白岡市告示第89号 白岡市住宅用創エネ・省エネ機器設置費補助金交付

白岡市告示第89号
白岡市住宅用創エネ・省エネ機器設置費補助金交付要綱を次のように定
める。
平成28年
3月29日
白岡市長
小
島
卓
白岡市住宅用創エネ・省エネ機器設置費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
市は、創エネ・省エネ機器の普及を促進することにより、温室効
果 ガ ス の 排 出 の 抑 制 を 図 る た め 、創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 を 設 置 す る 者 に 対
し、予算の範囲内において、補助金を交付する。
2
前項の補助金の交付に関しては、白岡市補助金等の交付手続等に関す
る 規 則( 平 成 1 0 年 白 岡 町 規 則 第 1 号 。以 下「 規 則 」と い う 。)に 定 め る
もののほか、この告示に定めるところによる。
(定義)
第2条
この告示において、
「 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 」と は 、別 表 に 掲 げ る 機
器 の 区 分 に 応 じ 、同 表 に 掲 げ る 要 件 を 満 た す も の で 、か つ 、住 宅 に お け
る 日 常 生 活 で の 使 用 を 主 た る 目 的 と す る も の で あ っ て 、事 業 に よ る 使 用
を目的とするものを除くものをいう。
(補助対象者)
第3条
補助金の交付を受けることができる者は、市内に住所を有し、又
は第6条第4項の補助金の交付申請の受付開始日から第10条第3項
の 報 告 書 の 提 出 期 限 ま で に 市 内 に 住 所 を 有 し よ う と す る 者 で あ っ て 、自
ら 居 住 す る 市 内 に 所 在 す る 既 存 住 宅( 併 用 住 宅 の 場 合 は 、住 宅 部 分 の 面
積 が 総 床 面 積 の 2 分 の 1 以 上 の も の に 限 る 。 以 下 同 じ 。) 又 は 自 ら 居 住
す る た め に 市 内 に 購 入 す る 既 存 住 宅 に 、別 表 に 掲 げ る 補 助 対 象 機 器( 以
下 「 補 助 対 象 機 器 」 と い う 。) を 設 置 す る 者 と す る 。 た だ し 、 住 宅 用 太
陽 熱 利 用 シ ス テ ム 、定 置 用 リ チ ウ ム イ オ ン 蓄 電 池 の 設 置 に つ い て は 、新
築住宅も対象とする。
2
前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する者は、補助
金の交付の対象としない。
⑴
法人
⑵
賃貸の目的で補助対象機器を設置しようとする者
⑶
販売の目的で補助対象機器付住宅を建築する者
⑷
補助金の交付を申請する日において、市税等の滞納がある者
⑸
既に当該補助金の交付を受けて設置した機器と同区分の機器を設置
しようとする者
⑹
同一の世帯において、当該補助金の交付を受けて同区分の機器を設
置した者がいる者
(補助対象経費)
第4条
補助金の交付の対象となる経費は、創エネ・省エネ機器の設置に
要する費用のうち、次に掲げる費用とする。
⑴
本体及び付属機器の購入に要する費用
⑵
設置工事に要する費用
(補助金の額)
第5条
補助金の額は、次の各号に掲げる創エネ・省エネ機器の区分に応
じ、それぞれ当該各号に定める額とする。
⑴
住宅用太陽光発電システム
⑵
住宅用LED照明器具
5万円
上限5千円(補助対象照明機器の購入及び
設 置 に 係 る 費 用 の 2 分 の 1 以 内 と す る 。)
⑶
住宅用太陽熱利用システム(自然循環型)
4万円
⑷
住宅用太陽熱利用システム(強制循環型)
4万円
⑸
定置用リチウムイオン蓄電池
4万円
(申請書の様式等)
第6条
規則第6条第1項の申請書の様式は、様式第1号の白岡市住宅用
