多変数の関数といったものは初めて出会うものか ■成績評価の基準 と思う。 各回の内容に関する基本的な問題に対する理解度 ■到達目標 で評価する。 ・連続関数の性質・極限について理解する。 ■教科書 ・一変数関数の微分について理解する。 ・一変数関数の積分について理解する。 『テキスト微分積分』 (共立出版)小寺平治 ・多変数関数の微分について理解する。 ■参考書 ・重積分について理解する。 ■授業計画 ■備考 以下の項目について扱う予定である。 1.関数と微分係数 2.指数関数・三角関数 3.平均値の定理、テイラーの定理 4.関数の増減 5.一変数関数の微分1 6.一変数関数の微分2 7.広義積分 8.一変数の場合のまとめ 9.多変数関数の微分1 10.多変数関数の微分2 11.陰関数の定理 12.重責分1 13.重責分2 14.広義重積分 15.まとめ ─ 37 ─ 関西大学総合情報学部 授業計画 2015 (デジタルパンフレット版)
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