校長式辞 概要 卒業生のみなさん、卒業おめでとう。 人生の大きな節目で

校長式辞 概要
卒業生のみなさん、卒業おめでとう。
人生の大きな節目であるこの機会に、卒業生の皆さんに、はなむけとして、次の言
葉を紹介したいと思います。
それは、
「守・破・離」です。
剣道・柔道・茶道・花道など、○〇道(まるまるどう)と言われるもので、古来よ
り大切にされてきた言葉です。意味を説明します。
この「守・破・離」は、道を究めるための3段階を示しています。
まず、
「守」は、できるだけ多くの人の話を聞き、決められた型や指導者の教えを守
って、それを繰り返して、基本を身につける段階。
次に、
「破」は、
「守」で身につけた基本をベースにしながら、
「自分なりの工夫」を
して、徐々に基本を破り、発展していく段階。
そして、
「離」は、型や教えから離れて、独創的でオリジナルな個性を発揮する段階
のことをさします。
つまり、新しいこと、独創的なことを手にするためには、「基本」・
「応用」
・「発展」
「創造」ときちんと段階を踏まえることが大切。人は、功を焦り、結果をすぐに求め
がちだが、そうした姿勢では、けっして新たなこと、創造的なこと、本物を手にする
ことはできない。そのことを肝に銘じて、日々の鍛錬、基本を大切にしようというこ
とを示しています。
あなたたちは、この3年間でいろいろな経験をしました。その中で、それほど苦労
しなくても手に入れられるものより、苦労して手に入れるものほど、喜びが大きいこ
とを知りました。また、部活動や学習の中で、単調でつまらないと思える、いわゆる
「基本」を繰り返し行うことが力となることに気づきました。そして、「目標をもち、
その達成にむけてがんばろう」という気概さえあれば、少々の苦労も我慢できること
を学びました。
そうした経験や姿勢は、まさに「守・破・離」の精神に通じるものです。そのこと
を、これからのどの人生のステージにおいても大切にしてほしいと思い、この言葉を
はなむけとすることにしました。
「基本・応用・発展・創造」
、
「守・破・離」の姿勢を
けっして忘れることなく、それぞれの道でがんばっていってください。
私たち半田中学校の教職員は、皆さんがさらに大きく成長し、活躍することを、楽
しみにするとともに、心より祈っています。
いつまでも元気で!がんばれ!!
平成27年3月5日
半田市立半田中学校長 権田 昭