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調査結果の概要
1 回答者の基本属性
(1) 性 別:男性 82.9%(前回調査82.3%)
、女性 13.1%(同17.3%)
、無回
答3.9%(同0.4%)
(2) 退職時における給与制度の適用区分別の人数
給与法適用職員が2,887人(82.5%)、特定独立行政法人職員が431人(12.
3%)
、無回答が182人(5.2%)
2 退職時の就労希望の状況
(1) 退職後も働きたいと思った者は、78.3%(前回調査71.5%)
、男女別では、
男性79.8%(同74.4%)
、女性68.7%(同58.1%)
(2) 退職後も働きたいと思った者について
①
働きたいと思った理由は、「年金支給開始年齢が61歳に引き上げられる
ことに伴い、無収入期間が生じないようにする」が最も多く76.2%、次い
で「生活費が必要」が69.4%
②
働きたいと思った勤務形態は、「フルタイム勤務」が54.4%(前回調査3
2.5%)、「短時間勤務」が36.4%(同51.4%)、
「いずれかを問わなかった」
が6.4%(同9.6%)
③ 何歳まで働きたいと思ったかについては、「65歳」が60.1%(前回調査6
0.1)で最も多く、それ以上の年齢とする者を合わせると全体の75.7%(同
75.5%)が65歳以上まで働きたいとしている
3 現在の就労状況
(1)
調査時点において仕事に就いている者は、78.3%(前回調査62.0%)、男
女別では、男性が79.9%(同65.7%)、女性が67.4%(同44.3%)
(2)
仕事に就いていない者(21.7%)の就いていない理由は、「しばらく休ん
だ後、また考えたい」が最も多く51.8%
(3) 就労先は、国の機関における再任用が70.0%と多数を占めている
4 再任用
(1) 勤務形態はフルタイム勤務が50.2%(前回調査32.5%)
、短時間勤務が47.
4%(同65.1%)
(2) 再任用後の官署は「退職時と同じ官署」が最も多く73.8%
再任用後の仕事内容は、「定年退職時と同種」が最も多く51.3%(前回調
査46.7%)
(3) 再任用に際し重視した事項は「勤務地」77.2%、
「仕事内容」57.1%
これら事項についての満足度は、
「満足」と「ほぼ満足」を合わせると「勤
務地」88.2%、「仕事内容」65.8%。また、
「給与」については26.0%と低く
なっている
5 民間企業等での就労状況
(1) 定年退職後、民間企業等で就労している者の勤務形態はフルタイム勤務が
77.4%(前回調査50.9%)
、短時間勤務が16.9%(同40.9%)
(2)
仕事を探した方法は、「先輩、友人、知人の紹介」が最も多く51.7%(前
回調査48.9%)、
「ハローワーク、人材紹介所等の斡旋」が12.7%(同12.7%)
6 家族、家計等の状況
(1)
家族構成は、「夫婦二人暮らし」が最も多く30.8%(前回調査33.6%)
、続
いて「夫婦と独身の子」が29.0%(同32.7%)
(2) 住居の状況については、自宅に居住している者が85.8%(前回調査86.6%)
(3)
世帯の家計の状況については、就労者、非就労者ともに、「ゆとりはない
が、赤字でもない」が最も多い(就労者37.2%、非就労者36.8%)
。次いで、
就労者は「毎月のやりくりに苦労しており、時々赤字が出る」が26.6%と多
く、非就労者は「どうやりくりしても、常に赤字が出て生活が苦しい」が24.
9%と多い
赤字が出る場合の対応は、「退職手当の取り崩し」が最も多く74.3%(前
回調査73.1%)、次いで「退職手当以外の預貯金等の取り崩し」が55.5%(同
50.4%)
7 その他
(1)
今後の生活について不安に思うことは、「自分の健康」が最も多く69.3%
(前回調査70.2%)
、続いて「家族の健康や介護」が64.7%(同65.7%)
、
「日
常の生活費などの家計」が62.6%(同54.0%)
(2)
退職する前に知っておけばよかったことは、「年金、保険などの知識」が
最も多く54.9%(前回調査47.8%)
(3) 公務に適切な今後の高齢者雇用制度は、
「定年年齢の引上げ」が最も多く4
9.5%(前回調査51.8%)
、続いて「現行の再任用制度で希望者全員を雇用」
が38.9%(同 「現行の再任用制度」
(19.1%)
、
「再任用で希望者全員を雇用」
(20.2%)
)
以
上