げ た 特産品名 下駄 製造者名 有限会社長浜木履工場(大洲市) 用 途 生産額 履物 65,000 千円 地域・製造業者数 大洲市・1 業者 6 人 及び従事者数 愛媛県最大の一級河川である肱川の河口に位置する大洲市長浜 町は、明治から昭和の前半にかけて、肱川の豊富な水量と緩やか な流れを活かした水運業が発達し、能代(秋田県)、新宮(和歌山県) と並び日本三大木材集積地と言われるほど木材の集積地として活 況を呈していた。 その地の利を活かして、長浜町には多くの製材工場や木材加工 歴 史 場があり、木履製造業者も町内に最大で 6 事業者あった。 しかし、時代の進展に伴う下駄などの木材履物の需要の変化等 により、事業者は転廃業し、現在では、昭和 24 年創業の有限会 社長浜木履工場のみとなっている。 長浜木履工場では、創業時より備後松永(現:広島県福山市松永) の下駄製造技法を用いて、下駄を作製してきた。 3 代目である現社長は、伝統的な下駄以外にも時代のニーズに 合わせた木製履物や、幼い頃から下駄に履き慣れてもらう「下駄 保育」にも積極的に取り組み、変化の激しい時代であっても、下 駄の良いところやものづくりの素晴らしさを残していこうと取り 組んでいる。 主な製造技術 若しくは技法 (確立された年代) 主な原材料 (使用され始めた年代) 備 考 穴あけ 張磨き 塗り(ハケメ) 桐 檜 杉 (1,949 年) (1,949 年) (1,949 年) (1,878 年頃) (1,878 年頃) (1,878 年頃)
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