2015.06 2004. http://www.akchem.com -海外化学業界および技術動向に関する情報- 〈6 月度の注目テーマ〉 2015 年 1 月に米国マイアミで開催された InnoPlast Solutions 社(米)主催の会議「再生可能 原料による合成樹脂の再発明」において、 「グリーン」なエンプラに関する発表がありました。今 月は、主なポリマーメーカーのバイオベースポリアミド(PA)樹脂への取り組みを紹介します。 1: 海外ポリマーメーカー各社の再生可能原料を用いたPAへの取り組み *Arkema(フランス) 最も古いバイオベースのエンプラ PA11 樹脂 Rilsan® を独占的に製造、販売しています。PA11 は「ひまし油」を 100%原料としていて、トラックのエアブレーキ、ディーゼル燃料輸送管、カ メラレンズキャップに使われています。同社は 2009 年に 54%バイオベースの透明な無定形 PA 樹脂 Rilsan® Clear G830 を、続いて非常に柔軟性のあるポリフタルアミド(PPA)樹脂 Rilsan® HT を、また 2013 年には 100%バイオベースの PA1010 を上市しました。 *BASF(ドイツ) ひまし油から得られる C10 のセバシン酸を 60~64%含む PA610 樹脂 Ultramid® Balance を上 市しています。品質は従来の PA 樹脂とほぼ同じですが、同社は再生可能成分のパーセンテージ を第三者証明で顧客に示しています。 *DuPont(米国) 再生可能な植物原料としてサトウキビ、トウモロコシ、大豆、小麦を検討し、今後 15 年以内 に現行樹脂製品の半数以上をバイオベース樹脂へ置き換える目標を公表しています。同社のバイ オベース PA 樹脂 Zytel® RS は、現在 PA610,PA1010 を揃え、PA610 はトヨタのラジエーター エンドタンクに使われています。 *DSM(オランダ) 70%バイオベースの PA410 樹脂 EcoPaXX®のハロゲンフリー難燃グレード Q-KGS6 は、耐薬 品性も持ち合わせ、イタリアの高級スポーツカー、フェラーリやマセラティの燃料蒸気セパレー ターに使われています。また、フォルクスワーゲンの次世代ディーゼルエンジンのクランクシャ フトカバーにも採用の予定です。同形のアルミ製よりも 40%の軽量化と 25%の低コスト化を達 成します。 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 1 http://www.akchem.com 2015.06 2004. *Solvay(ベルギー) バイオベースの高機能 PA 樹脂 Kalix®ラインに 3000 および 2000 シリーズを加えました。 3000 シリーズは、セバシン酸を 16%含む無定形な PPA 樹脂を 50%のガラス繊維(GF)で強化して いて、成形加工の容易性、寸法精度・安定性に優れます。2000 シリーズは、PA610 ベースで 27% の再生可能成分を含み、半結晶質で良好な流動性と耐衝撃性があります。両シリーズともスマー トモバイルデバイスの用途に使われています。 *Cathay Industrial Biotech(中国) PA66 の原料モノマーの一つであるヘキサメチレンジアミン(HMDA)の代替としてサトウキ ビから C5 のペンタンジアミンを生成する新技術を開発して、PA66 代替の Terryl®ラインを発表 しています。C5 成分を用いた PA56、510、512、514 があり、PA56 の特性は PA66 に非常に類 似しますが、47%の持続可能成分を含んでいます。ケーブルワイヤ絶縁被覆材、電気製品ハウジ ング等をテスト製品として示しています。 *Rennovia(米国) 100%バイオベースの PA66 樹脂 RennlonTM は、原料モノマーの HMDA やアジピン酸(AA) を再生可能な原料から生産しています。同社によると、これらバイオベースモノマーは石油ベー スと比べて 20~25%生産コストを低くできるメリットがあります。 【中国・ASEAN・インド・南米など新興経済国関係】 2: 世界の樹脂メーカーが見たインド市場のポテンシャル 世界の大手樹脂メーカーは、インド市場を中国の高度成長市場とは違っていると見ています。 ・Solvay:2006 年に Gharda Chemicals 社(印)から Gujarat にある PEEK 工場を買収し、2014 年末には生産能力を 25%増強しました。インドにエンプラ生産設備を保有する数少ない同社は、 インドの自動車生産台数による量的拡大に頼るのみではなく、自動車部品の金属から樹脂への置 き換え技術でプラスアルファとなる自助努力による質的拡大の可能性に重点を置いています。 ・DSM:インドの Pune に広大な工場用地を持っていますが、まだポリマーの生産はせず、設備 投資が少なくて需要のあるコンパウンドプラントのみに留まっています。中国は輸出の急拡大で 経済成長しましたが、インドは国内市場の拡大で経済成長すると見ていて、成長スピードは中国 ほどではなく、時間もかかると予想しています。 ・Kraton Performance Polymers(米) : 2014 年にムンバイにオフィスを開設しました。数年 以内に技術センターを置き、市場調査・需要喚起をしてから工場建設する構想を持っています。 DSM 社と同様に、中国は輸出による成長、インドは国内市場による成長と考えています。 ・Reliance Industries:インド合成樹脂メーカーの最大手で、インドの合成樹脂産業は 2022 年 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 2 http://www.akchem.com 2015.06 2004. まで毎年 10%成長すると予測しています。モディ首相が推進する長期経済改革に期待しています。 3: 中国・広州で国際プラスチック・ゴム工業展示会 Chinaplas 2015 開催 第 29 回 Chinaplas 2015 が 5 月 20~23 日の 4 日間、広州で開催されました。この展示会は 1983 年以来、ほぼ毎年開かれ、今年は 40 の国と地域から合計 3,282 社が出展しました。出展社の約 60%が中国の企業で、入場者の約 25%は中国国外から来ると見込んでいます。 4: BASF、アジアで初の PA 製造を上海で開始 BASF 社は、5 月 6 日に上海に建設した年産 10 万トン規模の PA 重合プラントを正式に操業開 始しました。中国の成長し続ける PA 需要に応えるため、新プラントは同社としてアジア太平洋 地域で最初の PA 製造設備で、Ultramid® PA6、PA66 を生産します。また、同社は同時期に重 慶で、ポリウレタン原料の一つであるジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の試験生産も 始めました。 5: Domo、持続可能トレンドの最新鋭 PA コンパウンド工場を中国浙江省に建設中 Domo Chemicals 社(独)は、5 月に広州で開催された Chinaplas 2015 で、 「完全に環境にや さしい」PA コンパウンド工場を浙江省・嘉興に建設中であると明らかにしました。同工場は、総 合水処理設備および空気フィルタリング設備を配備して、COD 基準のクリアはもちろん、VOC も 99.9%除去し、電力もソーラーパネルで賄う予定です。2015 年中に年産 1 万トン規模で稼働 し始め、順次生産能力をアップして行きます。製品は、Domamid® PA6、PA66、および、織物・ 漁網・フィルム等のスクラップから再生する Econamid® PA6、PA66 を製造して、アジア市場に 供給する予定です。 6: DSM、中国 NHU と合弁企業設立、PPS コンパウンドを製造・販売 DSM社は、中国の新和成股份有限公司(NHU)と浙江省に合弁会社を設立して、ポリフェニ レンサルファイド(PPS)樹脂をベースとするコンパウンド事業を始めます。NHUは、2012年に 創立し、2013年からPPSを製造している企業で、NHUのPPSを使用して新合弁会社でXytronTM PPSコンパウンドを製造して、DSMの持つ世界的な販売網を使って販売します。DSMは、耐熱性 PA樹脂Stanyl® 製品を補完することができ、自動車や家電製品に展開する予定です。 7: Roehling Automotive の新しい中国プラント ドイツの自動車部品会社の Röehling Automotive 社は、2014 年 9 月、崑山に新プラントの操 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 3 http://www.akchem.com 2015.06 2004. 業を開始しました。2007 年から土地を賃借して操業していた同社の蘇州プラントは、一方的な土 地の売却問題が起き、7km 離れた崑山に土地を自ら購入して設備の移動を余儀なくされました。 移設費用は 1,000 万ユーロ(1,110 万ドル)に上りました。崑山プラントは、エアーフロー制御・ 熱制御・音響装置等の各種部品を製造し、フォルクスワーゲン、フォード、フィアット、マツダ等 の自動車会社と取引しています。 8: BASF、デザイン相談センターを上海に開設予定 BASF 社は 2016 年、上海にデザイン相談センターを開設します。同社にとって中国はアジア の機能材料ビジネスの 60%に上ります。