取引所 FX 取引に関する証拠金所要額計算等に係るコンティンジェンシー・プラン 平成26年3月24日制定 株式会社日本証券クリアリング機構 ○ 取引所 FX 取引に関する証拠金事務作業等1において、FX 清算・決済システムの障害等により、清算参加者等2が証拠金所 要額の算出を行えない場合等の取扱について、以下のとおり整備することとする。 項目 内容 ○ 原則として、当社が計算した額を適用する。 自己分 ○ ただし、当社に対する総建玉申告を行えない等、当社側でも計算できない場合は、前日の証 拠金所要額を適用する。 ①清算参加者が証拠金所要額を申 告できない場合 ○ 原則として、前日の証拠金所要額を適用する。 委託分 ○ ただし、顧客が証拠金所要額を正しく計算できるとき等清算参加者等が適当と認める場合に は、顧客が申告した額を当日の証拠金所要額として適用することができる。 ○ 原則として、当社が計算した額を適用する。 ②証拠金所要額の計算結果に誤り 自己分 参加者が当社に申告した証拠金所要額を適用する。 がある場合又は誤りがあるおそれ が強い場合 ○ ただし、当社に対する総建玉申告を行えない等、当社側でも計算できない場合は、当初清算 ○ 原則として、清算参加者等が顧客に通知した額を証拠金所要額として適用する。 委託分 ○ ただし、清算参加者等が適当と認める場合には、前日の証拠金所要額を適用することができ る。 ③清算参加者が為替差金を申告で 自己分 ○ 原則として、当社が計算した額を適用する。 1 建玉、証拠金所要額及び為替差金のいずれも、その計算は清算参加者等が実施。建玉の申告は清算参加者等、証拠金所要額及び為替差金の申告は清算参加者(非清算参加者は清算参加者 経由)が実施。 2 清算参加者等とは、清算参加者又は非清算参加者のことを指す。 1 項目 内容 きない場合、為替差金の計算結果に 誤りがある場合又は誤りがあるお ○ 原則として、当社が計算した額を自己分に区分して適用する。 委託分 ○ この場合、後日、清算参加者の申告に基づき、当社において区分データの訂正を実施する。 ④OSE-FX 清算・決済システムの全部又は ○ OSE-FX 清算・決済システムを利用できる清算参加者は、OSE-FX 清算・決済システムを利 一部に障害が発生していることにより、清算 用して行う。OSE-FX 清算・決済システムを利用できない清算参加者については FAX により 参加者が証拠金所要額又は為替差金を申告 申告する。 それが強い場合 できない場合 以上 (連絡先) 株式会社日本証券クリアリング機構 取引所取引清算グループ 電話(03)3665-1381 FAX(03)3666-0971 2
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