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2015.2004.
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-海外化学業界および技術動向に関する情報-
〈2 月度の注目テーマ〉
欧米では、プラスチックを用いた革新的な製品や製造技術を、毎年いくつかの業界団体がそれ
ぞれ表彰しています。今月は、その 1 つであるドイツの強化プラスチック工業協会(AVK)が主
催する 2014 年技術革新賞「AVK Innovation Award 2014」の受賞製品や技術を取り上げます。
1: ドイツ強化プラスチック工業協会がイノベーション賞 2014 を授与した製品や技術
「AVK Innovation Award 2014」は、ドイツの複合材料業界の発展のため、革新的な製品や製
造技術に対して授与されます。今回、受賞またはファイナリストに残った製品の中から、熱可塑
性樹脂で作られた下記の部材(カッコ内は製作者)を紹介します。
*自動車のクラッシュ衝撃吸収部材(IVW コンポジット研究所(独))
:
「ひだ」が付いたマフィ
ンカップのような形状の衝撃吸収部品。ポリアミド(PA)樹脂または PP 樹脂ベースのオーガ
ニックシートから成形される。軸がずれた方向からの負荷によるクラッシュでも有効に機能す
る。一般の車に用いられている金属製のものより軽量。熱可塑性樹脂のため、一部の高性能ス
ポーツカーに用いられる熱硬化性樹脂(FRP)製より低コストで量産に適する。
*バイオ系 PA 樹脂の換気口ファン(Ziehl-Abegg 社(独)
)
: GF30%強化バイオ系 PA610 で作
られた換気扇用ブレード。フクロウの羽からヒントを得たというノコギリ状のブレードエッジ
をもつ。主な用途はホテルやスーパーマーケットなどの低騒音の換気扇。従来品に比べて軽量
のため、運転時のエネルギー消費が減少し、輸送コストも削減。
*セルロース繊維強化 PE 樹脂や PP 樹脂(Mondi 社(独)):親水性のセルロース繊維を疎水性
化処理して樹脂に分散。特長は着色の容易性、スクラッチ耐性、タルク充填樹脂より高い耐熱
性。用途は家具の部品、自動車の内装部品、飲料容器運搬箱など。
このほかに、熱硬化性樹脂で受賞した製品の一部を下記に紹介します。
*粉末エポキシ樹脂を用いる紛体成形技術(New Era Materials 社(独)ほか)
:このエポキシ
樹脂は加熱すると硬化する前に溶融する。
*CF 強化ポリイミド樹脂の航空機エンジンドライブシャフト(Leichtbau-Zentrum Sachsen
(LZS)社(独)
)
:ロールスロイス社の民間航空機用エンジンに採用。
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【中国・ASEAN・インド・南米など新興経済国関係】
2: 中国のコンパウンド会社が、米国のリサイクル会社を買収
自動車用コンパウンドの上海 Pret Composites 社(中)は、米国最大のリサイクル業者の 1 つ
といわれる Wellman Plastics Recycling(WPR)社の買収を進めています。WPR 社の 2013 年
売上高は 1 億 6,400 万ドルで、そのエンジニアリング樹脂部門は、使用済部品からリサイクルさ
れた PA 樹脂、ポリエステル樹脂、PP 樹脂などを、自動車部品向けに生産しています。買収の狙
いの 1 つは、リサイクル樹脂コンパウンドに関する WPR 社の技術やノウハウです。
3: ContiTech 社、中国企業と合弁で自動車用低 VOC 内装部品を生産
自動車部品などの ContiTech 社(独)の事業ユニット Benecke-Kaliko 社は、中国企業との合
弁事業 Benecke-Changshun ECO Trim 社を設立しました。江蘇省の新工場は 2015 年末に稼働
の予定で、従業員 250 人で低 VOC の内装部品を生産するといわれています。中国では大気汚染
改善のため、持続可能で環境にやさしい材料への需要が高まっています。
4: 中国プラスチック加工産業、従来の急激な成長から品質、効率、環境重視の成長へ
中国プラスチック加工産業協会によれば、同国のプラスチック産業はこれまでの大規模で急激
な成長から、品質、生産効率、環境問題に重点を置いた成長へ転換しつつあり、今後の発展には
技術などの革新と改善が不可欠としています。中国の 2014 年プラスチック加工製品生産高は 11
月までの 11 ヵ月間で 6,670 万トン、前年同期比 7.45%の増加でした。同協会は 2015 年の成長率
を 6~8%と予想しています。
5: コンパウンドの Citadel Plastics 社、中国江蘇省常熟に 2 番目の工場を建設
コンパウンドの Citadel Plastics 社(米)は、香港企業と合弁で江蘇省常熟に同社としては中
国で 2 番目の工場(従業員 25 人)を開設しました。同工場は当初自動車ヘッドランプや電気製