同センターは、既にある同社の R&D センターに隣接し て建設する予定で、2014 年日本で開設したセンターに次ぎアジアで 2 番目となります。最近、 中国では自動車の排気ガス規制が強く求められ、自動車業界は軽量化に取り組んでおり、ボディ パネル用の炭素繊維(CF)強化プラスチックや、エンジン回りに使用する高耐熱性樹脂等を用い て、同センターから独創的アイデアで特徴あるデザインを発信すると期待されています。 9: Phillips-Medisize、中国にデザイン開発センターを開設 医療機器分野の射出成形樹脂加工メーカーPhillips-Medisize 社(米)は、中国の医薬包装シス テム市場の急拡大にサービスできる体制を整えるため、5 月下旬、蘇州にデザイン開発センター を開設しました。新センターは、装置デザイン、射出成形シミュレーション、開発途上製品、ア センブリ装置、現場プログラム管理等、顧客の設計・開発を支援します。同社の欧米にある 3 ヵ 所の同様のセンターとネットワークで連携して、200 人以上の技術者がサポートします。 10: ドイツ成形加工メーカーが医療用途で中国市場参入計画を発表 ドイツの射出成形樹脂加工会社 Gaudlitz 社は、5 月に広州で開催された Medical Plastics Conference にて、医療分野で中国市場参入計画を発表しました。同社の中国における事業比率は 現在、自動車 95%、医療 5%ですが、5 年以内に自動車・医療・他の産業用途の各事業がそれぞれ 33%になるように戦略を構築中です。中国の Wuxi 工場で 5 年以内に 3 事業の樹脂製品を生産で きる体制を計画中です。2 年以内に中国の医療器具専門メーカーと合弁企業を設立する予定で交 渉中です。市場開発は、初めにドイツ製の製品で 6 ヵ月間の試験販売を間もなく開始します。 11: 米国市場参入のために中国自動車メーカーの取るべき準備 広東省の広州汽車は、2017 年に米国で同社製自動車を販売する積極的構想を持っていますが、 それに対して否定的な見方があります。浙江省の吉利汽車、河北省の長城汽車がそれぞれ、同じ 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 4 http://www.akchem.com 2015.06 2004. ような米国進出計画を 2008 年に発表しましたが、7 年経った今でも実現していません。その理 由は、両社とも衝突テストでの安全性、および、故障のない安定品質を達成できていません。5 年前に販売を開始したばかりの広州汽車は、世界で最も厳しい米国基準を越える安全性や品質の 確立はもちろん、 その先に立ち塞がる米国内のディーラーネットワークの構築にも時間が必要で、 今は中国国内に目を向け足元を固める時期との意見もあります。 12: A.Schulman、PPS のアジア市場向け生産・販売で韓国企業と提携 A. Schulman 社(米)は、韓国のポリマー生産会社 Initz 社と 2014 年 10 月、戦略上の提携を しました。Initz 社は、韓国の SK Chemicals 社と日本の帝人との合弁会社で、A. Schulman 社 の PPS コンパウンド Ecotran®をアジア市場に集中して生産・販売します。Ecotran® は、新重合 技術で作られたハロゲンフリーの環境配慮型製品で、240℃の熱履歴に耐え、難燃性(UL94-V0、 SVA)ですので、厳しい耐熱性が要求される自動車・エレクトロニクス・産業用途に向いています。 【欧米・中東関係】 13: 欧州の第 1 四半期エンプラ価格情勢 Plastics News Europe 社(英)の集計によると、2015 年第 1 四半期の欧州のエンプラ価格は、 2014 年第 4 四半期と比べて、モノマーの原材料コストの低下と共に PC、PA、PBT が下落傾向 でした。POM 価格は比較的安定で、これは 2014 年後半から続き、次の第 2 四半期も安定の予想 です。 14: 英国 Victrex、PAEK 設備を増設 Victrex 社(英)は、イギリス Thornton-Cleveleys のコンビナート地区に 9,000 万ポンド(1 億 3,880 万ドル)を投資して 3 番目のポリアリールエーテルケトン(PAEK)製造プラントを稼 働させたと発表しました。生産能力は 70%増強し、7,000 トン/年以上になります。 15: フェノール、エポキシ樹脂代替可能なプリプレグ樹脂としての PAEK Evonik Industries 社(独)の PAEK 樹脂 Calidur® は、従来の PAEK では難しかったプリプ レグ熱処理を容易にしています。熱処理を 140~220℃、5~45 分の範囲の任意な条件で、同樹脂 のガラス転移温度(Tg)を 135~195℃に変えることができ、しかも 1 コンポーネントタイプで 8℃ における貯蔵安定性も優れています。