○ 圧力容器構造規格の一部を改正する件 正 新旧対照条文 案 現 (傍線の部分は改正部分) 行 胴その他圧力を受ける部分に使用する板の厚さは、次の各号 (板の厚さ) 第十条 圧力容器構造規格 ( 平 成 十 五 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 百 九 十 六 号 ) (抄) 改 胴その他圧力を受ける部分に使用する板の厚さは、次の各号 (板の厚さ) 第十条 炭素鋼鋼板及び低合金鋼鋼板 二・五ミリメートル以上 に掲げる板の種類に応じ、それぞれ各号に掲げる厚さとしなければ 一 腐食が予想されないものにあっ に掲げる板の種類に応じ、それぞれ各号に掲げる厚さとしなければ 二・五ミリメートル以上 高合金鋼鋼板及び非鉄金属板 ならない。 炭素鋼鋼板及び低合金鋼鋼板 二 ならない。 一 一・五ミリメートル以上 胴 そ の 他 圧 力 を 受 ける 部分 に 使 用 す る 板 の 腐 れ 代 は 、 一 ミ 内 面 に 圧 力 を 受 け る 円 筒 胴又 は 球 形 胴 の 板 の 最 小 厚 さ は 、 (内面に圧力を受ける円筒胴又は球形胴の板の最小厚さ) 限りでない。 い材料(炭素鋼鋼材及び低合金鋼鋼材を除く。)については、この リメートル以上としなければならない。ただし、腐食が予想されな 第十一条 (腐れ代) 二・五ミリメートル以上 ては一・五ミリメートル以上、腐食が予想されるものにあっては 高合金鋼鋼板及び非鉄金属板 削除 二 第十一条 ( 内 面 に 圧 力 を 受 け る円 筒胴 又 は 球 形 胴 の 板 の 最 小 厚 さ ) 第十二条 最高使用圧力が加わったときに当該板に生じる応力と当該板の許容 内面に圧力を受ける円筒胴又は球形胴の板の最小厚さは、 最高使用圧力が加わったときに当該板に生じる応力と当該板の許容 引張応力とが等しくなる場合の当該板の厚さに腐れ代を加えた厚さ 第十二条 引張応力とが等しくなる場合の当該板の厚さとする。 とする。 (外面に圧力を受ける円筒胴又は球形胴の板の最小厚さ) 外面に圧力を受ける円筒胴の板の最小厚さは、最高使用圧 外 面 に 圧 力 を 受 け る 円 筒 胴 の 板 の 最小 厚 さ は 、 最 高 使 用 圧 (外面に圧力を受ける円筒胴又は球形胴の板の最小厚さ) 第十三条 力の三倍の圧力が加わったときに当該板に生じる応力と当該板に座 第十三条 力の三倍の圧力が加わったときに当該板に生じる応力と当該板に座 た厚さとする。 (略) 第二十二条 球面の一部をなすステーなし鏡板(鋳鉄製鏡板を除く。 (中高面に圧力を受けるステーなし鏡板の最小厚さ) 2 屈が生じる応力とが等しくなる場合の当該板の厚さに腐れ代を加え (略) 屈が生じる応力とが等しくなる場合の当該板の厚さとする。 2 (中高面に圧力を受けるステーなし鏡板の最小厚さ) 球面の一部をなすステーなし鏡板(鋳鉄製鏡板を除く。 )であって中高面に圧力を受けるものの最小厚さは、次の各号に掲 第 二十 二 条 )であって中高面に圧力を受けるものの最小厚さは、次の各号に掲 げる値のうちいずれか大きい値とする。 中低面に最高使用圧力が加わったときに当該鏡板に生じる応力 と当該鏡板の許容引張応力とが等しくなる場合の当該鏡板の厚さ 一 と当該鏡板の許容引張応力とが等しくなる場合の当該鏡板の厚さ 中高面に最高使用圧力の四倍の圧力が加わったときに当該鏡板 に一・六七を乗じて得た値に腐れ代を加えた厚さ 二 に生じる応力と当該鏡板に座屈が生じる応力とが等しくなる場合 中高面に最高使用圧力の四倍の圧力が加わったときに当該鏡板 に一・六七を乗じて得た値 中低面に最高使用圧力が加わったときに当該鏡板に生じる応力 げる値のうちいずれか大きい値とする。 