品向けの BMC(Bulk Molding Compound、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂)を生産し
ますが、将来熱可塑性樹脂のコンパウンドも生産する予定です。
6: インドの包材会社、中国江蘇省にラミネートチューブ生産工場を開設
プラスチック包材の Essel Propack 社(印)は、中国の江蘇省蘇州市常熟に、化粧品やパーソ
ナルケア用のラミネートチューブを生産する新工場を稼働させました。同工場の製品は、東中国
に拠点を置く業界大手の GlaxoSmithKline、Unilever、L'oreal、Johnson & Johnson、Beiersdorf
などへ供給される予定です。Essel Propack 社は 12 ヵ国に 25 の工場と従業員 2,500 人を擁し、
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年間売上高は 3 億 5,000 万ドルです。
7: インドの自動車外装ミラーメーカーSMR 社、米国工場を増強、中国にも新工場
インドの自動車部品メーカー大手の Motherson Sumi Systems 社は、25 ヵ国に 135 の工場を
有し、売上高は 50 億ドル/年以上といわれています。その子会社 Samvardhana Motherson
Reflectec(SMR)社は米国に外装バックミラー工場を開設し、さらに 2 年以内に生産能力を倍増
させる予定です。中国の重慶でも新たにミラー製造工場を建設しています。SMR 社によれば、
同社は毎年 3,000 万個の外装ミラー部品を生産しています。
8: インドへのプラスチック加工機械輸出、2013 年に続いて 2014 年も前年比減
ドイツの樹脂・ゴム機械の業界団体(VDMA)の発表によれば、ドイツからインドへの 2013
年加工機械輸出高は前年比 25%減で、2014 年も 10 月までの実績では同 15%減となっています。
ドイツ以外の生産国(中、日、台、伊など)からの輸出も同様の傾向です。インド政府は、工業
生産成長率は 2014 年の 3.8%から 2015 年には 5.8%に上向くと予想していますが、VDMA はイ
ンド製造業の成長は弱く、変動しやすいとみています。
9: ケニアで、プラスチックと印刷・包材に関する見本市 PPP Expo 2015 開催
アフリカ東部のケニアで、プラスチックと印刷・包材に関する見本市 PPP Expo 2015 が開催
されます。会場はケニア KICC(国際会議場)
、開催期間は 2015 年 5 月 7~9 日です。この見本
市では、エチオピアのほかにタンザニア、ウガンダ、マラウイ、ナイジェリア、南アフリカなど
からの来場者が見込まれています。
【欧米・中東関係】
10: CFRP は 650℃以上で超微細粒子ダストを形成、吸込むと肺腫瘍のリスク
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量で優れた機械的特性を有する材料として、航空
機、風力発電タービン、自動車などの用途分野で注目されています。しかし材料と消耗品に関す
るドイツ連邦研究所によれば、CFRP は 650℃以上では超微細粒子のダストを形成して、人が吸
い込むとアスベストのように肺の腫瘍を起こすことがあります。そのため CFRP 部材がある火災
現場で消火・救急活動を行う人などは注意が必要と警告しています。
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11: Solvay 社、GF30%強化 PAEK 樹脂の新グレード上市、特長は機械的特性と加工性
Solvay Specialty Polymers 社(ベルギー)は、GF30%強化ポリアリルエーテルケトン(PAEK)
樹脂の新グレード AvaSpire® AV-652 を上市しました。この樹脂は射出成型用で、優れた機械的
物性と加工性を有し、一般的な GF30%強化ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂と比べ
て、強度や剛性が 10~15%、耐衝撃性は 20~30%それぞれ高いといわれています。蒸気、ガン
マ線、エチレンオキシドなどを用いる滅菌処理にも対応可能です。用途分野は、医療用品、モバ
イル電子機器、あるいは航空機や自動車の構造材料や金属代替などが想定されています。
12: リサイクル CF を用いた CF 強化 PP 樹脂や PA 樹脂、Wipag Süd 社が製造・販売
Wipag Süd 社(独)は、使用済み自動車部品などからプラスチックや炭素繊維(CF)を回収
してリサイクルする事業を営んでおり、回収 CF を用いた CF 強化 PP 樹脂や同 PA 樹脂を製造・
販売しています。同社によれば、リサイクル CF35%強化 PA 樹脂は、ガラス繊維(GF)30%強
化 PA 樹脂より軽量で、高い弾性率や引張強度を有します。
13: PEEK 樹脂の腰部不安定治療用接合部品、チタン製よりメリット大と学会で発表
