ロク通信No.145「第68回卒業式」

3月12日(木)午前10時より第68回卒業証書授与式を
挙行します。厳粛な中にも感動的な卒業式になればいいなと思
っています。
卒業生の保護者の皆様にはぜひご出席いただき、壇上で卒業
証書を授与される我が子の晴れの姿をご覧いただきたいと思
います。
卒業式の際、郷土大阪を愛する心を育てる観点から、大阪市
旗を掲揚し、大阪市歌を斉唱します。
「
大 ロ
阪
市 ク
立
大 通
池
河中
信
野学
校
」
正長
一
大阪市旗に描かれている澪標(みおつくし)は、昔、大阪湾
の浅瀬に建てられていた水路の標識です。川の河口に港が開か
れていると、土砂の堆積により浅くて船が航行できない場所が
No.145
平成 27(2015)年
3 月 6 日(金)
多くあったため、その場所を知らせるために建てられたようで
す。大阪の繁栄は、昔から出船入船に負うところが多く、長ら
く人に親しまれていたところから、明治 27 年(1894 年)4 月に
制定されました。
「高津の宮の昔より・・・」で始まる大阪市歌が制定された
のは大正 10 年(1921 年)3 月で、中之島の市庁建設を機に公
募されました。全国から応募があり、森鴎外や幸田露伴らが審
査にあたり、香川県の中学校長の堀沢周安先生の詞が入選。作
曲は東京音楽学校の中田章助教授でした。
「
第
六
十
八
回
卒
業
式
」
一番の歌詞は、
た か つ
みや
むかし
高津の宮の 昔 より
たみ
た
さかえ
かさ
よよの 栄 を重ねきて
けむり
民のかまどに立つ 煙
おおさかし
にぎわいまさる大阪市
おおさかし
にぎわいまさる大阪市
というもので、昔、仁徳天皇が難波の高津宮に都を定めました
が、ある日、天皇が都(難波京=今の大阪)の様子を見ると、
家々から炊事の煙が立ち昇っていない。重税が原因で民が食事
にも困っているのを悟った天皇が、税を免除する徳政を行った
ところ、また民の家々に煙が戻った、ということを表している
そうです。
校
長
室
だ
よ
り
大阪市旗