げんき

げんき
錦ケ丘中学校 保健室
3月号 №11
3月は、今年度の振り返りと同時に、新生
活に備えるための時期でもあります。次のス
テージへの出発を間近に控えた今、保健室か
らは「セルフメディケーション」という言葉
について、あらためてお伝えします。
WHO(世界保健機構)の定義では「自分自
身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は
自分で手当てすること」とありますが、とり
わけ大切なのが前半部分だと思います。心身
今
の健康を維持・増進するにあたり、自身の判
断による割合は、成長とともに増していきま
す。言わば自分の人生の一部としてよりいっ
そう自覚し、責任を持って行動していく必要
があるのです。
基本は「睡眠(休養)
・食事・運動」の生活
習慣をくずさないこと。そのうえで、けがや
病気の予防、早めの治療なども心がけたいも
のです。それぞれの新しい場所での活躍を期
待しています。進級・卒業、おめでとうござ
います!
健康生活を振り返ろう
3月の
保健目標
H27.3.6発行
・外科 764 人 ・内科 1,964 人 合計 2,728 人
≪保健室来室状況(月別)≫
人
外科
内科
400
350
202
300
86 88
70
250
52
200
150
42 67
65
69
23 186 213 173 212 231 190 152
54
100
50
0
4月
5月
6月
7月
この1年間にケガ(外科)や体の具合が悪くて
(内科)保健室を利用した人は、2月末までに、
のべ 2,728 人でした。昨年(2,171 人)と比べ
288 265
ると 500 人以上増加しています。
ケガは、体育大会があった5月が特に多く、内
科的症状での来室は、インフルエンザや感染性胃
腸炎が流行した1・2月、夏休み明けの9・10
9月 10月 11月 12月 1月
2月
月、体育大会後の6月が多かったです。昨年も同
じような傾向がみられたので、特にこの時期は、
≪保健室来室状況(学年男女別)≫
人
700
595 619
600
547
男子
健康の自己管理が必要と思われます。
女子
学年男女別の合計は、
500
313
400
311 343
300
が最も多く、次いで「心理的」
2年:860 人
3年:654 人
200
内科での来室原因は「風邪」
1年:1,214 人
「生活習慣」でした。
「心理的」
でした。
100
男女とも1年生の来室がとても
0
多かったです。もう一度、自分の
1年
2年
3年
生活を振り返り、次の新しい一歩
なもので多かったのは対人関
係の悩み、「生活習慣」で多か
ったのは睡眠不足でした。
につなげていきましょう。
≪ケガの種類≫
3月9日は Thank you.の日。
小さな感謝の気持ちを毎日感
じられている人は、その分幸福度
が高いそうです。
感謝することは、誰にでも
できる、幸せになる方法の
ひとつではないでしょうか。
捻挫・
つき指
14%
筋肉
痛・関
節痛
16%
虫ささ
やけど
れ
1%
2%
その他
4%
≪内科の原因≫
すり傷・
切り傷
37%
来室者で多かったケガは「すり
傷・切り傷」
「打撲」
「筋肉痛・関節
痛」でした。病院受診につながるケ
不明 その他
2% 17%
風邪
41%
疲れ
10%
ガも多く、今年度スポーツ振興セン
ターに申請したケガは、2月末まで
打撲
26%
で 89 件でした。
生活
習慣
12%
心理的
18%