一次エネルギー消費量計算

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○ 住宅一次エネルギー消費量【建築主判断基準、設計施工指針(本則)
】
住宅の一次エネルギー消費量(MJ/年)は、暖房設備、冷房設備、機械換気設備、照明設
備、給湯設備、その他のエネルギー消費量(MJ/年)と、エネルギー利用効率化設備(太陽
光発電)による削減量(MJ/年)をそれぞれ計算し、それらを合計して算出します。
住宅の規模は大小様々で居住人数も多様であり、住宅におけるエネルギー消費量はこれら
の影響を強く受けるため、本算定方法においては、住宅の床面積に応じた基準一次エネルギ
ー消費量、設計一次エネルギー消費量を算定します。
一次エネルギー消費量による評価は、設備の仕様から算出した「設計一次エネルギー消費
量(設計値)
」が、当該建物の室用途構成に応じて算出した「基準一次エネルギー消費量(基
準値)
」以下に収まっていれば、基準に適合していると判断します。
共同住宅の場合、住棟全体の算定は、単位住戸の算定方法に基づき算出した全住戸の一次
エネルギー消費量の合計に共用部の一次エネルギー消費量を加えて求めます。
なお、共用部の一次エネルギー消費量を求める際には、建築物(非住宅)の一次エネルギ
ー消費量の算定を用いることに注意して下さい。