11 月にフランスで開催された医学の会議において、フランスの神経系外科医が、脊椎の腰部不
安定治療に用いられた PEEK 樹脂の接合部品は、チタンの相当品よりメリットが大きいと発表し
ました。チタンの相当品と比べて、使用中の破損率が低い、疲労テストの前後の復元力低下が小
さい、組織への融着率は同程度などの特長があるとされています。
14: 医療用乾燥粉末吸入器の部品に、ABS 樹脂と MABS 樹脂を採用
TEVA 社(イスラエル)の、喘息などの治療に用いる乾燥粉末吸入器 DuoResp Spiromax® の
シャフトとマウスピースに、それぞれ Styrolution 社(独)の ABS 樹脂 Novodur® HD と、透
明なメチルメタクリレート・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(MABS)樹脂 Terlux® HD
が採用されました。採用の理由は耐衝撃強度、耐薬品性などとされています。
15: Lanxess 社、2 種類の強化 PA6 樹脂を上市
Lanxess 社(独)は、下記の 2 種類の強化 PA6 樹脂を上市しました。
・GF60%強化 PA6 樹脂 Durethan® BKV 60 XF:以前のグレードに比べて溶融流動性、成形品
の表面外観、耐熱性が向上。
・(GF+ガラス微小球)60%強化 PA6 樹脂 Durethan® BG 60 X XF:成形品の収縮異方性が極め
て小さく、反りがほとんどない。用途はタブレット PC の背面カバー、自動車内装など。
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16: オールプラスチック製温度センサーで、PolyOne 社が自動車イノベーション賞を受賞
コンパウンドの PolyOne 社(米)は、フォード社(米)の SUV 車 Edge に採用されたエアコ
ン用オールプラスチック製温度センサーの開発で、プラスチック技術者協会主催の自動車イノベ
ーション賞(内装部門)を受賞しました。このセンサーは TDK-EPC 社(東京、TDK グループ)
と共同で開発され、金属製に比べて重量が 38%軽量化され、組立も容易とされています。素材は
ポリアミド系といわれています。
17: ポリエーテルイミド樹脂、2015 年後半まで品不足、原因は需要増と SABIC 定修
SABIC 社(サウジアラビア)のポリエーテルイミド(PEI)樹脂 Ultem® が、需要増大と生
産設備定期修理のための停止の影響で、2015 年後半まで品不足状態になると予想されています。
同社によれば、形状が複雑で薄肉・軽量の部品(電子機器や自動車ヘッドランプなど)において、
高温に耐える材料の需要が増えています。他のエンプラメーカーは代替樹脂での対応を進めてお
り、RTP 社(米)は代替材料としてポリスルホン樹脂の販売を強化しています。
18: Sun Plastech 社、スーパーエンプラ用パージ材を開発
Sun Plastech 社(米)は、成形機などのパージ材 Asaclean®(アサクリン)に、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルイミド、液晶ポリマーなどのスーパーエ
ンプラのパージに使用可能な高温用グレードを開発しました。新グレードは 3 月に米国で開催さ
れるプラスチック展示会 NPE 2015 に出展される予定です。
19: Solvay 社の GF15%強化 PCT 樹脂、用途は LED パッケージング部材など
Solvay 社はテレビのバックライトユニットなどに用いられる LED パッケージング部材用に、
GF15%強化ポリシクロヘキシレンテレフタレート(PCT)樹脂 Lavanta® 5115 WH 224 を上市
しました。この樹脂は熱や光による変色がなく、この用途で競合する PPA 樹脂に比べて低吸湿性
や寸法安定性で優れるとされています。
20: 米国エネルギー省主導で、先進的軽量コンポジット材料開発のコンソーシアム設立
米国ホワイトハウスは、同国エネルギー省が自動車部品、風力発電タービン、ガス貯蔵容器な
どに必要な先進軽量コンポジット材料開発のためのコンソーシアム(Institute for Advanced
Composites Manufacturing Innovation;IACMI)を結成すると発表しました。目標はコンポジ
ットの材料コスト 50%減、生産コスト 75%減、リサイクル 95%以上です。このコンソーシアム
は 122 の組織(会社、大学など)で構成され、政府から 7,000 万ドル、非政府組織から 1 億 8,000
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万ドル、合計 2 億 5,000 万ドルの支援を受ける予定です。
21: スマート社の Smart ForTwo 車(第 3 世代)、PC 樹脂の透明ルーフを採用
スマート社(独)の Smart ForTwo 車(第 3 世代)は、PC 樹脂製の透明ルーフを採用しまし