一 二 に生じる応力と当該鏡板に座屈が生じる応力とが等しくなる場合 の当該鏡板の厚さに腐れ代を加えた厚さ 第二十六条 熱交換器その他これに類するものの平管板であって管ス (管ステーによって支えられない平管板等の最小厚さ) の当該鏡板の厚さ 熱交換器その他これに類するものの平管板であって管ス (管ステーによって支えられない平管板等の最小厚さ) 第 二十 六 条 テーによって支えられないもの及び平ふた板の機能を有する平管板 せん断応力とが等しくなる場合の当該平管板の厚さに腐れ代を加 最 高 使 用 圧 力が 加 わっ た と き に 当 該 平 管 板 に 生 じ る 応力 と 許 容 た厚さ 曲げ応力とが等しくなる場合の当該平管板の厚さに腐れ代を加え 最高使用圧力が加わったときに当該平管板に生じる応力と許容 テーによって支えられないもの及び平ふた板の機能を有する平管板 二 一 の最小厚さは、次の各号に掲げる値のうちいずれか大きい値とする。 最高使用圧力が加わったときに当該平管板に生じる応力と許容 曲げ応力とが等しくなる場合の当該平管板の厚さ 最高使用圧力が加わったときに当該平管板に生じる応力と許容 の最小厚さは、次の各号に掲げる値のうちいずれか大きい値とする。 一 二 せん断応力とが等しくなる場合の当該平管板の厚さ - 1 - 2 (略) ( の ぞ き 窓) 第三十二条 (略) 前項ののぞき窓に使用するガラス板は、日本工業規格B八二八六 2 えた厚さ (略) (のぞき窓) (略) 前項ののぞき窓に使用するガラス板は、日本工業規格R三二〇六 第三十二条 2 (強化ガラス)に適合したもの又はこれと同等以上の機械的性質を 2 (圧力容器用のぞき窓)に適合したもの又はこれと同等以上の機械 t 5 A b Pσ メ は 、 そ れ ぞ れ 次 の 値を 前項のガラス板の最小厚さは、次の算式により算定するものとす 有するものでなければならない。 3 る。 = この式において、t、P、A及び ガ ラ ス 板 の 最 小 厚 さ ( 単位 表すものとする。 t ガパスカル) ニュートン毎平方ミリ ガラス板の圧力を受ける部分の面積(単位 メートル) 第三十六条 胴フランジは、その種類に応じ、日本工業規格B二二二 (フランジ) 分の一とする。 方ミリメートル、その他のガラスにあっては曲げ強さの十 メートル)で、強化ガラスにあっては十五ニュートン毎平 ガラス板の許容曲げ応力(単位 平方センチ のぞき窓を設ける胴、鏡板等の最高使用圧力(単位 A P ミリメートル) σb 〇(鋼製溶接式管フランジ)、日本工業規格B二二三八(鋼製管フ - 2 - 的性質を有するものでなければならない。 (削る) 胴フランジは、その種類に応じ、日本工業規格B二二二 (フランジ) 第三十六条 〇(鋼製管フランジ)、日本工業規格B二二三九(鋳鉄製管フラン σb 三九、日本工業規格B二二四〇及び日本工業規格B二二四一におけ ならない。ただし、日本工業規格B二二二〇、日本工業規格B二二 たもの又はこれらと同等以上の機械的性質を有するものでなければ 本工業規格B二二四一(アルミニウム合金製管フランジ)に適合し ジ)、日本工業規格B二二四〇(銅合金製管フランジ)若しくは日 二二三九及び日本工業規格B二二四〇における呼び圧力を超える圧 ればならない。ただし、日本工業規格B二二三八、日本工業規格B 合したもの又はこれらと同等以上の機械的性質を有するものでなけ 若しくは日本工業規格B二二四〇(銅合金製管フランジ通則)に適 ランジ通則)、日本工業規格B二二三九(鋳鉄製管フランジ通則) ミリメートル)に最高 メガパスカル)を乗じて得た値が五百を超えると 胴フランジを取り付ける胴の外径(単位 力には使用してはならない。 2 る 呼 び 圧 力 を 超 え る 圧 力 に は使 用 し て は な ら な い 。 (削る) 使用圧力(単位 きは、当該フランジをハブ付きフランジとしなければならない。 