秘密情報の取扱いに関する覚書（案） 独立行 政法人 新エ ネ ルギー・産 業技術 総合 開発機構（ 以下「甲 」という。）と ＊＊＊ ＊＊＊（ 以下「 乙」と いう。）とは、平成＊ ＊ 年＊＊月 ＊＊日 付け で 締結した「＊＊ ＊ ＊＊＊＊ ＊＊ ＊＊＊ ＊ ＊＊＊＊ ＊」に 係る 契 約におい て甲が 保有 す る秘密情 報を乙に 提供する 場合の 取扱 い について 以下の とお り 覚書を締 結する 。 （定義） 第１条 一 「秘密 情報 」 とは、次 の各号 に定 め る情報を いう。 乙が 甲か ら本請 負 業務に係 り提 供され た 技術的情 報も しくは 事 業運営等 に係る 情報であ って、秘密 であ る旨の表 示がな され て いる資料 に記録 され た もの（書 類、 電子デー タを 格納し た 電子媒体 、電 子デー タ 等の有体 ･無体 物）、 又 は口頭で 提供 され、か つ提供 に際 し 秘密であ る旨明 示さ れ たもの。 二 乙が 甲か ら本請 負 業務に係 り提 供され た 生存する 個人 に関す る 情報であ って、 当該情報 に含 まれる 氏 名、生年 月日 、その 他 の記述等 によ り特定 の 個人を識 別す ることが でき るもの （ 他の情報 と照 合する こ とができ 、そ れによ り 特定の個 人を 識別する こと ができ る こととな るも のを含 む。）で資料 に記 録され た もの（書 類、 電子デー タを 格納し た 電子媒体 、電 子デー タ 等の有体 ･無体 物）、 又 は口頭で 提供 され、か つ提供 に際 し 個人情報 である 旨明 示 されたも の。 ２ 前項 の秘 密情報 に は、次の 各号の いず れ かに該当 する情 報は 含 まれない ものとす る。 一 甲か ら提 供を受 け る前に、 既に 保有し 、 又は第三 者か ら秘密 保 持の義務 を負う ことなく 入手し てい た もの。 二 甲か ら提供 を受 け る前に、 既に公 知さ れ 、又は公 用とな って い るもの。 三 甲か ら提供 を受 け た後に、 当事者 の責 に よらず公 知とな った も の。 四 甲か ら提 供を受 け た後に、 正当 な権限 を 有する第 三者 から、 秘 密保持の 義務を 負うこと なく入 手し た もの。 五 書面 により 、甲 か ら秘密情 報では ない 旨 、事前の 承諾を 得た も の。 （秘密情 報の取 扱い ） 第２条 乙は 、秘密 情 報につい ては、 善良 な る管理者 の注意 をも っ て取扱う 義務を負 うものと する。 （秘密情 報に係 る禁 止 行為） 第３条 乙は 、次の 各 号に掲げ る行為 をし て はならな い。た だし 、 事前に書 面による 甲の承認 を得 た場合 は 、この限 りで ない。 ま た、乙が 裁判 所又は 政 府機関の 命令に より秘密 情報 を開示 す る場合に は、 本条の 規 定は適用 しな い。た だ し、乙は 、かか る命令を 受けた 場合 に は、速や かに甲 に対 し その旨を 通知す るも の とする。 一 甲か ら提供 され た 秘密情報 を第三 者に 提 供し、又 はその 内容 を 知らせる こと。 二 甲か ら提 供され た 秘密情報 につ いて、 こ の契約の 目的 の範囲 を 超えて利 用し、 複製し、 又は改 変す る こと。 （秘密情 報の安 全確 保 ） 第４条 乙は 、甲か ら 提供され た秘密 情報 の 漏えい、 滅失又 はき 損 の防止、 その他の 秘密情報 の適切 な管 理 のために 必要な 措置 を 講じなけ ればな らな い 。 （従業員 の監督 ） 第５条 乙は 、その 従 業員（乙 の組織 内に あ って、直 接的で ある と 間接的で あるとを 問わず、乙の指 揮監 督 を受けて その業 務に 従 事する者 をいう 。）