病気・ケガの時の応急手当について;pdf

2015/2改訂
病気・ケガの時の応急手当について
症 状
応 急 処 置
ポ イ ン ト
発 熱
・熱を測る ・冷やす ・水分を摂る ・屋外なら涼しい場所に移動する
症状が変わらなければ病院受診
胸 痛
・痛み、息苦しさ、脈、動悸などを観察する ・楽な姿勢で少し様子を見る
安静にしても治まらないようなら病院受診
腹 痛
・体温を測る ・何を食べたか思い出す ・吐いたものや便の性状を観察する
嘔 気・嘔 吐 ・安静(右側を下)にして運動は避け楽な姿勢で休む
下 痢
・吐いてなければ水分補給(お茶やスポーツ飲料)し、冷たい飲み物は避ける
過呼吸
・安全な場所に移動し、楽な姿勢になりゆっくり呼吸する
(呼吸が浅く速い、手足のしびれ、
手指の硬直など)
・友人や周りに声をかけて、助けを求める
貧血(冷汗・顔面蒼白・吐気) ・衣服の締め付けを緩めて休ませる(その時、頭部を低くして足を高くする)
すり傷・切り傷
ケ
ガ
・汚れた傷は流水で洗い流し、清潔なガーゼまたはハンカチなどで傷口に当て、
出血があれば圧迫止血
下痢、嘔吐が続く場合には
早急に病院受診
症状が変わらなければ保健管理センターへ
保健管理センターへ連絡または直接来室
傷の状態により(広範囲、汚染が激しい、止血困難な
ど) 病院受診
・アイシング20分位(方法:ビニール内に氷と水を入れの空気を抜き取り
打撲・捻挫
患部との間に薄いタオルを挟みフィットさせる)
発赤、腫れ、痛みが増強するようなら整形外科受診
・アイシング後にシップ、患部の安静(固定)
・アイシング20分位(方法:①ビニール袋で怪我の場合と同様②氷水を入れた
洗面器などで患部を浸す)
やけど
・発赤、水泡になった時、衣服は無理に脱がさず清潔なガーゼまたはハンカチで
やけどの場所(顔など)や水泡の大きさにより早急に
病院受診
患部を保護する(水泡は破らずに保護する)
・薬品による熱傷は、衣服などを脱がせ流水で薬品を洗い流す
・目を洗いごみを落とす(コンタクトは外してから洗う)・むやみにこすらない
眼痛・目の異物
目の外傷
・ボールなど当たった場合、まずは冷やす
目を保護し安静にしても変わらなければ病院受診
ボールなどが当たった場合は念のため病院受診
・物が2重に見えてないかぼやけてみえてないか確認
鼻出血
・軽く下向きになって小鼻をつまむ ・鼻の付け根を冷やす
・流れ込んだ血液を飲み込まない ※首の後ろをトントン叩いたりしない
止まらないようなら病院受診
①目に入った場合:まぶたをできるだけ広げ、直ちに洗い流す(15分程度)
化学薬品がかかった場合 コンタクトレンズをしている場合は、出来ればはずす
症状の有無にかかわらず、医師の診察を受ける
②皮膚にかかった場合:大量の水で洗い流す(衣類は直ちに脱ぐ)
神奈川大学 保健管理センター 【横浜キャンパス】 TEL 045-481-2523(直通) 内線:4420~4422
【湘南ひらつかキャンパス】 TEL 0463-73-9050(直通) 内線:3044~3046