た。ルーフは Bayer MaterialScience 社(独)の PC 樹脂製で、Webasto(独)社が射出成形で
製造します。このルーフは軽量であることと、赤外線吸収材コーティングによる室内温度上昇抑
制(エアコンの使用減少)の効果で、燃費向上に有効とされています。
22: 道路のマンホールの蓋や排水溝カバーに熱硬化性樹脂を採用
英国で、道路のマンホールや排水カバーに、Scott Bader 社(英)の熱硬化性ウレタンアクリ
ル樹脂 Crestapol® が採用されました。樹脂製マンホールカバーは、重量が金属製やコンクリー
ト製の 1/3 ~ 1/4 で、耐久性は同等です。この樹脂は低粘度で、低温で急速に硬化するので、効
率的に成形できるといわれています。
23: デュポン社、ターボチャージャー部品用にポリイミド樹脂を上市
デュポン社は、自動車ターボチャージャーの排気ガス圧力を調整するウェストゲート・アクチ
ュエータのブッシング用材料としてポリイミド樹脂 Vespel® SP-21 を上市しました。この樹脂の
加熱撓み温度は 360℃で、アクチュエータが達するとされる 220℃以上の高温に耐え、一定の摩
擦と低摩耗性を示すといわれています。
24: 低 VOC の長繊維強化 PP 樹脂、自動車内装部品に使用可能
コンパウンドの RTP 社(米)は自動車の内装用途に適する低 VOC の長繊維強化ポリプロピ
レン樹脂を開発しました。この樹脂は自動車内装材の VOC 排出などに関するドイツ自動車業界
の規格に対応しています。同社はこの樹脂の用途として、インストルメント・パネル、ドアモデ
ュールキャリアー、コンソール、シート材料などを挙げています。
25: ビスフェノール A、現在の曝露レベルではリスクなし、欧州食品安全機関が結論
欧州食品安全機関(EFSA)は、現在のビスフェノール A (BPA)への曝露レベルは、すべて
の年齢層の消費者に対して健康へのリスクがないと結論しました。今回の結論は、2006 年の最初
の評価後に蓄積されたデータをもとに推定されたものです。EFSA は BPA の安全な暴露レベル
を体重 1kg について従来の 50 μg/日から同 4 μg/日に下げましたが、現在の暴露レベルは評価し
た最も高いグループでも、新基準の 1/3~1/5 であったといっています。
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*詳しい内容については、各情報源を参照ください。
<情報源>
1:European Plastics News, 1 月号 p.19-20
2:Plastics News.com/China, 1 月 6 日
3:Plastics News.com/China, 1 月 23 日
4:Plastics News.com/China, 1 月 27 日
5:Plastics News.com/China, 1 月 27 日
6:Plastics News.com/China, 1 月 6 日
7:Plastics News.com/China, 1 月 16 日
8:Plastics News.com/China, 1 月 21 日
9:Plastics News Middle East & Africa, 1 月号 p.8
10:Kunststoffe international, 12 月号 p.34
11:Kunststoffe international, 12 月号 p.49
12:Kunststoffe international, 1 月号 p.50-51
13:European Plastics News, 1 月号 p.23
14:European Plastics News, 1 月号 p.24
15:European Plastics News, 1 月号 p.29
16:Plastic Engineering, 1 月号 p.49
17:Plastic Technology, 1 月号 p.10
18:Plastic Technology, 1 月号 p.76
19:Plastic Technology, 1 月号 p.82、Plastic Engineering, 1 月号 p.52
20:IHS Chemical Week, 1 月 19 日, p11、Plastics News.com/China, 1 月 12 日
21:Plastics News.com/China, 1 月 14 日、European Plastics News, 2 月号 p.7
22:Plastics News.com/China, 1 月 16 日
23:Plastics News.com/China, 1 月 16 日、Plastic Engineering, 1 月 12 日ネット記事
24:Plastics News.com/China, 1 月 16 日
25:Plastics News.com/China, 1 月 23 日
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