20150325-131204 [152KB pdfファイル];pdf

修了式でのつぶやき
正門脇の桜が開きはじめました。もうすっかり春ですね。
春は、別れと出会いの季節と言います。3年生が卒業し1・2年生だけの集会
となると、こじんまりした感じがします。でも、みんな一人ひとりがしっかりと
私の方を見て話を聞いてくれている様子は、3年生がいたときと同じでとても素
晴らしいと感じます。
さて、今日は修了式、いつもこのようなときにお話をさせていただきますが、節
目・節目でこれまでのことを少し振り返ってみること、そして新たな目標を持つ
ことが人として成長することにつながります。
では、この1年間どうだったでしょうか?学校生活を振り返って見ましょう。
私から見ますと、全体的にはとても成長が見られた1年間だったと思います。
昨年の四月の頃は、1年生はまだ幼さが残るかわいらしい感じでしたが、今は
落ち着いてすっかり中学生らしい集団になりました。
2年生は1年前にはまだ頼りない感じがありましたが、今はすっかりたくまし
くパワフルな集団に成長しました。
よい集団を作るには、
「ほんの少しの努力、ほんの少しのガマン、ほんの少しの
心配り」が必要です。という話をさせていただいています。学校全体としては、
よく努力し、よくガマンし、よく心配りをした1年間だったと感じます。
しかし、個々にはどうでしょう? 努力はしたけど、ガマンがたりなかった人、
心配りができなかった人がいるのではないでしょうか?
先ほど渡した通知表。その中に1年間の自分を振り返るヒントがあります。通
知票に記載されている数字や記号だけにとらわれず、その数字や記号が表してい
る意味、そして担任の先生が心を込めて書いてくれた所見、出欠席の記録など。
家に帰ったらゆっくりと通知表を見て1年間を振り返って見てください。
そして、新たな目標を持って4月6日の始業式を迎えましょう。それぞれ進級
し後輩ができるわけですから、新入生から「あの先輩ステキ!!」「あの先輩すご
い!!」とあこがれられる存在になれるといいですね。
来年度、4月からも御所見中学校をさらによい学校にできるよう、みなさんの
がんばりを期待しています。そして、みなさん自身も自分自身のがんばり、成長に
期待し、1年後の自分を楽しみにしてみましょう。
この1年、保護者の皆さま、地域の皆さまに支えられてスムーズな学校運営
を行うことができました。心より感謝を申し上げます。
来年度も引き続きご支援をよろしくお願いします。