地域支援 地域支援センターしせい ンターしせい

地域支援
地域支援センターしせい
センターしせい
第4号
3月
3月18日(水)発行
~親子学級座談会~
今年度、親子学級では2回の座談会を行いました。はじめは6月に、相馬市
今年度、親子学級では2回の座談会を行いました。はじめは6月に、相馬市保健センター
保健センターの保健師さんに来校し
ていただきました。保護者さん達からは、子どもとのより適切なコミュニケーションのとり方や通院、床屋の利用
からは、子どもとのより適切なコミュニケーションのとり方や通院、床屋の利用
についての悩みなどの話が出ました。1月には小学部の先輩保護者さんに参加していただき、
「子どもの成長につい
て共に考えよう」というテーマで座談会を行いました。先輩保護者さんからは、お子さんの障がいが分かったとき、
受け入れるまでの気持ちや学校生活におけるこれまでの成長について、人間関係の広がり、買い物や通院等におけ
る地域での生活の様子や変化について、さらに父親やきょうだいの理解と協力について、お母さん自身のストレス
発散方法等、これまでの子育てを振り返り、経験をお話いただきました。
を振り返り、経験をお話いただきました。
座談会を通して親子学級の保護者さんから、お互いの気持ちに共感し合うと同時に、
小学生になってからの成長や人間関係の広がり等の見通しが持つことができたという
話がありました。そして子どもを中心にして地域の関係機関や学校、保護者さん同士が
「みんなでつながっている」ということの心強さや、
「子どもは成長していく」という
見通しや安心感を得ることができたという話がありました。今回の取組
ことができたという話がありました。今回の取組みから親子学級はお子さんにとっておやつ
から親子学級はお子さんにとっておやつ
やトイレ等の身の回りのこと、集団等の学びの場であると
やトイレ等の身の回りのこと、集団等の学びの場であると同時に、保護者さんたちが子どもを中心とした「縦と横
同時に、保護者さんたちが子どもを中心とした「縦と横
のつながり」を作っていく場となっていってほしいと思います。
(小学部:志賀)
「つなぐ・つながるための情報交換会をめざして」
小学部では、来年度本校に入学を予定しているお子さんの通っている各施設等における情報交換会を行っていま
す。幼稚園、保育所、療育施設でのお子さんの様子を参観させていただくだけでなく、担任の先生や施設の担当者
と子どもについて配慮している点や気をつけて欲しいことの情報交換を行うことを通して、一人一人に応じた円滑
な就学につなげようとする試みです。今年度で
な就学につなげようとする試みです。今年度で3年目の取り組みとなりますが、情報交換会を行ってその内容から
年目の取り組みとなりますが、情報交換会を行ってその内容から
事前の環境作り等の準備を進められたことで、子どもたちは大きな混乱なく学校生活に移行できているように思い
ます。
2月に学部の担当者が実際に幼稚園、保育所、療育施設に伺いますが、
月に学部の担当者が実際に幼稚園、保育所、療育施設に伺いますが、5月には、養護学校の担任が同じように
月には、養護学校の担任が同じように
出向き、幼稚園、保育所にお子さんの養護学校での様子を伝えたり、担当者が伝えた情報だけではわからなかった
ことなどを話し合ったりすることでさらに一人一人に応じた「つなぐ・つながる」連携をめざして取り組んでいま
す。
(小学部:石垣)
進路指導部~卒業後の連携について~
相馬養護学校では、卒業後の生活において、生活支援や就労支援が円
相馬養護学校では、卒業後の生活において、生活支援や就労支援が円滑に行われるようにするため、年2回(
滑に行われるようにするため、年2回(9
月と2月)
月)
「卒後の地域生活支援連携会議」を行っています。これは、相馬市、南相馬市から委託を受けている6つ
の相談支援事業所、相双障害者就業・生活支援センターの担当の方に集まっていただき、将来の生活への希望や、
必要と思われる支援内容などについて情報交換を行う会議です。卒業生一人一人の状況を知っていただくだけでな
く、専門的な立場からアドバイスをいただく貴重な機会となっています。
卒業後、生徒たちは地域の中でたくさんの方とかかわりながら生活していくことに
なりますが、新しい環境に慣れていくための精神的な負担は大変なものと思われます。
に慣れていくための精神的な負担は大変なものと思われます。
その負担を少しでも減らし、自分らしく過ごしていくために関係機関との連携を図り
ながらこれからもサポートしていきたいと思います。(高等部:菅原)