研修実施記録

研修実施記録
Ⅵ
<講義>
テーマ:「中小企業の税制等」について
日 時
10月24日(金)
講師名
橋本
俊太郎
11時40分~12時10分
氏
経済産業省
中小企業庁 財務課税制一 係長
《講義内容》
1.外形標準課税の仕組み
○法人事業税(都道府県税)の課税ベースの変更(案)
項
目
現
在
変 更 後
中小法人
(課税対象企業)
資本金1億円超の法人
(課税ベース)
所得割(税率7.2%)
(資本金1億円以下の法人)
(利益に応じた課税)
【赤字なら納税しない】
同上
資本割(税率0.2%)
同上
付加価値割(税率0.48%)
○赤字企業でも納税あり
付加価値額×0.48%
付加価値額=「収益配分額(報酬給与額等
+単年度損益)」
●中小企業は、大企業に比べ賃金が付加価値(外形標準課税の課税ベース)に納める割合が
高い
●赤字や利幅の薄い、多くの中小企業にとって増税になる
《受講成果》
○研修時間30分の短い時間であったが、「中小企業等の税制等案)」の動きについて、説明
あり、また外形標準課税の課税ベースの変更(案)について、貴重な話を聞くことができて
有意義であった ⇒「外形標準課税の中小企業への適用拡大には、反対意見が多かった」
○中小企業税制の資料(パンフレット)配布され、大変参考になった。