東地区児童館「放課後子ども教室便り」

平成27年3月18日
子 ど も 教 室 だ よ り
No.12
東地区児童館 放課後子ども教室
【合言葉 きまりを守り 元気にあいさつ】
☆6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます
○ 6年生の皆さんは、児童館においても最年長のお兄さん・お姉さんとして、日頃の遊びや体験教室の中で下級生、と
りわけ1・2年生とよく関わり、面倒を見てくれました。また宿題についても真剣に黙々と取り組むその姿は、下級生
の良き手本となりました。本当に有り難うございました。いよいよ4月からは中学校での生活が始まりますが、これか
らの3年間は、自身の将来の生き方の基礎を作る大事な時期です。みなさんが、
“将来の夢”の実現に向けて中学校で
大いに活躍されることを、東地区児童館職員一同心より祈っております。
☆2月 13 日、体験教室「ボール・ホッケー教室」
「将棋・オセロ大会」を行いました。
○ 1・2年生は大半が初心者なので、
先ずパスやボールコントロールなどの基本を学び、
その後3チームに分かれての実戦に入りました。しかし、落ち着いてやれば出来るこ
とでも、慌てると上手くいかないものです。目の前に来たチャンスボールを空振りし
たり、自陣のゴールに向かってコロコロ転がってきたボールをキーパーが空振りして
ゴールが決まってしまうなどの“珍プレー”も続出。それでも皆汗をかきながら必死で
ボールを追いかけ、
ファインプレーも随所で見せていました。
反省会で2年生のI君が、
「僕はアイスホッケーを習っているので、一人で簡単にボールをゴールまで持って行け
ると思ってた。
だけどみんな思った以上に上手で、
途中でしっかり止められてしまった。
」
と語ったのが印象的でした。
○ 将棋には、3年生2名と6年生2名の計4名が、またオセロには3年生2名と5年
生1名の計3名が参加しました。参加者は少数ながら、対局する姿は皆真剣そのもの
です。同学年対戦では、互角の熱戦が繰り広げられましたが、異学年との対戦ではや
はり上級生に一日の長がありました。しかし、下級生が時折見せる「定石破り」の一
手に、上級生が頭を抱え込む場面もありました。将棋に参加した6年生のR君はなか
なかの腕前で、3年生では太刀打ちできません。そこで、先生が「ハンディーを付
けてあげたら?」と声を掛けると快く応じ、飛車・角・香の四枚落ちでの対戦を承知
してくれました。また相手の力量を推し量りながら“いい勝負”を自ら演出する度量の広さも見せていました。
☆“面倒くさい”けれども、
“やるべきこと”はきちんとできる子になってほしいものです。Part3
多くの子ども達にとって“面倒くさい”ものの最たるものが「勉強」のようです。足し
算・かけ算や漢字の練習問題がズラリと並ぶ宿題プリントを見て、思わず「あ~面倒くせ
え!」と。学校での緊張状態が一端途切れて来館する子にとっては、再度意欲を取り戻し
て“面倒くさい”宿題に取り組むことは至難の業です。どうしても友達とおしゃべりしな
がら、遊びながらの“ながら勉強”になってしまいます。彼らの気持ちはよく分かります
高学年教室
し、
「放課後子ども教室」
を学校の第6時間目、
7時間目とするのも筋違いであろうと考え、
「友達の宿題の邪魔をしない」
「宿題を終わらせる」という最低限の申し合わせにより指導をしています。ところが1
学期の終わり頃から、低学年の中に「静かに集中して宿題に取り組みたい」と言って、高学年室での勉強を願い出る
子が現れました。一斉下校となる水曜日以外は、低学年と高学年の来館時間に 30~50 分程時差があり、その間高学年
室は空いているので、そこに目を付けたのです。友達と楽しくおしゃべりしながら宿題をしたい子もいれば、静かに
集中して取り組みたい子もいます。どちらにも対応できるよう、その後高学年室や時には図書館も必要に応じて使っ
ています。最近は、シ~ンと静まりかえった高学年室で、真剣に宿題に向き合う子ども達が少しずつ増え始めました。
☆お知らせ:春休みの放課後子ども教室について
・学年末休業中の「放課後子ども教室」は、20 日、23 日~27 日、30 日の7日間で、午前 10 時~午後6時までを予定していま
す。
「放課後子ども教室」へ参加の場合、帰宅時は保護者のお迎えを原則としております。お迎えが無い場合は、
“児童館利用”
として午後5時までには児童館を出て自力で帰宅することになりますが、この場合は必ず「帰宅連絡表」に必要事項を記入し
て持参させて下さい。なお、延長利用を希望する場合は、前日までに「延長利用申込書」の提出をお願いいたします。また、
新年度の「放課後子ども教室」は、4月6日からスタートします。 文責 【子どもプランコーディネーター 井 澤 直 行】