新 し い 総 合 事 業 に つ い て 介 護 予 防 に つ い て 第6期羽曳野市高

第6期羽曳野市高年者いきいき計画(案)へのパブリックコメントと市の考え方
ご意見の内容
新
し
い
総
合
事
業
に
つ
い
て
介
護
予
防
に
つ
い
て
市の考え方
介護予防の観点から、その人の自立支援に必要なサービスが低下することのない
ように、制度を構築します。緩和した基準のサービスの創設で、利用者の負担軽減
平成28年度からの事業実施にあたり、現行サービスを低下させないこと、利用者
ができるよう事業をすすめます。
の負担が重くならないようにすること、利用者や事業者など関係者の要望に応え
多様なサービスについては、必要に応じてボランティアの活用なども図りますが、そ
ること、多様なサービスは安易なボランティアへの丸投げをしないこと。
の目的に応じて適切な実施につながるよう、事業者との協議をすすめます。
総合事業をすすめるため、地域包括支援センターを増やす必要があるのではな
いでしょうか。
総合事業だけではなく高齢者の身近で気軽に相談ができるように、現状の1包括7
ブランチの体制や人員等についても適宜検討をすすめます。
専門的な知識なしにできるボランティア活動も多数あると考えていますが、内容に
ボランティアの活用を考えているようですが、専門的な知識や経験が必要なので より、専門知識が必要なものについては、研修等の受講などを実施することも含め
検討していきます。
はないでしょうか。
ヘルパーの補助をする人材をシルバー人材センターから活用するシステムを考
えてほしい。民間にできる事はもっと民間にまかせるシステムを考えてほしい。
介護予防のための施策を市独自で実施するため、重点的に予算をかけてくださ
い。
給付から総合事業へ移行となる訪問介護(ヘルパー)についても、多様なサービス
の創設が予定されており、そのための検討においてはシルバー人材センターとの
協議も必要と考えています。
また、生活支援サービスなどについては、既存の事業所や民間サービスの活用も
提示されています。不足しているサービスなどの検討のなかで、必要に応じて適切
なサービスの導入を図ります。
地域支援事業については介護予防のほか、包括的支援事業等様々なメニューが
あります。予算の範囲内でバランスをとりながらも適宜必要な事業には重点的に投
資するなど効果的な事業実施につなげます。
高齢者の社会参加は介護予防にも効果的であり、元気な高齢者が高齢者を支える
利用費の助成、運動施設、高齢者が散歩できる場所等の整備を行い、地域にお など、活動の場を広げられるよう事業展開をすすめます。
ける高齢者の活動の場を広げること。また空き家や民家等の活用も考えてくださ 場所の整備については、関係機関との連携をし、必要に応じて働きかけをすすめま
い。
す。
介護予防の観点からも外出の重要性は理解していますが、要介護4,5の方を対
高齢者の外出機会の増加は介護予防につながることから、高齢者の公共施設利 象とした在宅高齢者移送サービス事業以外は、今のところ利用料の補助や交通費
用には利用料への補助を実施してください。また、外出促進を図るため、交通費 の助成は考えておりません。
公共施設循環バスについては、今後の施策をすすめるうえで参考とさせていただき
の助成や公共施設循環バスの増発などの支援を行ってください。
ます。
ご意見の内容
高齢者は病気にかかると重症に陥りやすくなることから、予防接種費を無料にし、
多くの高齢者が受けられるようにしてください。また、医療機関との協力や検診率
をあげるための啓発をすすめ、各種検診の充実を図ってください。
認知症の早期対応に軽度認知障害(MCI)検診を活用できないか
介
護
予
防
に
つ
い
て
各種健診等につきましては、市として従前より充実を図ってきたところです。
軽度認知障害(MCI)に着目した介護予防事業の実施については、効果的なスク
リーニング方法や事業の実施方法などについて研究していきます。
社会的に貢献できる高齢者も多くいることから、そういった方々が能力を生かせる 高齢者の生きがいづくりや社会参加も重要な施策のひとつと考えており、福祉分野
仕事など活躍の場を提供する必要もあるのではないか。羽曳野の歴史遺産を有 にとどまらず広く関係機関との連携も模索しながらすすめます。
効活用し、高齢者をこうした遺産に足を向けやすいような施策に取り組んでほし
い。
高齢者もできる体操など健康回復や維持のための事業を展開してください。
一般介護予防事業として、誰でも気軽に参加できる「いきいき百歳体操」などの取り
組みを進める予定です。
計画の中でも、最も主要な施策である地域包括ケアシステムの構築がまさにそれ
施設はありますが、やはり自分の家で生活したい。そのためのいろいろなサポー に当たります。医療介護の連携などで、高齢になって支援が必要になっても住み慣
