那須塩原市住宅用蓄電池設置費補助金交付要綱平成２７年３月３１日告示第７０号（趣旨）第１条この告示は、住宅用蓄電池（以下「蓄電池」という。）の設置者を支援し、太陽光発電システムで創生した電力の地産地消及び災害等による停電時における独立電源設備の普及を促進することにより、エネルギーの自給率の向上及び災害に強い地域づくりに寄与するため、蓄電池設置費補助金（以下「補助金」という。）を交付することに関し、那須塩原市補助金交付規則（平成１７年那須塩原市規則第５１号）に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。（対象事業）第２条補助金交付の対象事業は、次の各号のいずれにも該当するものとする。 ⑴ 住宅への設置に適した蓄電池を専用住宅又は併用住宅（住居の用に供する部分の床面積が延床面積の２分の１以上であるものに限る。）に設置するもの ⑵ 経済産業省の定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金の補助対象基準に適合している蓄電池を設置するもの ⑶ 太陽光発電システムが設置されている住宅に蓄電池を設置するもの又は太陽光発電システムとともに蓄電池を設置するもの ⑷ 過去に補助金の交付を受けて蓄電池を設置したことがない住宅に蓄電池を設置するもの（補助対象者）第３条補助金の交付を受けることができる者は、次の各号のいずれにも該当する者とする。 ⑴ 次のいずれかに該当する者であること。ア市内に自ら居住し、又は居住しようとする住宅に蓄電池を設置する者イ建売住宅供給者等から市内にある蓄電池付き住宅を購入し、居住する者 ⑵ 蓄電池を設置する住宅に住所を有し、住民基本台帳法（昭和４２年法律第８１号）により記録されている者又は記録される見込みである者であること。 ⑶ 市税を滞納していない者であること。ただし、申請時に前号の記録される見込みである者については、申請時住所地の市区町村税を滞納していない者であること。 ⑷ 過去に補助金の交付を受けたことがない者（当該者と同一世帯の者も含む。）であること。（補助金の額）第４条補助金の額は、蓄電池１基当たり１０万円とし、住宅１棟につき蓄電池１基を限度に、予算の範囲内で交付するものとする。（交付の申請）第５条補助金の交付を受けようとする者は、蓄電池設置に係る工事（以下「設置工事」という。）に着手する前又は蓄電池付き住宅の引渡し前に、蓄電池設置費補助金交付申請書（様式第１号。以下「申請書」という。）に、次に掲げる書類（蓄電池付き住宅に係る申請にあっては、第３号に掲げる書類を除く。）を添えて市長に提出しなければならない。 ⑴ 蓄電池の概要が確認できる書類 ⑵ 蓄電池設置に係る工事請負契約書等の写し又は蓄電池付き住宅の購入に係る売買契約書等の写し ⑶ 蓄電池設置工事施工前の現況写真 ⑷ 設置又は購入予定箇所の位置図 ⑸ 納税証明書 ⑹ 建物の所有権を有しない者が申請する場合、承諾書（様式第２号） ⑺ 第三者が代理申請を行う場合、委任状及び印鑑登録証明書 ⑻ 市税等調査同意書（様式第３号） ⑼ その他市長が必要と認める書類（変更等の承認）第６条前条の規定により補助金を申請した者（以下「申請者」という。）は、申請書の内容を変更するとき、又は蓄電池の設置を中止するときは、変更等承認申請書（様式第４号）を市長に提出し、その承認を受けなければならない。（交付の決定等）第７条市長は、補助金の交付の申請があった場合は、速やかに審査し、内容が適正であると認めたときは蓄電池設置費補助金交付決定通知書（様式第５号）により、補助金を交付しないことを決定したときは蓄電池設置費補助金不交付決定通知書（様式第６号）により申請者に通知するものとする。（実績報告）第８条補助金の交付の決定を受けた者は、蓄電池設置工事が完了した日若しくは蓄電池付き住宅の引渡しを受けた日から３０日を経過する日又は当該年度の３月２８日のいずれか早い日までに蓄電池設置完了実績報告書（様式第７号。以下「実績報告書」という。）に、次に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。 ⑴ 蓄電池設置に係る領収書の写し ⑵ 蓄電池設置に係る経費の内訳書 ⑶ 蓄電池の設置状況が確認できる現況写真 ⑷ 太陽光発電システムの設置状況が確認できる書類 ⑸ その他市長が必要と認める書類（補助金の額の確定）第９条市長は、実績報告書の提出があった場合は、速やかに審査し、補助金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に適合するときは、補助金の額を確定し、蓄電池設置費補助金額の確定通知書（様式第８号）により申請者に通知するものとする。（補助金の請求）第１０条前条の規定による通知を受けた者は、速やかに蓄電池設置費補助金交付請求書（様式第９号）を市長に提出しなければならない。（補助金の交付の取消し）第１１条市長は、補助金の交付の決定を受けた者が次の各号のいずれかに該当したときは、補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。 ⑴ 偽りその他不正な手段により、補助金の交付を受けたとき。 ⑵ この告示に違反する事実があったとき。（補助金の返還）第１２条市長は、前条の規定により補助金の交付の決定を取り消したときは、補助金の返還を命じることができる。（調査協力）第１３条市長は、補助金の交付を受けた者に対し、必要に応じて当該補助金で設置した蓄電池の利用状況に係る調査等について、協力を求めることができる。（その他）第１４条この告示に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。附則この告示は、平成２７年４月１日から施行する。