八尾市災害時要配慮者支援 講習会の開催について 報告 1 八尾市障がい者団体連合会 会 長 渡辺 節子 八尾市災害時要配慮者支援講習会 概 要 昨今南海トラフ大地震が騒がれており、災害弱者である障が い者はいつやってくるかわからない災害に不安な毎日を送って います。 もし災害が発生した時、地域の方々のご支援により迅速かつ 的確に避難できるよう障がい者別支援方法をお伝えしています。 2 開催場所 地区集会所やコミュニティセンターなど地域の方々が一番集ま りやすい場所 開催期間 平成26年9月~平成29年8月 開催日時 地域の方々の希望日で調整(講習時間は約2時間) 3 講習内容 障がい者別の支援方法と体験学習 視覚障がい者 視覚障がい者の特性、手引きの方法、誘導の仕方、アイマスク をして体験学習 身体障がい者 車いすの各部の名称や機能、操作方法の学習、車いすを操 作して坂道・段差の操作方法の体験学習 4 聴覚障がい者 外見はわかりにくい聴覚障がい者とのコミュニケーション方法、 情報の伝達方法、災害時に何が一番困るかを学習 肢体不自由児者 肢体不自由児者の特性について、支援方法の体験学習 発達障がい者 コミュニケーションをとるのが苦手、人との付き合い方、社会の ルールが理解できない等の特性を理解し、支援方法を体験学 習 5 美園地区 6 東山本地区 7 • 参加者の声 「災害時に支援する場合外見では分かりにくい聴覚障がい者 や発達障がい者に対する対応の難しさ」 「どのあたりに障がい者が住んでいるのか分からない」など 最後に・・・ 講習会の最後に参加者のご意見・ご質問をお伺いし、今後ど う対処していけばよいか、みんなで話し合います。 講習会を通じて地域の方々が我々障がい者を身近に感じ、理 解してもらうのもこの講習会の大きな目的の一つです。 8
© Copyright 2024 ExpyDoc