山梨県コンクール 一部 最優秀賞 『おこめのかみさま』 甲斐市立敷島;pdf

山梨県コンクール 一部 最優秀賞
『おこめのかみさま』
甲斐市立敷島小学校一年
望月 大誠 さん
ぼくはしろごはんがだいすきです。おなかがすいたときにたべる
と、おなかからちからがもりもりでてきます。
ぼくはようちえんのとき、たんぼやじぶんのバケツでおこめづく
りをしました。だいすきなしろごはんがつくれるからとてもうれしか
ったです。もみまきもたうえもじぶんのてでしました。ぼくは、おお
きくなりますようにというきもちをこめてしました。
でも、なつやすみのときにぼくはいねにみずをあげわすれて、
いねがすこしかれてしまいました。すごくかなしくて、おこめのか
みさまに「ごめんなさい。これからはちゃんとみずをあげます。おこ
めのみがなりますように。」と、おいのりしました。それからはまい
にちみずをあげました。そしたら、かれていないところからみがで
てきました。それをみてぼくはすごくうれしくて、こころのなかで
「おこめのかみさがありがとう。」と、なんどもいいました。そして、
おみずはすごくだいじなものなんだということがわかりました。
あきにいねかりをして、おもたいおこめをもててうれしかったで
す。いねはかぜがふいてもたおれませんでした。おこめってすごく
つよいんだなとおもいました。
じぶんたちでそだてたおこめをつかって、みんなでオニギリパ
ーティーもしました。じぶんでつくったおこめはおいしくて、ほっぺ
がふたつおちそうになりました。さいこうにおいしかったです。ぼく
は、いつもたべているおこめはこうやってできているんだなとおも
いながらたべました。
のうかのひとがいっしょうけんめいそだててくれるだいじなおこ
め。おちゃわんのさいごのひとつぶもきれいにたべると、おこめの
かみさまがよろこぶきがします。だからぼくはこれからものこさない
でたいせつにたべたいです。