大学病院の基本知識を身につけ、提案できる若手事務職員になろう

大学病院の基本知識を身につけ、提案できる若手事務職員になろう!
~病院長!こんなのいかがでしょう!?~
(第8回
国立大学附属病院若手職員勉強会)企画書
【提案班】
6班
【テーマ】
診療報酬請求業務の内製化
~私たちに委託してください~
【班メンバー】
大学・所属
氏名
司会者
発表者
旭川医科大学病院
病院事務部医療支援課
鳥潟
翔太朗
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阿部
あつ子
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竹田
あづさ
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石灰
左永子
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悠
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奈緒子
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壱東
伸夫
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柏木
雄介
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恵
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真希
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医療支援係
東北大学病院
病院事務部医事課
入院第二係
東京大学医学部附属病院
病院事務部医事課
外来チーム外来担当
富山大学附属病院
病院事務部医事課
信州大学医学部附属病院
医事課入院係
宮島
三重大学医学部附属病院
医学・病院管理部
中島
医療サービス課診療管理係
大阪大学医学部附属病院
事務部医事課医療相談係
香川大学医学部附属病院
医事課入院係
長崎大学病院
病院事務部医事課診療報酬
岩崎
文部科学省
医学教育課大学病院支援室
病院第二係
川崎
1.
企画の目的
【現状分析と問題提起】
・現状分析
人件費削減のため、多くの病院が診療報酬業務を外部委託している。
診療報酬請求業務はDPC導入や医療費制度の変化などにより年々複雑な業務となっている。
また、法人化以降、コスト削減や経営努力により、大学全体の運営資金の中で病院収入(診療
報酬)が占める割合が大きくなっている。
・問題提起
診療報酬請求に対する査定が減らない。
委託した業務を職員がチェックする必要があり、業務が重複している部分がある。
委託と職員の業務内容を完全に分けられない。
委託業者に対して直接、指示・指導ができない。
委託業者との情報共有が難しい。
病院が委託業者の教育機関になっている。
2.企画の効果
【企画のもたらす効果】
委託費がなくなる。
経験のある職員が行うことで正確な診療報酬請求ができ、病院収入が増える。
病院全体を把握し、指示系統がしっかりする。
3.
企画内容
【全体計画】
(別紙)
4.
実施体制等
【企画実現に係る実施体制(協力体制も含む)】
外部委託している診療報酬請求業務を職員が実施する。
経験者が新規職員に教育できる環境を作る。
【企画実現に係る課題と解決策】
5~7診療科ごとにチームを作り、既に病院選考採用(医療事務資格者)となった者が
指導を行う。
段階的に委託業者からの切り替えを実施する。
【企画実現に係る必要な能力・知識】
教育を担当できる知識を持った職員
職員間で共有できるマニュアルの作成
5.実施にかかる経費の発生
職員の増員に係る人件費等
体制が整うまでの査定額増
6.
波及効果
医師と事務職員の連携が強くなることで、職場の雰囲気が良くなる。
病院の経営を長期的に見ることができる。
職員が実働することで病院の状況を把握しやすくなり、提案がしやすくなる。
医事課業務の知識を持つ職員を大学内の他部署にも配置ができる。