主なポイント

主なポイント
市民の環境行動を一層高めるためには、身近な公民館等の社会教育施設での環境教育を
第1章
充実させることが効果的
一方で
公民館等においては、ヒト・モノ・カネ・情報等が不足しており、
第2章
環境を扱いたいとの意向をもちながら、実施できていないところが多い
そうした現状をふまえて、公民館等の社会教育施設が実施しやすく、かつ有効と考えられる環境教育
の方向性、実践ポイントとして、以下が考えられる
Ⅰ
公民館等の社会教育施設ならではの環境教育
第3章
①地域の様々な課題に関わる
3-1.
環境以外のより身近なテーマを切り口にし、より幅広い環境教育になることをめざす
②「地域資源」をうまく活用する
自然、生物、産業、住民の方々など、普段から各施設に関わりある対象を環境の観点で
とらえなおす
とともに、施設利用者の隠れたポテンシャルを意識する
Ⅱ
環境教育を行う上での実践ポイント
第3章
①魅力的な環境教育事業の企画の仕方
3-2.
・目的を明確に意識する
・「地域の課題」
「地域資源」を収集、整理する
・企画担当者が自ら楽しいと思えるプログラムを企画する
②講師選定や受講者募集等の方法
・行政のウェブサイト等の活用
・講師候補に事前にアプローチする
・金銭価値以外のメリットを講師にもってもらう
・過去のイベント参加者との関係づくり
③他施設との連携による活動充実
Ⅲ
公民館等の社会教育施設をサポートする機関・団体に求められること
①公民館等職員研修において、多面的な視点からの講座企画力養成をはかる
②教育委員会と環境部局が緊密に連携する
第4章