認知症には様々な種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。日本

認知症には様々な種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。日本では、
「アルツハ
イマー型認知症」、
「血管性認知症」、
「レビー小体型認知症」が3大認知症といわれており、
その中でも最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。アルツハイマー型認知症は長
い年月をかけてゆっくりと進む病気なので、早期からの予防が大切です。予防法の適応は
30 歳代から 60 歳代です。
糖尿病に気を付ける
糖尿病はアルツハイマー型認知症のリスクを高めます。糖尿
病のかたは治療で血糖を適正にコントロールして下さい。
食習慣として、野菜・果物・魚の摂取を心がけましょう。
適度な睡眠をとる
適度な睡眠時間は年齢により変化しますが、5 時間以下、ある
いは 9 時間以上の睡眠では糖尿病や高血圧の発症リスクが高く
なると言われています。そのため 7 時間(6~8 時間)の睡眠が適
度であり、短い昼寝も良いとされています。
適度な運動をする
30 分以上のウォーキング等、軽く汗をかく程度の運動を週に
3 回以上行いましょう。
乳製品を毎日少量摂取する
毎日、コップ 1 杯の牛乳やチーズ 1 個など少量の乳製品を
摂取しましょう。但し多量摂取には注意して下さい。
60 歳代以上の方で認知症が気になったら「もの忘れ外来」を受診し検査や診察を受け、
認知症の可能性を調べてもらって下さい。軽度認知機能低下(MCI)と診断された方は予防
でなく治療を受けて下さい。