あいち科学の甲子園ジュニア 2014 第6問 アメンボの不思議 みなさんはアメンボを知っていますか。水田や池や沼の水面をスイスイと動く虫ですね。 体にあめのような甘いにおいがあるのでこの名がついたと言われていますが,実はカメムシ の仲間なのです。 上の写真にあるように,アメンボには長い脚が4本,短い脚が2本,合計6本の足があり ます。胴体には4枚の羽根がついていて,長距離を飛んで移動することもあるのです。 ジュニアさんは,このアメンボを見て,手芸用の針金を使って右のよ うな「金属製アメンボ」を作って水に浮かべようと考えました。 問1 ジュニアさんの「金属製アメンボ」を参考にして,針金2本を使って4本足の「金属製ア メンボ」を作り,水に浮かべよ。 【作り方】 針金2本を中央でねじり 合わせる ペンチなどを使って脚を折り曲げて 関節をつくったり,足先に輪をつく ったりする ※ 作った「金属製アメンボ」が浮いたら,近くの係員のチェックを受けなさい。 問2 3本の針金で,6本足の「金属製アメンボ」を作り,水に浮かべよ。 【作り方】 3本目の針金をねじり合わせて,さ らにアメンボらしくする ※ 作った「金属製アメンボ」が浮いたら,近くの係員のチェックを受けなさい。 問3 作った「金属製アメンボ」を水に浮かべるために,作るときに工夫したことを3つ書け。 問4 作った「金属製アメンボ」が水に浮かぶ様子を観察して,気付いたことを2つ書け。 問5 「金属製アメンボ」が水に沈まない理由について,問4の気付いたことを根拠にして説明 せよ。 【参考文献: 「ニュートン」2014 年8月号】
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