PAEK の特徴である GF との接着性、表面形状の品質、揮 発成分フリーなど、フェノール樹脂、エポキシ樹脂より優れています。最も厳しい航空機内装材 の難燃・煙毒性(FST)の必要条件も満たしており、航空機、鉄道、自動車、船舶の内装材に適し 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 5 http://www.akchem.com 2015.06 2004. ています。 16: Solvay、自動車用オールプラスチックエンジンを開発中 Solvay グループは、高機能樹脂と最新加工技術を駆使してオールプラスチックの自動車エンジ ン開発プロジェクト Polimotor 2 に取り組み、究極の軽量化を目指しています。標準的な金属製 エンジンの重量を 40%軽量化する目標で、同グループの PAI、PPA、PEEK、PAEK、PPS 等、 7 種類の高機能樹脂を用いて水ポンプ、オイルポンプ、水インレット/アウトレット、スロットル ボディー、カムスプロケット等、最大 10 の金属コンポーネントを置き換える予定です。4 気筒ダ ブルオーバーヘッドカムエンジンの Polimotor 2 は Norma M-20 コンセプトカーに搭載されて、 2016 年米国コネチカット州 Lime Rock Park で開催されるレースに出場の予定です。 17: DSM と Ascend は PA66 コンパウンドで提携 DSM 社とAscend Performance Materials 社(米)は、PA66コンパウンドに関してグローバ ルな戦略的提携をしたと発表しました。提携内容は、Ascend製 PA66樹脂を DSMの Akuron® PA66 コンパウンドの材料に使用し、Ascendの Vydyne® PA66コンパウンドを DSMがグローバ ルに販売することで合意しました。この提携により、両社は製品ラインナップの深みや広がりを 相互補完できると語っています。 18: Radici、自動車部品用高耐熱 PA グレードを Plast2015 に出展 Radici グループ(伊)は、5 月にイタリア・ミラノで開催された見本市 Plast 2015 で自動車用 高耐熱 PA コンパウンドを出展しました。Radilon® は自動車エンジン回りに用いる部品用で 210℃まで耐熱性があり、新シリーズの Radilon® Xtreme はさらに 230℃まで可能です。樹脂は PA66 を用いています。金属代替用として開発した Radistrong® は、長繊維の GF を 35~60%含 有した PA6 および PA66 のグレードです。 19: CF 強化の 3D プリント用カラーフィラメント上市 Helian Polymers 社(蘭)は Eastman Chemical 社(米)と提携して、Helian の 3D プリント 用カラーフィラメント ColorFabb® に XT シリーズを 2014 年上市しました。フィラメント材料 に Eastman 製の AmphoraTM 3D コポリエステルを用いて、作業性、低臭化、強度、美観、安全 性を特色にしています。3 月に米国 Orlando で開催された見本市 NPE2015 では、CF を 20%含 む ColorFabb® XT - CF20 を発表しました。CF 含有フィラメントは、前述の特色に加えて印刷 時の溶融強度・粘度が高く、固化後の寸法精度・安定性に優れ、堅牢性もあります。ドローン・航空 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 6 http://www.akchem.com 2015.06 2004. 機・自動車等の部品加工・プロトタイプ製作に適しています。 20: PC 製 LED ヘッドライトレンズが第 2 回 SPE Plastics for Life のグランド賞受賞 米国の合成樹脂技術者協会(The Society of Plastics Engineers:SPE)は、第 2 回 SPE Plastics for Life の受賞製品を、フロリダ州 Orlando で開催された専門家会議 ANTEC 2015 の最終日(3 月 25 日)に発表しました。ライフに関する 4 つのカテゴリー部門賞をそれぞれ発表した後、"best of the best"のグランド賞は、Bayer Material Science 社(独)の PC 樹脂 Makrolon® をマルチ ショット成形で製造した LED ヘッドライトレンズが選ばれました。その部品は Ford のピックア ップトラック F-150 に使用され、1 台当たり 5 ドルのコスト削減に成功しました。 