理科専攻 [PDF:71KB]

【中等教育教員養成課程・理科専攻のアドミッション・ポリシー】
<4年間で学生を,このような人材に育てることを目標にしています>
本専攻では,中等教育段階において必要とされる理科の専門的知識と確かな実践的指導力を身につ
け,観察・実験を中心とした主体的な探究活動を通して,科学的な見方や考え方,及び自然観を養う
理科教育を積極的に推進できる教員を養成することを目標としています。
<そのために,このようなカリキュラムを編成し,このような教育を行います>
中学校や高等学校の教員になるのに必要な,物理学,化学,生物学,地学の各領域に関わる知識及
び観察・実験の技能習得を図る科目とともに,教職専門である理科教育学の科目を系統的に履修する
カリキュラムを編成しています。卒業研究では,物理学,化学,生物学,地学,理科教育学のいずれ
かの領域を選択して研究を行い,知見を深めます。また,体験実習,基礎実習,教育実習等を通じて,
理科教員としてふさわしい資質と実践的能力を身につけることができるよう教育を行います。
<このカリキュラムで学ぶためには,このような力が必要です>
中等教育段階の理科においては,「自然の事物・現象に対する関心や探究心を高め,目的意識をも
って観察・実験などを行い,科学的に探究する能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象につい
ての理解を深め,科学的な見方や考え方,及び自然観を育成すること」が求められます。このため,
中学校・高等学校における理科教員として必要な専門的知識・技能を習得できる基礎学力を身につけ
ているとともに,今日的な理科の目標を実現しようとする熱意をもっていることが必要です。
<したがって,次のような選抜方法を実施します>
【一般入試(前期入試・後期日程)】
大学入試センター試験では,高等学校までの全般的な基礎学力をみます。そのうえで,前期日程で
は,物理,化学,生物,地学の学力をみます。後期日程では,理科教員を目指す意欲,自然科学に対
する興味・関心,理解を問うと共に,物理,化学,生物,地学に関する知識を問います。
【私費外国人留学生入試】
基礎的な学習の到達度及び日本語能力をみるために,日本語留学試験(理系)を課します。本専攻
に対する適性,資質・能力,目的意識をみるために面接(口頭試問を含む)を行います。これらの成
績及びその他の提出資料を総合して選抜を行います。
<そこで,次のような人の受験を期待します>
基礎学力を有し,中学校や高等学校の理科教員を目指す意志と情熱を持ち,物理学,化学,生物学,
地学,理科教育学の中から自分の専門領域を形成しつつ,各領域の学習に積極的に取り組む人,また,
教員になるにあたって必要な他者とのコミュニケーション能力に優れた人の受験を期待しています。