創エネ・省エネ機器設置費補助金交付申請書のとおりとする。
2
規則第6条第2項第1号及び第2号に掲げる事項に係る書類の添付は
要しないものとし、同項第3号に規定する市長の定める事項を記載した
書類は、次のとおりとする。
⑴
補助対象機器の設置に係る経費の内訳が明記されている工事請負契
約書又は見積書の写し
⑵
補助対象機器の仕様、規格等が確認できる書類(前号に掲げる書類
で 確 認 で き る 場 合 を 除 く 。)
⑶
補助対象機器の設置予定箇所の配置図
⑷
補助対象機器の設置予定箇所の工事着工前の現況写真
⑸
様式第2号の白岡市市税納税証明申請書又は住所を有する市町村が
発行する納税証明書
⑹
3
その他市長が必要と認める書類
補助金の交付申請の受付は、直接持参の方法として先着順に行い、予
算の範囲を超えると認められるときは、新たな受付は行わないものとす
る。
4
補助金の交付申請の受付開始日及び提出期限は、市長が別に定める。
(交付決定通知書の様式)
第7条
規則第9条第1項の交付決定通知書の様式は、様式第3号の白岡
市 住 宅 用 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 設 置 費 補 助 金 交 付 決 定 通 知 書 の と お り と し 、
同条第2項の規定による通知は、様式第4号の白岡市住宅用創エネ・省
エネ機器設置費補助金不交付決定通知書により行うものとする。
(変更等の承認申請書の様式)
第8条
規則第11条第1項の変更に係る申請書の様式は、様式第5号の
白岡市住宅用創エネ・省エネ機器設置費補助金変更承認申請書のとおり
とし、次に掲げる書類を添付しなければならない。
⑴
補助対象機器の設置に係る経費の内訳が明記されている工事請負契
約書又は見積書の写し
⑵
補助対象機器の仕様、規格等が確認できる書類(前号に掲げる書類
で 確 認 で き る 場 合 を 除 く 。)
⑶
補助対象機器の設置予定箇所の配置図(位置に変更がない場合を除
く 。)
⑷
補助対象機器の設置予定箇所の工事着工前の現況写真(位置に変更
が な い 場 合 を 除 く 。)
⑸
変更に係る図面
⑹
その他市長が必要と認める書類
2
規則第11条第1項の中止及び廃止に係る申請書の様式は、様式第6
号の白岡市住宅用創エネ・省エネ機器設置費補助金(中止・廃止)承認
申請書のとおりとする。
(変更等の承認通知)
第9条
市長は、規則第11条第1項の申請書の提出があったときは、速
やかにその内容を審査し、変更等をすることが適当であると認めたとき
は 、様 式 第 7 号 の 白 岡 市 住 宅 用 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 設 置 費 補 助 金 変 更( 中
止・廃止)承認決定通知書により通知するものとする。
(報告書の様式等)
第10条
規則第15条の報告書の様式は、様式第8号の白岡市住宅用創
エネ・省エネ機器設置費補助金実績報告書のとおりとする。
2
規則第15条第1号及び第2号に掲げる事項に係る書類の添付は要し
ないものとし、同項第3号に規定する市長が必要と認める事項は、次の
とおりとする。
⑴
補助対象機器の設置に要した費用に係る領収書及びその内訳書の写
し
⑵
補助対象機器の設置の完成を示すカラー写真
⑶
補助対象機器の保証書の写し
⑷
住宅用太陽光発電システムを設置した場合は、電力会社との電力受
給 契 約 申 込 書 の 写 し ( 受 付 済 の も の に 限 る 。)
3
規則第15条の報告書の提出期限は、補助対象機器の設置が完了した
日から起算して1月を経過する日又は交付決定日の属する年度の3月1
5日(この日が日曜日又は土曜日に当たるときは、その日前において、
そ の 日 に 最 も 近 い 日 曜 日 又 は 土 曜 日 で な い 日 )の い ず れ か 早 い 日 と す る 。
(補助金の額の確定通知)
第11条
