2015年3月10日 東武鉄道株式会社 列車のドア操作の失念について 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、下記のとおり列車のドア操作を失念する事象が 発生しました。 ご利用のお客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます。 詳細につきまして下記のとおりお知らせいたします。 記 1 発生日時 2015年3月10日(火) 12時00分頃 2 発生場所 東上線 川越駅 (所在地:埼玉県川越市脇田町24-9) 3 当該列車 第3325列車 (池袋 11:18発 準急 4 発生状況 川越市行き 10両編成) 12時00分頃、当該列車の運転士は、列車を東上線 川越駅の所定停 止位置に停車させました。その際、進行方向前方(川越駅より下り方) の踏切道内で立ち止まっていた通行人を発見し、緊急停止信号を発信し ました。 一方、同信号の発信により状況確認に気をとられた当該列車の車掌は、 列車のドア操作を行ったと思い込み、同駅でのドア操作を行わないまま、 緊急停止信号が解除された後に運転士に出発合図を出し、同駅を1分延 で列車を発車させました。 現時点で、川越駅で降車予定であったお客様から申告(13件)があ りました。また、川越駅にて当該列車に乗車予定のお客様(2~3名) は3分後の後続列車([快速] 小川町行き)にご乗車いただきました。 なお、当該列車にご乗車のお客様に、お怪我をされた方はいませんで した。 5 原 因 車掌の思い込みによる列車のドア操作の失念によるものです。 6 策 本人に対して基本動作の徹底について再教育を行うとともに、全乗務 対 員に対して再発防止を図るべく、基準作業の徹底を指導いたします。 以 上
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