2015 年野麦峠越えウォーキングご案内 ‘歩く’ということは一つの黙想であり祈りです。あぶらむはこの考えに基づき、これまでいくつもプログラムを開催してきました。今回は「野麦峠越えウォーク」のご案内です。乗鞍岳と御岳山の谷間に位置する「野麦峠」、それは「塩の道」であり飛騨と信州を結ぶ唯一の道でした。そしてそれは又、日本の近代化を支えた「女工哀史」の道でもありました。「野麦」とは飛騨ではクマザサの実のことをいい、大凶作の年はその実を粉にしてダンゴを作り、飢えをしのいだという。「野麦峠」という呼び名もここから生まれたといわれている。その昔、貧しかった飛騨の若き女性たちはこの峠を越えて信州岡谷へ糸引き女工として働きに出かけた。過酷な労働条件だったため、悲しい出来事も沢山おこったという。岡谷にある聖バルナバ教会は、そんな女工さん達に手を差しのべるために建てられたという。歴史におもいをはせつつ、信州飛騨の豊かな自然の中を、内なる自分を対話しつつ、ご一緒に歩いてみませんか。皆様のご参加をお待ちしています。期間 2015 年 7 月 18 日（土）〜 20 日（月、祝日）日程 7／18 参加費 31,000 円（但し、昼食費、資料館の入場料及びお助け小屋での飲みもの 10 時 JR 中央線岡谷駅集合岡谷聖バルナバ教会、製糸博物館等見学専用車にて野麦峠「お助け小屋」へ。野麦峠資料館見学、お助け小屋にて特別宿泊。夜、「あ々、野麦峠」DVD 上映 7／19 野麦峠旧道ウォーキング（約 6km、所要時間約 2 時間。尚、歩行困難な方はバスにて移動）「あ々、野麦峠」主人公政井ミネの墓や女工さんゆかりの地古川町を見学後あぶらむへ。夜、懇親会 7／20 現地解散尚、延泊の方は高山、白川郷、乗鞍岳、上高地等、日帰り旅行も可能です。代は含みません。）延泊の方は 39,500 円です。申込み先あぶらむの会 tel 0577-72-4219 fax 0577-72-4494 メール申込み締切り [email protected] 先着 24 名様をもって締切らせていただきます。