21: BASF、シミュレーションソフトでオールプラスチックショッピングカートを設計、実証 BASF 社は、繊維強化プラスチックの構造部材を「90~95%の正確さ」で性能予知できる同社 のシミュレーションソフト Ultrasim® を用いて、オールプラスチックのショッピングカートを 設計し、成形会社 Bemis 社(米)の協力を得て製造し、実証しました。カートの骨格部分は 33% GF 強化 PA6 樹脂 Ultramid® を使用し、 またバスケットは HDPE で作られています。 時速 10km の動体時でも 270kg の荷重に耐え、スチール製より 2 倍の寿命があります。 22: DuPont、PPA 生産能力を 10%アップ、自動車・家電製品分野の需要拡大に対応 DuPont Performance Polymers 社は、米国バージニア州にある PPA 生産設備の能力を 10%ア ップし、自動車および家電製品分野で拡大する世界的な需要に対応して増産します。同社の PPA 樹脂 Zytel® HTN は、耐熱性、耐薬品性に優れるため、自動車のボンネット下部および駆動部の 部品などに適します。 また、 エレクトロニクスや携帯端末の部品に求められる寸法安定性を有し、 鉛フリーはんだ付けにも耐えることができます。 23: Saint-Gobain はフィルター・フィルムデバイス専門会社 ZenPure を買収 Saint - Gobain 社(仏)は、フィルター・フィルムデバイス専門会社 ZenPure 社(米)を買収 しました。ZenPure は、PE、PP、PA、ポリエーテルサルフォン(PES) 、フッ素樹脂(PVDF、 PTFE) 、セルロース等の材料を使って、フィルター・フィルム装置のどんなものでも設計・製造し ます。Saint - Gobain は 2014 年の売上が 410 億ユーロ(約 463 億ドル)で、買収は子会社であ る Saint-Gobain Performance Plastics 社(米)の流動システム事業の範囲を拡大します。 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 7 http://www.akchem.com 2015.06 2004. *詳しい内容については、各情報源を参照ください。 <情報源> 1:Plastics Technology, 5 月号 p.52-55 2:Plastics News.com/China, 5 月 1 日 3:Plastics News.com/China, 5 月 18 日 4:Plastics News.com/China, 5 月 8 日 5:Plastics News.com/China, 5 月 18 日 6:Plastics News.com/China, 5 月 21 日 IHS Chemical Week, 5 月 18 日/5 月 25 日号 p.4 7:Plastics News.com/China, 5 月 5 日 8:Plastics News.com/China, 5 月 20 日 9:Plastics News.com/China, 5 月 29 日 10:Plastics News.com/China, 5 月 28 日 11:Plastics News.com/China, 5 月 4 日 12:Plastics Engineering, 5 月号 p.50-51 13:Plastics News Europe, 5 月号 p.34-35 14:IHS Chemical Week, 5 月 4 日/5 月 11 日号 p.5 15:Plastics News Europe, 5 月号 p.14-18 JEC Composites Magazine, 4 月号 p.65-66 16:Plastics News.com/China, 5 月 18 日 17:Plastics News.com/China, 5 月 20 日 IHS Chemical Week, 5 月 18 日/5 月 25 日号 p.4 18:Pastics News Europe, 5 月号 p.9 19:Plastics Technology, 5 月号 p.74 20:Plastics Engineering, 5 月号 p.12 21:Plastics Technology, 5 月号 p.12-19 Plastics Engineering, 5 月号 p.8 22:Plastics Technology, 5 月号 p.8 23:Plastics News.com/China, 5 月 11 日 本件についてのお問い合わせは、(株)旭リサーチセンターhttp://www.asahi-kasei.co.jp/arc/までお願い申し上げます。 8
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