太陽光発電における日射計測セミナーの開催について エネルギーネットワークチーム 日時 :2015年3月20日(金)14:00~16:00 場所 :(独)産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 所在地:〒963-0298 福島県郡山市待池台2-2-9 申込先:[email protected](エネルギーネットワークチーム) 定員 :20名(先着順) ◆開催概要 急速な再生可能エネルギー、特に太陽光発電の普及により、発電施設導入前の発電量推定、発 電施設導入後の発電量監視などのニーズが高まり、太陽光発電の性能評価を目的とした日射観測 の市場が急速に拡大しています。この様な中で、これから初めて日射計測に取り組まれる方々か ら下記の様な問い合わせが増えていると聞きます。 • 日射計のどのクラス(ISO のどのクラス)を導入すれば良いのか? • 各クラスの特徴は? • メンテナンス周期は? • もっと安い日射計は無いのか? これらの質問にある根本的な問題として、日本国内において太陽光発電における日射計測に対 する明確なガイドラインが存在しないために、エンドユーザがその計測システムに対し困惑して いるのではないか と考えています。結果として、日射計の選定がコスト優先になって計測精度 がおざなりになると、太陽光発電の性能評価や故障診断の信頼性が問われる事態となってしまい ます。 このセミナーでは、全天日射計の現在の検定制度の手法と太陽光発電分野で利用する場合の問 題点、およびその解決方法に関する提言、海外における事例を、日射計測の第一線で取り組まれ ている国内外の2名からお話頂きます。このセミナーを通じて、日本国内のメガソーラー等にお ける日射計測において、太陽光発電システムの正確な発電性能・長期信頼性評価が広まるきっか けにしたいと考えております。 ◆発表内容 1.『太陽光発電分野で要求される日射計、および現行の全天日射計検定制度について』 【講演者】クリマテック(株) 営業チーフ 田中 久則(使用言語:日本語) ①太陽光発電分野での日射計の規格について解説 ②太陽放射の基礎について(今回の提案に必要な項目を共通認識として) ③気象庁検定について ④PV用日射計の新認証制度のご提案 2.『Calibration of pyranometer for PV monitoring』 「太陽光発電監視に最適な日射計のキャリブレーション方法について」 3.『ASTM new standard for uncertainty evaluation of calibration and measurements with pyranometer and pyrheriometer』 「全天日射計および直達日射計のキャリブレーションおよび計測の不確かさについて対す るASTM(アメリカ材料試験協会)の新基準について」 【講演者】Hukseflux社 Director Kees van den Bos(使用言語:英語) ①General background on pyranometers and measurement uncertainty ②Measurement for PV performance ③New developments in calibration of pyranometers ④New developments in uncertainty evaluation ⑤Performing practical measurements ◆アクセス ◆開場案内 研究本館(受付・講演会場) バス停 受付・講演 会場 臨時駐車場 ●お車でお越しの方 ・東北自動車道「郡山インターチェンジ」から約5km(所要時間約10分) ・東北自動車道「郡山インターチェンジ」で降りて、猪苗代方向(右)へ、国道49号線を走 行し、西部工業団地案内標識に従って左折、一つ目の信号を右折して約150m先を左折 ※研究本館裏側の臨時駐車場をご利用ください ●公共機関ご利用の方 ・郡山駅からタクシー利用:所要時間25分(料金4,000円目安) ・郡山駅から鉄道利用:JR磐越西線「喜久田駅」下車後、タクシーで所要時間約10分 (料金1,200円目安) ※最寄り駅の喜久田駅(無人駅)にはタクシーが常駐して おりませんのでご注意下さい。 ・郡山駅からバス利用:郡山駅前バス乗り場「8番」から 福島交通「郡山西部工業団地」行きに乗車、「産総研前」 で降車徒歩1分 (約40分 710円)※運行本数が少ないのでご注意下さい
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