豊岡市障害者自立支援協議会 ( 普及啓発グループ ) 地域課題の検討経過(報告) 課題の現状・課題 解決に向けての目標 (あるべき姿) 目標に向けて取り組んだこと・成果 《課題》 障害者支援に携わる者の知識と経験を 障害者支援に携わる者への研修の機会 深め、専門性を高めていく研修会を実施 が少なく、障害に対する理解不足や各種 する。 制度に対する知識不足から、支援に不 安を持ったまま業務に関わっている支援 者も少なくない。 研修会に向けて月1回話し合いを実施した。 ・研修会の概要を検討し、チラシを作成 (別紙研修会チラシ参照) ・社協だより(10月号)・とよおか広報(11月) 掲載、また福祉関係機関に郵送案内すること で研修会の周知ができた。(別紙参照) 《背景・現状》 ・支援がうまくいかず、またそれに対する バックアップ体制がないことで、支援者 が燃え尽きてしまうことがある。 ・福祉サービス事業者同士の横のつな がりが少ない。 研修会の実施 日時 :12月13日(土)10:00~12:00 場所 :豊岡市健康福祉施設 参加数:48名 第一部 虐待防止センターの働きと現状報告 第二部 「人権を守る意識と連携」 障害者の権利と制度について パネルディスカッション 地域住民に障害者への理解を図る啓発 月に1回話し合いを実施した。 《課題》 地域に向けて障害者への理解を深める 活動を行い、地域で障害者を見守り・支 え合う体制づくりをすすめる。 働きかけが必要。 研修会の実施 ・昨年度未実施であった豊岡市内3か所・但 東町の民生委員連絡協議会にて研修会を実 《背景》 ・地域における障害者世帯への関わりに 施。 豊岡市:11月19日(水) ついては、民生委員等の福祉の役をさ 但東町:12月11日(木) れている方でも、気にはかけているが障 2年越しで豊岡市すべての民生委員に向け 害に対して知識がなく、関わり方が分か て、自立支援協議会の説明と発達障害に関 らない等の声が聞かれ、支援に躊躇さ する研修を通して、障害者に対する理解を深 れているケースもある。 める機会を提供することができた。 ・地域で障害者を見守り、支え合う体制 づくりが必要。 自立支援協議会の活動を、障害福祉支 月1回話し合いを実施した。 援者や地域住民にPRする。 ・社協広報「とよおかのふくし」に研修会を掲 載(10月25日)研修会の案内を通して自立支 援協議会の活動周知が図った。 ・「広報とよおか」掲載(11月25日) 障害者週間に合わせて、障害者の権利と意 識を働きかけることができた。 残された課題 今後の方針 豊岡市への提言など ・研修会には、障害福祉サービス事業所 職員や相談支援専門員、民生委員など多 岐にわたる福祉従事者が参加されてい た。 ・実施後のアンケート結果では、「支援に ついて振り返ることができた」、「日々の支 援のあり方について、見直す必要があると 感じた」との感想が寄せられた。また、「今 後もこのような研修会があれば参加した い」、「事業所向けに研修をしてもらいた い」など今後も研修会開催を希望されてい る声が多数聞かれた。 上記の意向を踏まえ 福祉従事者に向けた継続的な研修の機会 を提供することが、地域全体で障害者支 援に関わる従事者のスキルアップとバック アップ体制を構築するためには重要な課 題であると考えられる。 民生委員に対し、地域に暮らす障害者に 障害者を地域で見守りネット 対する関わりや意識啓発を促す機会と ワークの構築に努める。 なったが、地域全体で見守り・支え合うネッ トワーク体制を目指し、今後も働きかけを 進めていくことが求められる。 障害者の理解を深め、地域づくりを進める 機会や住民の思いや障害者自身の声に 耳を傾ける場がないことが課題として挙げ られる。 ・広報等を通じて、自立支援協議会の活動 引き続き、自立支援協議会と連 を周知する形で啓発は行えたが、自立支 携し、障害者の理解を深める働 援協議会の取り組み内容や成果を知って きかけに努める。 もらう機会はない。 今年度の活動予定であった自立支援協議 会のPR、活動成果の通信については内 容検討したものの、作成発行までは至らな かった。今後も、引き続きさまざまな形や 媒体を活用して啓発を促し、住民一人ひと りに知ってもらい、地域ぐるみで障害者に ついて考えながら権利意識が高められる ことが望まれる。 備考
© Copyright 2024 ExpyDoc