委 託 業 務 一 般 仕 様 書

委 託 業 務 一 般 仕 様 書
1.適 用 範 囲
こ の 仕 様 書 は 本 公 社 の 施 設 の 点 検 、 調 査 、 整 備 及 び 調 整 等 ( 以 下 「 業 務 」 と い う 。)
を行い、事故の未然防止並びに適切な施設管理を目的とする点検委託の施行に関する一
般的事項を示すものである。
2.一般的指示事項
請 負 者 は 業 務 に あ た り 、関 係 法 規 及 び 関 係 官 公 署 の 通 達 、指 示 事 項 等 を 厳 守 す る こ と 。
点検に関する諸手続は、監督員と緊密な連絡をとり、請負者の負担でこれを行うこと。
3.関連工事等との協調
請負者は実施にあたって本公社施設の全体を理解熟知し、又、関連業者との連絡を密
にし相互に協力して、業務等の進捗に支障のないようにしなければならない。
4.保安及び衛生
請負者は、保安及び衛生について関係法規を守り、公衆に迷惑をかけてはならない。
関係法規において規定されていない事項についても、監督員の要求があれば、必要な施
設を請負者の負担において設けなければならない。
特に、次の各項については、監督員と連絡をとり、必要な手続きを行い、請負者の負
担において適切な処置を講じて本公社の承諾を得なければならない。
イ.立入禁止区域の設定
ロ.道路の通行制限又は禁止
ハ.危険物の取り扱い
ニ.河川及び用排水の汚濁堰き止め又は放流
ホ.電気、水道、ガスその他重要な地下埋設公共施設の移動あるいは加工
ヘ.委託によって第三者に損害を与えた場合
ト.災害防止等のため特に必要があると認めた臨機の処置
5.劇毒物等による汚染防止
点検中、本公社施設内に劇毒物類、油類、汚水のないように十分注意しなければなら
ない。
6.検 査
中間検査及び点検完了後に行う検査は、本公社の指示する日に請負者は立会し協力し
なければならない。
7.就 業 時 間
就業時間は、本公社の勤務時間を原則とするが、点検の都合等によりやむを得ない場
合は本公社の承諾を得て変更することができる。また本公社が必要と認めて夜間作業を
命じる場合、請負者はこれに協力しなければならない。
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8.従 業 員
業務に従事する者は、全員本仕様書を承知し、細心の注意をもって作業しなければな
らない。
9.提 出 書 類
請負者は契約書に定めるものを除くほか、次の書類を提出しなければならない。
イ.業務着手届
ロ . 工 程 表 ( 本 公 社 の 承 認 を 得 る も の と す る 。)
ハ.現場に常駐し、監督員の指示に従い、点検現場の取り締まり及び点検に関する
一切の事項を処理しなければならない現場代理人(略歴書添付)
ニ .現 場 に お け る 点 検 の 施 行 の 技 術 上 の 管 理 を つ か さ ど る 主 任 技 術 者( 略 歴 書 添 付 )。
現場代理人と兼務できる。
ホ.業務日報
ヘ.その他監督員が指示する書類
10. 記 録 写 真
請負者は、本公社の指示によって、記録写真を請負者の負担において撮影しなければ
ならない。
11. 工 期 及 び 設 計 の 変 更
請負者の責めと考えられない事由により工期内に点検を完了することができない場
合、又は設計変更を必要とする事由が生じた場合は、その都度書面を本公社に提出して
指示を受けなければならない。
12. 一 般 的 損 害
施設の点検中、取り扱い不備により生じた事故及び故障については請負者の負担とす
る。
13. 第 三 者 に 及 ぼ し た 損 害
施設の点検について第三者に損害を及ぼしたときは、請負者がその損害を補償しなけ
ればならない。ただし、その損害の内、本公社の責に帰すべき理由により生じたものに
ついては本公社がこれを負担する。
14. 保 証 期 間
施設の点検後にその作動、精度等が許容を越えた場合は、請負者は速やかに再点検し
なければならない。又、保証期間は、点検終了後から3ヶ月間とする。
15. 一 般 仕 様 書 に 記 載 の な い 事 項
この仕様書に記載のない事項及び疑義の生じた事項については、本公社と請負者の
協議により決定する。
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