胴フランジ以外のフランジは、日本工業規格B二二二〇(鋼製溶 接式管フランジ)、日本工業規格B二二三八(鋼製管フランジ通則 3 フランジ)、日本工業規格B二二三九(鋳鉄製管フランジ)、日本 )、日本工業規格B二二三九(鋳鉄製管フランジ通則)若しくは日 胴フランジ以外のフランジは、日本工業規格B二二二〇(鋼製管 工業規格B二二四〇(銅合金製管フランジ)若しくは日本工業規格 本工業規格B二二四〇(銅合金製管フランジ通則)に適合したもの 2 B二二四一(アルミニウム合金製管フランジ)に適合したもの又は 又はこれらと同等以上の機械的性質を有するものでなければならな 第四十七条 (略) (機械試験及び試験片) い。 これらと同等以上の機械的性質を有するものでなければならない。 (略) (機械試験及び試験片) 第四十七条 機械試験における試験片は、日本工業規格B八二六五(圧力容器 の構造―一般事項)の附属書十一又はこれと同等と認められる規格 2 の構造―一般事項)又はこれと同等と認められる規格に定めるとこ に定めるところにより採取しなければならない。 機械試験における試験片は、日本工業規格B八二六五(圧力容器 ろ に よ り 採 取し なけ れ ば な ら な い 。 (衝撃試験) 2 (衝撃試験) 衝 撃 試 験 は 、 日 本 工 業 規 格 Z 二 二四 二 ( 金 属 材 料 衝 撃 試 験方法)又はこれと同等と認められる規格に定めるところにより、 第五十二条 ルピー衝撃試験方法)又はこれと同等と認められる規格に定めると 熱影響部及び溶接金属ごとにそれぞれ行わなければならない。この 衝撃試験は、日本工業規格Z二二四二(金属材料のシャ ころにより、熱影響部及び溶接金属ごとにそれぞれ行わなければな 場 合 に お い て 、 当 該 試 験 の試 験 温 度 は 、 第 一 種 圧 力 容 器 の 最 低 使 用 第五十二条 らない。この場合において、当該試験の試験温度は、第一種圧力容 - 3 - 器の最低使用温度以下とする。 温度以下とする。 料衝撃試験片)に規定するVノッチ試験片又はこれと同等と認めら 衝撃試験片の形状及び寸法は、日本工業規格Z二二〇二(金属材 料のシャルピー衝撃試験方法)に規定するVノッチ試験片又はこれ れる規格に定めるところによるものとし、日本工業規格B八二六五 2 と同等と認められる規格に定めるところによるものとし、日本工業 (圧力容器の構造―一般事項)の附属書十一又はこれと同等と認め 衝撃試験片の形状及び寸法は、日本工業規格Z二二四二(金属材 規格B八二六五(圧力容器の構造―一般事項)又はこれと同等と認 られる規格に定めるところにより採取しなければならない。 2 め ら れ る 規 格 に 定 め る と こ ろに よ り 採 取 し な け れ ば な ら な い 。 (略) 磁粉探傷試験は、日本工業規格G〇五六五(鉄鋼材料の磁粉探傷 第六十条 (磁粉探傷試験) (略) (磁粉探傷試験) 第 六十 条 2 試験方法及び磁粉模様の分類)又はこれと同等と認められる方法に 磁粉探傷試験は、日本工業規格Z二三二〇―一(非破壊試験―磁 粉探傷試験―第一部:一般通則)、日本工業規格Z二三二〇―二( よって行う。 2 非破壊試験―磁粉探傷試験―第二部:検出媒体)及び日本工業規格 Z二三二〇―三(非破壊試験―磁粉探傷試験―第三部:装置)又は これと同等と認められる方法によって行う。 磁粉探傷試験の合格基準は、日本工業規格B八二七〇(圧力容器 ( 基 盤 規 格 ) ) 又 は こ れ と同 等 と 認 め ら れ る 規 格 に 定 め る と こ ろ に 3 の構造―一般事項)又はこれと同等と認められる規格に定めるとこ よる。 磁粉探傷試験の合格基準は、日本工業規格B八二六五(圧力容器 ろによる。 (浸透探傷試験) 3 (浸透探傷試験) ( 略) (略) 第六十一条 2 (略) (略) 浸透探傷試験の合格基準は、日本工業規格B八二七〇(圧力容器 第 六十 一 条 2 3 (基盤規格))又はこれと同等と認められる規格に定めるところに 浸透探傷試験の合格基準は、日本工業規格B八二六五(圧力容器 の構造―一般事項)又はこれと同等と認められる規格に定めるとこ よる。 3 ろによる。 - 4 -
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