Press Release 2015 年３月 20 日（金）《問い合わせ先》総合労働局総合労働局長須田孝直通電話 03（5295）0517 代表電話 03（5295）0550 報道関係者各位 2015 春季生活闘争第１回回答集計結果について連合は、2015 春季生活闘争の第１回回答集計を３月 20 日（金）10 時締切で実施いたしましたので、ここにご報告いたします。【概要】３月 16 日～20 日までを先行組合回答ゾーンとして設定し、３月 20 日(金)10 時時点で集計した結果、平均賃金方式では 798 組合（昨年同期比 307 組合増）、回答額は 7,497 円(昨年同期比 1,006 円増)となった。 300 人未満の中小労組では回答を引き出した組合は、平均賃金方式で 419 組合（昨年同期比 141 組合増）、回答額は 5,747 円(昨年同期比 187 円増)となった。中小組合においても多くの回答が引き出されている。また、平均賃金方式で賃上げが明確に分かる組合の賃上げ分は、509 組合（昨年同時期比 189 組合増）、賃上げ額は 2,466 円（昨年同時期比 1,187 円増）、賃上げ率 0.80％（昨年同時期比 0.36％増）となった。うち、中小労組については、200 組合（昨年同時期比 40 組合増）、賃上げ額は 1,974 円（昨年同時期比 463 円増）、賃上げ率 0.74％（昨年同時期比 0.30％増）となった。非正規労働者の賃上げは、時給では 55 組合が回答を引き出し、賃上げ額は 19.67 円(昨年同時期比 7.70 円増）、月給は 32 組合 4,188 円(昨年同時期比 1,220 円増)である。非正規共闘においても賃金の引き上げが行われている。先行組合の回答引き出しを受け、来週からの中堅・中小組合の回答引き出しに向け、 3 月 18 日発信した中央闘争委員長要請にもとづき、非正規・未組織労働者を含むすべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」の実現と「デフレからの脱却」と「経済の好循環確立」につなげていく。 2015 春季生活闘争検索 Press Release 賃金引上げ昨年同時期比　307組合増・1,006円増 ①平均賃金方式　（すべて組合員数による加重平均）平均賃金方式 300人未満 2015回答（2015年3月20日集計）集計組合数賃上げ額賃上げ率集計組合員数 798 組合 7,497 円 2.43 ％ 1,236,934 人 419 組合 5,747 円 2.26 ％ 43,381 人 2014回答（2014年3月14日集計）集計組合数賃上げ額賃上げ率集計組合員数 491 組合 6,491 円 2.16 ％ 959,693 人 278 組合 5,560 円 2.22 ％ 28,332 人 ※ 2015年と2014年で集計対象組合が異なるため、「賃上げ額」と「賃上げ率」の昨年対比は整合しない。 ②平均賃金方式のうち、賃上げ分が明確に分かる組合の集計　（すべて組合員数による加重平均）平均賃金方式 300人未満集計組合数集計組合員数 509 組合 1,067,882 人 200 組合 25,389 人 2015回答（2015年3月20日集計）額定昇相当分賃上げ分計計率定昇相当分賃上げ分 7,859 円 5,532 円 2,466 円 2.56 ％ 1.83 ％ 0.80 ％ 6,752 円 4,777 円 1,974 円 2.52 ％ 1.78 ％ 0.74 ％ ③非正規労働者賃金（時給）引き上げ 2015回答（2015年3月20日集計）非正規労働者賃金時給引き上げ集計組合数 55 組合賃上げ額 19.67 円 2014回答（2014年3月14日集計）集計組合数賃上げ額 89 組合 11.97 円 ※集計組合数は、時間給換算が可能な組合数 ④非正規労働者賃金（月給）引き上げ 2015回答（2015年3月20日集計）非正規労働者賃金月給引き上げ集計組合数 32 組合賃上げ額 4,188 円 2014回答（2014年3月14日集計）集計組合数賃上げ額 2,968 58 組合円 ⑤非正規労働者賃金（日給）引き上げ 2015回答（2015年3月20日集計）非正規労働者賃金日給引き上げ集計組合数－組合賃上げ額－円 2014回答（2014年3月14日集計）集計組合数賃上げ額 200 1 組合円 ⑥個別賃金方式　（組合数による単純平均） 2015回答（2015年3月20日集計）個別賃金方式Ａ方式35歳Ａ方式30歳Ｂ方式35歳Ｂ方式30歳集計組合数集計組合員数 27 組合 51,272 人 24 組合 25,671 人 50 組合 50,290 人 36 組合 19,264 人賃上げ額賃上げ率到達水準 3,119 円 1.07 ％ 295,893 円 3,059 円 1.19 ％ 259,794 円 7,569 円 2.74 ％ 284,123 円 9,860 円 4.15 ％ 247,219 円【注】Ａ方式：特定した労働者（たとえば勤続17年・年齢35歳生産技能職、勤続12年・年齢30歳事務技術職）の前年度の水準に対して、新年度該当する労働者の賃金をいくら引き上げるか交渉する方式。この部分を連合は「純ベア」と定義した。Ｂ方式：特定した労働者（たとえば新年度勤続17年・年齢35歳生産技能職）の前年度の賃金に対し、新年度（勤続と年齢がそれぞれ１年増加）いくら引き上げるかを交渉する方式。添付：2015 春季生活闘争非正規「回答速報」No.3 2015 春季生活闘争検索