規則第16条の規定による補助金の額の確定通知は、様式第9
号 の 白 岡 市 住 宅 用 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 設 置 費 補 助 金 交 付 額 確 定 通 知 書 に
より行うものとする。
(補助金の交付請求)
第12条
補助対象者は、補助金の支払いを受けようとするときは、様式
第 1 0 号 の 白 岡 市 住 宅 用 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 設 置 費 補 助 金 交 付 請 求 書 を
市長に提出しなければならない。
(定期報告)
第13条
市長は、補助対象者のうち、住宅用太陽光発電システムを設置
し た 者 に 対 し 、補 助 対 象 機 器 を 設 置 し た 日 の 属 す る 月 の 翌 月 か ら 1 年 間 、
毎 月 の 発 電 量 、売 電 力 量 及 び 売 電 力 料 の デ ー タ 等 を 記 録 さ せ 、必 要 に 応
じ て 様 式 第 1 1 号 の 白 岡 市 住 宅 用 創 エ ネ・省 エ ネ 機 器 設 置 費 補 助 金 定 期
報告書により報告させることができる。
(書類の整備)
第14条
補助対象者は、補助金の対象となった機器の設置に係る収入及
び 支 出 を 明 ら か に し た 帳 簿 等 の 書 類 を 整 備 し 、5 年 間 保 存 し な け れ ば な
らない。
(その他)
第15条
この告示に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項
は、市長が別に定める。
附
則
(施行期日)
1
この告示は、平成28年4月1日から施行する。
(白岡市創エネ・省エネ促進事業補助金交付要綱の廃止)
2
白岡市創エネ・省エネ促進事業補助金交付要綱(平成25年白岡市告
示第112号)は、廃止する。ただし、第13条の規定は、なおその効
力を有する。
(白岡市住宅用LED照明設置事業補助金交付要綱の廃止)
3
白岡市住宅用LED照明設置事業補助金交付要綱(平成2 5年白岡市
告示第113号)は、廃止する。
別表(第2条関係)
機
器
要
件
住宅の屋根等への設置に適した低圧配
電線と逆潮流有りで連携したものであ
り、かつ、太陽電池の最大出力(太陽光
発電を構成する太陽電池モジュールの公
称 最 大 出 力 の 合 計 値 を い う 。)が 1 0 キ ロ
住 宅 用 太 陽 光 発 電 シ ワット未満であり、電力会社と電灯契約
ステム
及び余剰電力の売買契約を締結するこ
と。
一般財団法人電気安全環境研究所にお
いて、太陽電池モジュールの認証(JE
T P V m 認 証 )を 受 け た も の で あ る こ と 。
未使用品であること。
住宅の照明を2か所以上LED照明に
住宅用LED照明器
具
交 換 す る 。( 照 度 2 ,0 0 0 ル ー メ ン 以 上
であり、スタンドライト及び電球タイプ
は補助対象外)
未使用品であること。
太陽熱エネルギーを集熱器に集めて給
湯に利用する集熱器及び貯湯槽が一体型
住 宅 用 太 陽 熱 利 用 シ のシステムであり、一般財団法人ベター
ステム(自然循環型) リビング の優良 住 宅部品の 認定を 受 けた
ものであること。
未使用品であること。
住宅用太陽熱利用シ
ステム(強制循環型)
太陽熱エネルギーを集熱器に集めて給
湯及び空調に利用する集熱器及び貯湯槽
が独立して設置され、動力を用いて水又
は熱媒を強制循環させるシステムであ
り、一般財団法人ベターリビングの優良
住宅部品の認定を受けたものであるこ
と。
未使用品であること。
設備を構成する蓄電池の蓄電容量の合
計が1キロワットアワー以上であり、一
定置用リチウムイオ
ン蓄電池
般社団法人環境共創イニシアチブの実施
する定置用リチウムイオン蓄電池導入支
援事業費補助金の補助対象機器として登
録された家庭用蓄電池であること。
未使用品であること。