広報結城2015年3月号 -No.642

景観形成ガイドライン
河川軸(河川景観ゾーン)
■ 河川や緑道に接する敷地に設置する 際 の
工夫【河川景観への配慮】
河川や緑道に接する敷地に設置する工作物
の配置や形態意匠、色彩については、河川
や緑道からの見え方に配慮しましょう。
景観形成ガイドライン
6 城跡周辺地区地区計画ゾーン
2
■ 外壁および屋根の色彩
【落ち着きのある市街地景観の形成】
原則として、落ち着いた色彩として、できる
限り低彩度となるよう努めましょう。
■ 屋根の形態 【歴史 ・ 文化景観との調和】
屋根は勾配屋根とし、周辺の歴史的な景観と
調和するデザインに努めましょう。
河川景観を阻害しない
低彩度の色彩の採用
緑化などによる対岸からの
見え方への配慮
■ 垣・柵の高さ・形態など【歴史・文化景観との調和】
道路に面した部分は、生垣・板塀・竹垣・築
地塀など自然素材とし、コンクリート・ブロ
ック塀・ネットフェンスは設置できません。
7 工業地ゾーン
道路軸
幹線道路は、沿道空間の特性に応じた良好
な道路景観の形成を図りましょう。
■ 壁面の後退
【広がりのある沿道景観の形成】
道路境界線から一定限後退させましょう。
(約1m程度)
壁面の位置
広がりある沿道景観
生垣やデザイン性に配慮した透過性のあるフ
ェンスとしましょう。
景観区分ごとの景観形成
ガイドライン(抜粋)
景観区分ごとに、それぞれの景観形成ガイドラインを
示します。
景観形成ガイドラインの適用対象となるのは、建築物
の位置や色彩、工作物の高さや形態など、屋外広告物の
設置位置や色彩、緑の保全や創出、そのほか建築設備や
駐車場などです。
敷地内緑化
▲できる限り壁面の位置を後退させ、広がりあ
る沿道景観を確保するとともに、後退した空
間には積極的な緑化修景を図りましょう。
4 既成市街地ゾーン
■ 垣・柵【 田 園 集 落 ・ 自 然 景 観 と の 調 和 】
■ 都市の景観骨格軸
3 沿道市街地ゾーン
2
■ 外壁および屋根の色彩
【落ち着きのある市街地景観の形成】
原則として、原色や蛍光色、パステルカ
ラーを避け、できる限り低彩度となるよ
う努めましょう。
※以下に示すもののほか、対象となる各項目に対しガイ
ドラインを定めています。詳細については、都市計画
課まで問合せください。
1 駅前商業地ゾーン
■ 壁 面 の 位 置 【 3 階以上の壁面の後退】
原則として、県道結城停車場線沿道に面する建
築物の3階以上の壁面の位置は、道路境界線か
ら一定限後退させましょう。
3階部分の壁面の位置の後退
道路境界線
3 階
2 階
1 階
▲歩行者に対する圧迫感を 軽 減 し ま す 。
■ 色 彩【コーポレートカラー】
できる限り、彩度の高い色彩を大面積で用いる
ことは避けましょう。
活かして 魅せる
育てて つなぐ
結城の景観まちづくり
8 低地田園集落ゾーン
9 台地田園集落ゾーン
■ 外壁および屋根の色彩
【落ち着きのある田園集落景観の形成】
5 住宅・一般市街地ゾーン
■ 敷地内緑化【うるおいある景観形成】
敷地規模に余裕のある場合は、できる限
り敷地内の緑化に努めましょう。
原 則 と し て 、 原 色 や 蛍 光 色 、 パステルカラー
を 避 け 、 周 辺 の 自 然 環 境 や 田 園集落景観に調
和 さ せ る た め 、 で き る 限 り 低 明度・低彩度と
なるよう努めましょう。
2 中心歴史文化交流ゾーン
■ 歴史的景観に配慮したデザインの考え方 【壁面の位置䝿 高 さ䝿 形 態䝿 外壁の色彩など】
○できる限り高さを抑え 伝統的様式の採用などに
配慮しましょう。
○道路に面し2階建ての一
定の高さを連続させると、
圧迫感のない美しい屋並
みが形成されます。
○歴史的街並みに調和
しない高彩度の色彩
は避けましょう。
○原則として、県道結
城停車場線および主要
地方道宇都宮・結城
線沿道に面する建築
物の3階以上の壁面
の位置は、道路境界
線から一定限後退さ
せましょう。
○伝統的形態としての下屋
詳しくは、HPをご覧ください。
問 合先 市都市計画課 3 3−0422
彩度の高い建物は、個々が
主張しすぎ、全体でまとま
りがありません。
彩度を抑え色調を同調させ
ると、個々に違う色でも全
体で調和します。
▲種々の緑を配置しながら、住宅敷地内
を積極的に緑化した例
○伝統的な形態としての下
屋の軒線が連続し見世蔵
の連続する特徴的な景観
を確保しましょう。
○歴史・文化を感じ
させる暖 や格子
○原則として、外壁の
色彩は白、グレーな
どの無彩色としまし
ょう。
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