千葉市政担当記者平成２１年８月１７日千葉市健康危機管理対策本部（健康医療課）電話 (２４５)５２０６（健康企画課）電話 (２４５)５２０３様新型インフルエンザ患者の集団発生と重症化について市内において、新型インフルエンザ患者の集団発生と重症化患者の発生がありましたので、その状況についてお知らせします。１新型インフルエンザ患者の集団発生状況集団事例所在地種別患者数確定患者確認日備考 (内確定患者数) ３緑区障害者施設１１名（２名）８月１５日うち１名が重症化し入院中 ※ 確定患者はＰＣＲ（遺伝子）検査により確定、その他は疑似症患者で臨床診断に基づくものである。２患者の重症化について（１）患者に関する情報４０歳・男性、１種１級の身体障害者（慢性硬膜下血腫による両下肢機能全廃）（２）経過・８月１４日（金）午前中に施設内（入所中）で４０．２℃の発熱、簡易検査でＡ型陽性、タミフルを服用し、経過観察。・１５日（土）朝に意識障害、血圧低下、呼吸障害のため市内医療機関に入院、肺炎の合併もあり、人工呼吸管理を行い、ＩＣＵに入室。ＰＣＲ検査を実施し、新型インフルエンザ（Ａ／Ｈ１Ｎ１）と確定。・１７日（月）午後２時現在、集中治療の結果、解熱し回復傾向にあるものの人工呼吸管理は継続している。 ※ 今回の報道発表は７月２４日付厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局通知「新型インフルエンザ（Ａ／Ｈ１Ｎ１）に係る今後のサーベイランス体制について」に基づくもので、社会福祉施設等において、入所者、利用者又は職員等で、インフルエンザ様症状を有する患者の１０人以上の集団発生を把握した場合及び入院患者が人工呼吸器を使用した場合等は、公表を行うものとされています