大学病院の基本知識を身につけ、提案できる若手事務職員になろう! ~病院長!こんなのいかがでしょう!?~ (第8回 国立大学附属病院若手職員勉強会)企画書 【提案班】 4 班 【テーマ】 「特色枠」調達で、大学病院を活かした機器整備をしましょう! 【班メンバー】 1. 大学・所属 氏名 司会者 発表者 旭川医科大学病院 岡田 淳志 □ ☑ 東京医科歯科大学医学部附属病院 大澤 和広 ☑ □ 新潟大学医歯学総合病院 多田 将典 □ □ 福井大学医学部附属病院 砂田 章宏 □ □ 鳥取大学医学部附属病院 松村 章平 □ □ 香川大学医学部附属病院 高澤 寿志 □ □ 佐賀大学医学部附属病院 古賀 哲治 □ □ 熊本大学医学部附属病院 山本 倫仁 □ □ 琉球大学医学部附属病院 成底 和浩 □ □ 企画の目的 【現状分析と問題提起】 ・大学病院は急速な社会の変化、多様化する価値観に順応せずには運営できない。 ⇒社会の変化や多様化する価値観を吸収することによって、新しい医療のカタチを提供できな いだろうか。 ・現状の機器購入は、現場からの要望や耐用年数等により予算配分がなされ、執行手続きが行 われている。この点、病院内の機器購入および更新計画は、必ずしも万全なものではなく、 限られた予算の中で執行手続きを行わなければならない。 ⇒予算執行管理業務担当者として、経費の削減や執行業務に努めることは当然の責務と考える が、「+α」として、大学病院としてのブランド力を高める執行はできないだろうか。 2.企画の効果 【企画のもたらす効果】 ・社会のニーズにあった医療を提供することにより、特色ある大学病院づくりを実現できる。 また患者さんの満足度の向上が見込まれ、独自性のある大学病院づくりを社会へアピールす ることもできる。 3. 企画内容 【全体計画】 (別紙) 4. 実施体制等 【企画実現に係る実施体制(協力体制も含む)】 ・既存の経営委員会内で社会のニーズを分析。 ・分析結果をもとに、社会が希望している医療は何か、またそれに必要とされる機器は何なの かを議論。 ・議論により決定された機器について、「特色枠」として大学病院の機器購入計画に加える。 【企画実現に係る課題と解決策】 ・どのような方法で社会のニーズや都市・地域の特殊性を吸い上げるか。 ⇒大学病院内の診療実績をもとに、どのような診療がその大学病院にとって必要か自己分析を 行う。 ⇒近隣病院との連携を強化し、情報収集を密にする。 ・吸い上げたニーズと、大学病院が求めるものとどのようにすりよせるか。 ⇒当該機器導入により可能となる診療の収支を算出し、意味のある機器導入なのかどうかを判 断する。また判断にあたってはポイント制を導入し、多角的な視野(社会のニーズに重きをお くことはもちろん、現場の医師や看護師の意見も組み込む)に立ち実現する。 【企画実現に係る必要な能力・知識】 ・情報の収集能力と分析能力(現場での運用等を調整する病院内で連携する能力、社会のニー ズを把握して病院外と連携する能力が要求される) 5.実施にかかる経費の発生 とくに費用をかけない(分析チームの編成にあたり業務が増加する場合は、人件費等が追加 発生する可能性有) 。 6. 波及効果 ①患者さんの増加に伴う収益の増加 ②病院設備の拡充 ③病院内のみならず、病院外にも目を向けた予算執行管理業務担当者の育成
© Copyright 2024 ExpyDoc