平成27年度中学校学力向上対策支援事業に係る 「学びに向かう学校づくり中核校」実施要項 1 趣 旨 「学びに向かう学校づくり中核校」を指定し、全教員が教科等で授業改善を進める校 内研究 体制を確立し、生徒指導の三機能の視点を生かした授業改善及び学習集団づくりを研究するこ とで、生徒の「学びに向かう力」と思考力・判断力・表現力等の育成を図るとともに、その取 組の情報提供を行うことで、県全体(市全体)の中学生の学力向上に資する。 2 事業期間 原則として、平成27年度からの3か年とする。 3 事業内容 (1)中核校の指定・・・・・【指定校:宗近中学校】 ① 市町村学力向上アクションプラン(平成27年度版)において「学びに向かう学校づ くり中核校」を希望する市町村の中学校を、県教育委員会と市町村教育委員会が協議の 上、指定する。 ②中核校は原則として以下の条件を満たすものとする。 ・指導教諭を配置し、市町村教育委員会が推薦した中学校 ・校長のリーダーシップの下、指導教諭がミッションを自覚し、持続的・発展的な授業 改善が可能となる校内研究体制の確立を目指す中学校 ・生徒指導の三機能の視点を生かした授業づくり、学校づくりを推進する中学校 (2)中核校の実施内容 ①中核校は「『目標達成に向けた組織的な授業改善』推進手引き(平成27年3月)」を 踏まえ、以下の研究内容を取り入れた、学びに向かう学校づくりを行う。 ア 生徒指導の三機能を生かした「新大分スタンダード」による授業改善 イ 共に学び合う集団づくりを重視した学級経営や生徒会活動 ②中核校の管理職若しくは指導教諭等は県教育委員会が年間2回実施する連絡協 議会に参加し、その成果を自校の研究に還元する。 ③中核校は、市町村教育委員会の指導の下、他校に対して、授業公開を行う等、取組につ いての情報提供を行う。 ④中核校は、事業の実施報告書を各年度末に県教育委員会に提出をする。(報告書は、A 4サイズ2枚以内とし、様式については別途定める。) (3)県教育委員会の実施内容 県教育委員会は、中核校に対して以下の支援を行う。 ・県外先進校の研修視察 ・中核校の情報を共有するための連絡協議会の開催(年間2回) ・中核校の教職員及び保護者等を対象とした「『学びに向かう学校』づくり講演会」の開催 ・県教育委員会指導主事による継続的な指導支援
© Copyright 2024 ExpyDoc