都市経営論【他学科展開科目】

〔科目名〕
〔単位数〕
2
都市経営論
〔担当者〕
小林敏樹
〔科目区分〕
専門科目、展開科目
〔オフィス・アワー〕
時間:
場所:
〔科目の概要〕
本科目では、下記を主題とし、授業を進める。
① 都市の形成と発展の経緯について解説する。都市や都市づくりの歴史、都市計画の先駆者たちの取り組みを学ぶ
ことによって、今後の都市づくり、まちづくりの方向性を見出す。科学技術に頼るだけでなく、多様で多数の課題が
山積し、将来の予測が難しい時代だからこそ、歴史にそのヒントを求める。
② 人々の生活を支える都市スケールの空間や施設についての計画や整備の手法、および都市、都市づくり全体のシ
ステムについて解説する。
③ 地方都市を中心としたまちなか(中心市街地)の再生、大都市を中心とした都市再生等、今日の都市の課題、問題に
ついて、背景、実態等を解説し、コンパクトシティ、エリアマネージメントなど人口減少、少子高齢社会における持続
可能な都市づくり、まちづくりのあり方について考える。
・授業は、パワーポイントを用いて行う。スライドの印刷、配布は行わない。スライドはレポート管理システムに事前にアッ
プしておくので、必要に応じて各自、ダウンロード、印刷等を行い活用すること。また、受講者の反応、理解度、意見等を
参考にしながら、授業を進めていくため、シラバス通りに授業が進まないことも場合によってはありうる。
〔「授業科目群」・他の科目との関連付け〕・〔なぜ、学ぶ必要があるか・学んだことが、何に結びつくか〕
この科目は、都市を総合的、多角的にとらえる講義内容であり、自治体職員、NPO職員、コンサルタント、市民など、都
市づくり、まちづくりに携わっていくために必要な、都市に関する様々な基礎的知識を習得する講義である。
都市づくり、まちづくりは行政や専門家だけで行う時代ではなく、市民などをまきこんだ多様なステークホルダーの連携
による取り組みが主流となってきている。今後益々そういった流れが強くなり、市民、民間、コミュニティの力が問われる
時代における都市づくり、まちづくりの場において、自ら考え、行動できる姿勢やリーダーとなれるような素養を身に着け
てもらうことを期待する。
〔科目の到達目標(最終目標・中間目標)〕
中間目標は、都市の歴史、成り立ち、現在起きている都市の課題、問題およびその背景についての知識を習得する。ま
た都市そのものに興味関心が持てるようになること。
最終目標は、都市を多様な視点からみる、または考察することができるような知見を習得する。そして、自らが都市づく
り、まちづくりに関わっていこうとする意識を高める。
〔学生の「授業評価」に基づくコメント・改善・工夫〕
今年度初めて担当する科目であるため、改善、工夫等は特になし。
ただし、授業を進めていく中で、受講者の意見、要望をできる限り授業に反映させる予定。そのため、シラバスとは一部
異なった内容、順序になる可能性がある。
〔教科書〕
特に指定しない。
〔指定図書〕
特に指定しない。必要に応じて適宜指示する。
〔参考書〕
特に指定しない。必要に応じて適宜指示する。
〔前提科目〕
なし
〔学修の課題、評価の方法〕(テスト、レポート等)
評価の方法については、出席、レポート、期末試験、および授業ごとに配布するコメントシートの記載内容を総合的に評
価する。コメントシートには、授業の感想、質問、意見、コメント等を記載する。レポートは複数回を予定している。
〔評価の基準及びスケール〕
評価スケール A:80点以上
B:80点未満70点以上
C:70点未満60点以上
D:60点未満50点以上
F:不合格
*A~Dは履修単位を取得できるが、Fは単位取得できない。
〔教員としてこの授業に取り組む姿勢と学生への要望〕
自分の住んでいるまち、出身地など、都市、まち、地域に興味関心を常に持つ姿勢が望まれる。
都市を経営するため(都市づくり、まちづくり)には、多様な分野・領域を幅広く知る必要がある。そのためには、常に自ら
のアンテナを高くし、ニュース、新聞等のチェックを欠かさないこと、また、身近な地域、まち、環境の変化を敏感に感じ
取る意識が望まれる。
第1回
授業スケジュール
テーマ(何を学ぶか):イントロダクション
内 容: 講義の概要、趣旨、授業の進め方等を説明し、本科目についての全体像を把握する。それを受け
て、各自の意見、要望等を整理する。
第2回
テーマ(何を学ぶか):海外の都市の形成と発展(1)
内 容:海外の都市について、古代から現代に至る都市の形成、発展の変遷について解説する。国、地
域、時代による共通性、相違性等を理解する。
第3回
テーマ(何を学ぶか):海外の都市の形成と発展(2)
内 容:海外の都市について、古代から現代に至る都市の形成、発展の変遷について解説する。時代背
景、社会状況と都市の形成等について理解する。
第4回
テーマ(何を学ぶか):日本の都市の形成と発展(1)
内 容:日本の都市について、古代から現代に至る都市の形成、発展の変遷について解説する。日本の都
市と関連のあるアジアの都市についても触れながら理解を深める。
第5回
テーマ(何を学ぶか):日本の都市の形成と発展(2)
内 容:日本の都市について、古代から現代に至る都市の形成、発展の変遷について解説する。現在の都
市との比較等を行いながら理解を深める。
第6回
テーマ(何を学ぶか):都市・地域をとりまく状況(1)
内 容:現在の都市、地域の状況を整理し、都市づくり、まちづくりの課題を認識する。
第7回
テーマ(何を学ぶか):都市・地域をとりまく状況(2)
内 容:現在の都市、地域の状況を整理し、都市づくり、まちづくりの課題を認識する。
第8回
テーマ(何を学ぶか):都市計画・まちづくりの仕組み
内 容:都市づくり、まちづくりを行っていくうえで、必要となる制度、仕組みについて解説する。我々が暮ら
している都市がどのような制度によって形成されているのか、身近な話題として考える。
第9回
テーマ(何を学ぶか):都市再生、中心市街地(まちなか)の再生(1)
内 容:地方都市を中心とした中心市街地(まちなか)の再生、活性化の取り組みについて解説する。
第 10 回
テーマ(何を学ぶか):都市再生、中心市街地(まちなか)の再生(2)
内 容:地方都市を中心とした中心市街地(まちなか)の再生、活性化の取り組みについて解説する。エリア
マネージメントなど今日的な話題も含めて解説する。
第 11 回
テーマ(何を学ぶか):安心安全、福祉のまちづくり
内 容:少子高齢、人口減少社会における都市づくりを行っていくうえで重要なテーマとなる安心、安全、福
祉、医療のまちづくりについて解説する。
第 12 回
テーマ(何を学ぶか):都市のブランドづくり
内 容:今日さまざまな都市において試みられている都市のブランディングの試みに解説する。
第 13 回
テーマ(何を学ぶか):受講者の要望を踏まえたテーマについての講義(1)
内 容:受講者の要望を踏まえたテーマについての講義を行う。
第 14 回
テーマ(何を学ぶか):受講者の要望を踏まえたテーマについての講義(2)
内 容:受講者の要望を踏まえたテーマについての講義を行う。
第 15 回
テーマ(何を学ぶか):まとめ
内 容:これまでの授業内容を踏まえ、持続可能な都市のあり方について解説する。
試 験
記述式の問題による出題を予定