佐藤 岩二郎 - 公益社団法人 いわき青年会議所

(公社)いわき青年会議所
副理事長意見書
副理事長
佐藤
岩二郎
1
いわきの地に5つのJCが誕生してから約50年、そしてその5つのJCが統合してか
2
らの10年間に、いわきJCとして我々はこの地域に対して様々な活動を展開してきまし
3
た。しかし、いわきが持つ魅力「地域のたから」のその価値を、十分に高めるには至って
4
おりません。これから先の10年とその先の未来に展望を見出すために、いわきのたから
5
を、ここにしかない文化として誇れるものとする運動を発信していかなければなりません。
6
まずは、いわきJC創立宣言文にある「たった一つの誇りを持てるいわきを」を創り上
7
げるために、日本全国の地方都市で散見されてきた画一的な地域開発に頼るのではなく、
8
唯一無二のいわきの広大な自然や文化、歴史、郷土芸能を「地域のたから」・「地域資源」
9
として我々が再認識し、その価値を高める必要があります。そして、それらのたからと、
10
さらには現在の感性で生まれた新しいたからに対する市民の意識を高め変革を促し、市民
11
自らが考え行動できるようにするために、我々が青少年を含む市民に対して展開する運動
12
を通じて、地域に対する郷土愛を育まなければなりません。さらに、地域の未来のため市
13
民の負託に応える運動を展開するにあたり、公益社団法人として我々は常に法令並びにい
14
わきJCの定款・諸規則を遵守した組織運営を行い、社会規範や倫理に反することなく公
15
正・公平に運動を展開し、事業を開催しなければなりません。また、運動や事業の主体者
16
として、我々は組織としての責任を全うするべく、予想されうる事故等の危険因子を特定・
17
評価し、それらを可能な限り低減または回避するよう、常に努めなければなりません。
18
我々が地域に対してしたいことではなく、地域が我々に何を求めているのかを念頭に、
19
さらに厳格な事業運営を構築しつつも、固定観念や常識に囚われ過ぎることなく、市民意
20
識を向上する運動展開を通じて、市民とともに唯一無二のいわきのたからを磨きあげます。
21