生物学Ⅱ 第一回目 1. 2. 3. 試験の解説 生物学Ⅰの続き(転写・翻 訳) DNA変異による例 試験解説 膜の重要性(エネルギー産生において) プロトン濃度勾配 ATP合成酵素 化学浸透説 発酵の生物学的意義 ピルビン酸から発酵過程でATPは生産されないのになぜ反応は進むのか NADHの再生・再利用 高温・乾燥環境に適応するために光合成における植物の獲得した機構 気孔をあけずにいかにして二酸化炭素を固定するか C4化合物形成 空間的に分業(C4植物)・時間的に分業(CAM植物) ヒト体内で使われる筋肉以外の細胞骨格 細胞分裂時 紡錘体形成(微小管)・収縮環形成(アクチン) 細胞核の構造維持(中間径フィラメント_核ラミナ) メンデルの法則が一般的に成り立たない 独立の法則 連鎖 if メンデルが8つの形質に着目していたら・・・・ 3種類のRNA mRNA:伝令RNA 塩基対の性質に 基づいてDNAの塩基配列をコピーする tRNA:運搬RNA アミノ酸を結合し てアミノ酸を運搬 図14-6 rRNA:リボソームRNA リボソーム の構成成分の一つ RNAは糖がDNAの糖と異なる(図14-5) RNAの塩基のうちU(ウラシル)はRNAで のみ使用される。T(チミン)はない タンパク質合成の順序(図14-9) 核内のDNAからmRNAが転写される 核膜からmRNAが出て、リボソームに結合 アミノ酸を結合させたtRNAと対をつくる さらにもう一つアミノ酸を結合させたtRNA がとなりに並ぶ アミノ酸同士が結合 以上を繰り返してタンパク質が合成される DNA変異が原因となる病気 肥満に関する遺伝子 アドレナリン受容体 (図14-10) 脂肪をため込む細胞の表面 交感神経からのノルアドレナリン結合→脂肪分解 408個のアミノ酸 一文字 TからGへ置換 64番目 トリプトファンからアルギニンへ アドレナリンの信号伝達効率6割に落ちる 脂肪燃焼できない 肥満になる 塩基配列がタンパクに影響を与える例 アルコールに強いか弱いか アルデヒド脱水素酵素 ALDH2 (図14-11) アセトアルデヒドを酢酸に変える 一文字 GからAへ置換 グルタミン酸→リシン タンパク質が4個合体して働く 変異が起こるとうまく合体できない 活性が落ちる アセトアルデヒドの代謝遅れ 血中濃度高くなる 鎌状赤血球症 正常な赤血球 円盤状 柔軟 図15-1(a) 遺伝病: 赤血球が鎌状化 三日月型 図15-1(b) Β鎖の6番目のアミノ酸 GluからValへ置換 特定のアミノ酸の置換による最初の例 酸素を失うと繊維状になりやすい 図15-2 マラリアに抵抗性 マラリア原虫を殺す マラリア原虫は正常赤血球内で生存、鎌状で は生育できない マラリア感染地域では 鎌状赤血球症の人が 多い 図15-3
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