れたまち(家)で自分らしく生活できる制度の構築を進めていく予定です。
トをお願いします。
「街かどデイハウス」の充実、増設を図ってください。
に施
つ 設 介護サービスの利用者は年々増加する。特養など施設の増設を考えるべき。年
い 整 金収入でも安心して利用できる低料金の施設を作ってほしい。
て備
保
険
料
に
つ
い
て
市の考え方
現在、2カ所ある「街かどデイハウス」については身近な介護予防拠点として新しい
総合事業の中でどのように位置づければ効果的かを検討します。増設について
は、介護予防事業全体の見直しにあわせて、その必要性について検討します。
第6期計画におきましては、地域包括ケアシステムの構築を目指し、地域支援事業
など地域に密着したサービス基盤の充実を図っていきます。新たな施設整備は、今
後のニーズの動向に注視し検討していきます。
保険料が高く、さらに値上がりする。生活する上で負担が大きい。市独自の保険
料の減免、利用料軽減策を実行性のある制度にしてほしい。
保険料は、これからの人口動向、介護認定者数、サービス給付見込み量に基づき
設定しています。保険料の減免や利用料の軽減については、国の制度改正との整
合性も考慮し対応していきます。
パブリックコメントの計画案に保険料を書き込むべきではなかったですか。また、
地域に出向いての説明会など考えてほしいです。
パブリックコメントを実施する時点において、サービス見込量が確定していなかった
こと、報酬改定など国の制度が決まっていなかったことから、保険料を推計すること
ができませんでした。また、地域に出向いての説明会は予定していませんが、広報
やホームページを通じて、改正後のサービス等について分かりやすく説明を行って
まいります。
ご意見の内容
高齢者は病気にかかると重症に陥りやすくなることから、予防接種費を無料にし、
多くの高齢者が受けられるようにしてください。また、医療機関との協力や検診率
をあげるための啓発をすすめ、各種検診の充実を図ってください。
保
険
料
に
つ
い
て
長年サービスを利用していない方に対して何らかの還元する制度を作ってほし
い。
一般会計からの繰り入れで保険料を引き上げないようにしてください。
第5期で第2段階を国基準0.5を0.6にしていた。第6期では0.5以下へしてくださ
い。
介護サービス圏域が東西2地域では大きすぎるのではないでしょうか。
市の考え方
各種健診等につきましては、市として従前より充実を図ってきたところです。
平成27年度から「きらきらシニアプロジェクト」(ボランティアポイント制度)を実施し
ます。元気な高齢者が高齢者を支える制度で、ボランティア活動に対して付与する
ポイントに応じて換金等行います。
介護保険制度は公費半分、保険料半分で制度設計された社会保険制度です。制
度的にきまっているもの以外に一般財源を投入することは制度上認められていま
せん。第6期計画においては、所得区分を第5期の11段階から高所得者層の段階
を増やし14段階に多段階化を行っています。
第6期計画においては、低所得者層の料率について国基準どおりとしたことから、
第5期の第2段階の方は、第6期において第1段階になり、その料率も0.5となりま
す。なお、料率については、今後政令改正により0.45に、また平成29年度には0.3に
変更になる予定です。
2つの圏域の人口状況や介護サービス等の基盤状況、高齢者施設等の状況は概
ね均衡がとれており、介護サービス等の提供体制を適正に確保する圏域として、東
西2地区に区分した設定としています。
適切なケアプランチェックや指導・監督の実施について、大阪府など関係機関と連
サービス付き高齢者向け住宅が増えてくると予想されます。良質なサービスが提 携し、介護保険サービスが適正に行われるように努めます。
供されるよう関係庁との協議等検討すべきではないでしょうか。
そ
の
他
サービス提供基盤を強化するうえで、介護従事者の確保は重要です。国・府の取り
介護施設で働く人の労働条件の改善、賃金の保障、若者に希望のある職場にし 組みと連携し、就労環境の改善や潜在的な有資格者の確保に努めます。
てほしい。
今のところ新しい公民館を建設する計画はありませんが、高齢者の方々が既存の
高齢者がサークル等で使用できる施設を作ってほしい。市民会館やコミュニティセ 施設を気軽に利用しやすい環境となるよう検討してまいります。
ンターを陵南の森公民館のように無料で使用できるようにしてほしい。
高年生きがいサロンでは、主に介護予防事業の実施や高齢者のつどいの場として
6号館を利用していますが、食事の提供があれば、独り暮らしの方や体調がすぐ
利用いただいております。高年生きがいサロンでの食事提供は、考えておりませ
れず料理ができない方にも対応できます。
ん。なお、市では食の自立支援配食サービス事業を実施しています。