に 甲 から提供 された 秘密情報 を取 扱わせ る に当たっ ては 、当該 秘 密情報の 安全 管理を 図 るために 、当該 従業員に 対する 必要 か つ適切な 監督を 行わ な ければな らない 。 （委任等 に係る 措置 ） 第６条 乙は、甲の承 認を受け て請負 業務 の 一部を第 三者（ 以下「 下 請人等」という 。） に委任し 又は 請負わ せ るときは 、甲 から提 供 された秘 密情 報の安 全 管理を図 るため に、下請 人等に 対し、本 覚書に定 める乙 の義 務 と同等の 義務を 履行 さ せるもの とし、 その他必 要かつ 適切 な 監督を行 わなけ れば な らない。 （報告等 ） 第７条 乙は 、本覚 書 の締結後 遅滞な く、 甲 に対し、 第４条 に規 定 する安全 確保の措 置及び第 ５条に 規定 す る監督の 具体的 内容 を 書面によ り報告 しな け ればなら ない。 ２ 甲は 、前各 条に定 め る乙の義 務の履 行状 況 を確認す るため に必 要 な限度に おいて、 随時、乙 に対 し、口 頭 もしくは 書面 による 報 告、資料 の提 出又は 視 察の受け 入れを 求めるこ とが できる 。 この場合 にお いて、 乙 は、事業 の運 営に著 し い支障が あると きその他 正当 な理由 が ある場合 を除 き、遅 滞 なく、甲 の求 めに応 じ なければ ならな い。 （改善の 指示） 第８条 甲は 、前条 各 項による 報告、 資料 の 提出又は 視察の 結果 、 甲から提 供された 秘密情報 の保 護管理 が 十分に図 られ ていな い と認めた とき は、乙 に 対し、改 善を指 示するこ とがで きる 。 ２ 乙は 、前 項の指 示 を受けた ときは 、遅 滞 なく、こ れに従 って 必 要な改善 を行わな ければな らない 。 （事故発 生時の 責任 ） 第９条 乙は、乙又は 下 請人等に おいて 、甲か ら 提供され た秘密 情報 に ついて漏 えい、 滅失、き 損、 その他 の 事故が発 生し たとき は 、甲に速 やか に報告 し 、その指 示に従 わなけれ ばなら ない 。 ２ 前項 の事 故によ り 甲に損害 が生じ たと き は、乙は 、その 損害 を 賠償しな ければな らない。 ただ し、当 該 事故が乙 又は 下請人 等 の責めに 帰す ること の できない 事由に より発生 したも ので あ るときは この限 りで な い。 （請負業 務終了 後の 措 置） 第１０条 乙は 、甲か ら提供さ れた秘 密情 報（複製・複写・要約を 含 む記録媒 体一切 ） を、請負 業務 完了後 、 契約解除 又は 解約後 速 やかに甲 に返 還する も のとする 。ただ し、甲が 別に指 示し た ときは、 その指 示に よ るものと する。 （存続条 項） 第１１条 第 ２条及 び 第３条の 規定に つい て は、請負 業務を 完了 し 、又は契 約を解除 した後で あっ ても、 そ の対象事 由が 消滅す る まで、な おそ の効力 を 有するも のとす る。 本覚書締 結の証 とし て 本書を２ 通作成 し、 甲 乙記名押 印のう え各 １ 通を保有 する。 平成＊＊ 年＊＊ 月＊ ＊ 日 甲 神奈川 県川 崎 市幸区大 宮町１ ３１ ０ 番 独立 行政 法 人新エネ ルギー ・産 業 技術総合 開発機構 理 乙 事 長 古 川 一 夫 ＊＊＊ ＊＊ ＊ ＊＊＊＊ 丁目＊ ＊番 ＊ ＊号 ＊＊ ＊＊ ＊ ＊＊＊ ＊ ＊＊ ＊ ＊＊ ＊ ＊ ＊ ＊
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